【比較表あり】リンデロンVsは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|軟膏・クリーム・ローション・プレミアムの違いも
リンデロンVs(製造販売元:シオノギヘルスケア)には、軟膏・クリーム・ローションと、成分を加えたプレミアムの軟膏・クリームがあり、製品ごとに剤形や成分が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している5種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書およびメーカー公式情報をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年10月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも指定第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 剤形(軟膏・クリーム・ローション)で選ぶ
5製品の効能・効果は、いずれも「湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん」の8項目です(記載の順番は製品により異なります)。用法・用量も5製品とも「1日1回〜数回 適量を患部に塗布」で同じです。
違いの一つは剤形と添加物です。添付文書の剤形は、ローションが「液剤」、ほかの4製品が「塗布剤」です。商品名により、軟膏・クリーム・ローションの3つのタイプに分かれます。
なお、添付文書では、5製品とも「湿潤やただれのひどい人」は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう記載されています。
患部の状態による軟膏・クリーム・ローションの使い分けについて、メーカーの公式サイトでの案内をQ&Aで紹介しています。
軟膏がおすすめの場合
添付文書によると、リンデロンVs軟膏の添加物は流動パラフィンと白色ワセリンの2成分です。プレミアム軟膏の添加物は、流動パラフィン、トリイソオクタン酸グリセリン、ソルビタンセスキオレイン酸エステル、白色ワセリンです。
軟膏タイプの塗り薬を使いたい場合には、軟膏のリンデロンVsを選択するとよいでしょう。
軟膏のリンデロンVs
クリームがおすすめの場合
クリームの2製品は、添加物に白色ワセリンや流動パラフィンのほか、セタノール(Vsクリーム)、セトステアリルアルコール(プレミアムクリーム)などを含みます。
クリームタイプの塗り薬を使いたい場合には、クリームのリンデロンVsを選択するとよいでしょう。
クリームのリンデロンVs
・リンデロンVsクリーム
・リンデロンVsプレミアムクリーム
ローションがおすすめの場合
リンデロンVsローションは、添付文書の剤形が「液剤」で、「よく振って使用してください。」と記載されています。本記事で比較している5製品の中で、剤形が液剤なのはこの製品です。
軟膏やクリームではなく、液状の塗り薬を使いたい場合には、リンデロンVsローションを選択するとよいでしょう。
ローションのリンデロンVs
選び方② 有効成分の構成で選ぶ
5製品とも、有効成分としてベタメタゾン吉草酸エステルを1g中1.2mg配合しています。シオノギヘルスケアの公式サイトでは、リンデロンVsシリーズを「ステロイド外用剤」と説明しています。
プレミアムの2製品は、ベタメタゾン吉草酸エステルに加えて、アラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールも配合しています。
有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけの製品を選びたい場合
リンデロンVs軟膏、Vsクリーム、Vsローションの3製品は、有効成分がベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg(1g中)だけです。3製品の違いは剤形と添加物です。
有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけの塗り薬を選びたい場合には、この3製品から、選び方①を参考に剤形を選ぶとよいでしょう。
有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけのリンデロンVs
・リンデロンVs軟膏
・リンデロンVsクリーム
・リンデロンVsローション
アラントインなども配合された製品を選びたい場合
リンデロンVsプレミアム軟膏とプレミアムクリームは、ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mgに加えて、アラントイン2mg、トコフェロール酢酸エステル10mg、イソプロピルメチルフェノール1mgを配合しています(いずれも1g中)。
アラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールも配合された塗り薬を選びたい場合には、プレミアムの2製品から選択するとよいでしょう。
アラントインなども配合されたリンデロンVs
・リンデロンVsプレミアム軟膏
・リンデロンVsプレミアムクリーム
<リンデロンVsシリーズ比較表>
| Vs軟膏 | Vsクリーム | Vsローション | Vsプレミアム軟膏 | Vsプレミアムクリーム | |
|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 |
| 剤形(添付文書) | 塗布剤(軟膏) | 塗布剤(クリーム) | 液剤(ローション) | 塗布剤(軟膏) | 塗布剤(クリーム) |
| 有効成分(1g中) | ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg | ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg | ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg | ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg、アラントイン2mg、トコフェロール酢酸エステル10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg | ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg、アラントイン2mg、トコフェロール酢酸エステル10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg |
| 添加物 | 流動パラフィン、白色ワセリン | 白色ワセリン、流動パラフィン、セタノール、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル、リン酸二水素ナトリウム、リン酸、水酸化ナトリウム | 流動パラフィン、セタノール、オレイルアルコール、グリセリン、イソプロパノール、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、モノステアリン酸グリセリン、水酸化ナトリウム、クエン酸水和物、パラオキシ安息香酸メチル | 流動パラフィン、トリイソオクタン酸グリセリン、ソルビタンセスキオレイン酸エステル、白色ワセリン | 流動パラフィン、セトステアリルアルコール、トリイソオクタン酸グリセリン、白色ワセリン、ミリスチン酸イソプロピル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ジメチルポリシロキサン、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物 |
| 効能・効果 | 湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん | 湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん | 湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん | 湿疹、皮膚炎、虫さされ、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、じんましん | 湿疹、皮膚炎、虫さされ、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、じんましん |
| 用法・用量 | 1日1回〜数回 適量を患部に塗布 | 1日1回〜数回 適量を患部に塗布 | 1日1回〜数回 適量を患部に塗布(よく振って使用) | 1日1回〜数回 適量を患部に塗布 | 1日1回〜数回 適量を患部に塗布 |
| 使用しない部位 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部/目、目の周囲 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部/目、目の周囲 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部/目、目の周囲 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部/目、目の周囲 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部/目、目の周囲 |
| 顔面への使用 | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない |
| 長期連用 | しない | しない | しない | しない | しない |
| 化粧下・ひげそり後 | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない |
| 妊婦または妊娠していると思われる人 | 使用前に相談 | 使用前に相談 | 使用前に相談 | 使用前に相談 | 使用前に相談 |
| 授乳中の人 | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 |
| 内容量 | 5g/10g | 5g/10g | 10g | 8g | 8g |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」に該当項目の記載がないことを示すもので、使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※剤形の括弧内(軟膏・クリーム・ローション)は商品名による表記です。内容量はメーカーの製品情報によります。それ以外は各製品の添付文書によります。
リンデロンVsシリーズの特徴
比較表で紹介した5商品について、詳しく解説します。
※5製品とも、添付文書の「してはいけないこと」に、水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部、目、目の周囲には使用しないこと、顔面には広範囲に使用しないこと、長期連用しないことが記載されています。
1.リンデロンVs軟膏

『リンデロンVs軟膏』はすぐれた抗炎症作用をもつ「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した皮膚疾患治療薬で、OTC医薬品では最も強いストロングに分類されるステロイド外用剤です。
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった、日常の皮膚トラブルや様々な皮膚炎などの症状に効果を発揮します。
「軟膏」は油性のため、水などで流れにくく、刺激性が少なく、保湿力が高いです。
【特徴】
●指定第2類医薬品の軟膏
●ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mgを配合(1g中)
●添加物は流動パラフィン、白色ワセリン
●内容量は5gと10g(メーカーの製品情報)
【こんな時におすすめ】
●軟膏タイプの塗り薬を使いたい
●有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけの製品を選びたい
2.リンデロンVsクリーム

『リンデロンVsクリーム』はすぐれた抗炎症作用をもつ「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した皮膚疾患治療薬で、OTC医薬品では最も強いストロングに分類されるステロイド外用剤です。
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった、日常の皮膚トラブルや様々な皮膚炎などの症状に効果を発揮します。
「クリーム」はベタつきが少なく、伸びが良く、水で洗い流しやすいです。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム
●ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mgを配合(1g中)
●効能・効果は「湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん」(Vs軟膏と同じ)
●内容量は5gと10g(メーカーの製品情報)
【こんな時におすすめ】
●クリームタイプの塗り薬を使いたい
●有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけの製品を選びたい
3.リンデロンVsローション

『リンデロンVsローション』はすぐれた抗炎症作用をもつ「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した皮膚疾患治療薬で、OTC医薬品では最も強いストロングに分類されるステロイド外用剤です。
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった、日常の皮膚トラブルや皮膚炎などの症状に効果を発揮します。
乳液タイプで伸びが良く、さらっとした使用感です。臭いが少ないのも特徴です。
【特徴】
●指定第2類医薬品のローション(添付文書の剤形は「液剤」)
●ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mgを配合(1g中)
●添付文書に「よく振って使用してください。」と記載されています
●内容量は10g(メーカーの製品情報)
【こんな時におすすめ】
●軟膏やクリームではなく、液状の塗り薬を使いたい
●有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけの製品を選びたい
4.リンデロンVsプレミアム軟膏

リンデロンVsプレミアム軟膏は、ステロイド成分に、皮膚修復成分と殺菌成分を配合しました。
【特徴】
●指定第2類医薬品の軟膏
●ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mgに加えて、アラントイン2mg、トコフェロール酢酸エステル10mg、イソプロピルメチルフェノール1mgを配合(1g中)
●効能・効果は「湿疹、皮膚炎、虫さされ、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、じんましん」(Vs軟膏と同じ8項目)
●内容量は8g(メーカーの製品情報)
【こんな時におすすめ】
●軟膏タイプの塗り薬を使いたい
●ベタメタゾン吉草酸エステルに加えて、アラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールも配合された製品を選びたい
5.リンデロンVsプレミアムクリーム

リンデロンVsプレミアムクリームは、ステロイド成分に、皮膚修復成分と殺菌成分を配合しました。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム
●ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mgに加えて、アラントイン2mg、トコフェロール酢酸エステル10mg、イソプロピルメチルフェノール1mgを配合(1g中。プレミアム軟膏と同じ)
●効能・効果は「湿疹、皮膚炎、虫さされ、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、じんましん」
●内容量は8g(メーカーの製品情報)
【こんな時におすすめ】
●クリームタイプの塗り薬を使いたい
●ベタメタゾン吉草酸エステルに加えて、アラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールも配合された製品を選びたい
商品による成分の違い
5製品とも、ベタメタゾン吉草酸エステルを1g中1.2mg配合しています。Vs軟膏、Vsクリーム、Vsローションの3製品は有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけで、剤形と添加物が異なります。
プレミアム軟膏とプレミアムクリームは、有効成分の種類と分量が同じで、ベタメタゾン吉草酸エステルにアラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールを加えた4成分です。2製品の違いは剤形と添加物です。
リンデロンVs内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.液状の塗り薬を使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、リンデロンVsローションがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している5製品の中で、添付文書の剤形が「液剤」なのはリンデロンVsローションです(ほかの4製品は「塗布剤」)。使用前によく振って使います。添付文書では、湿潤やただれのひどい人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう記載されています。

『リンデロンVsローション』はすぐれた抗炎症作用をもつ「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した皮膚疾患治療薬で、OTC医薬品では最も強いストロングに分類されるステロイド外用剤です。
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった、日常の皮膚トラブルや皮膚炎などの症状に効果を発揮します。
乳液タイプで伸びが良く、さらっとした使用感です。臭いが少ないのも特徴です。
2.アラントインなども配合された軟膏を使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、リンデロンVsプレミアム軟膏がおすすめ候補のひとつです。
ベタメタゾン吉草酸エステルに加えて、アラントイン、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールを配合した製品は、プレミアム軟膏とプレミアムクリームの2製品です。剤形が軟膏なのはプレミアム軟膏です。

リンデロンVsプレミアム軟膏は、ステロイド成分に、皮膚修復成分と殺菌成分を配合しました。
リンデロンVsの選び方Q&A
一番効き目のよいリンデロンVsは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。5製品の効能・効果はいずれも同じ8項目です。まずは選び方①を参考に、軟膏・クリーム・ローションから剤形を選びましょう。
なお、配合されている成分は製品によって異なります。各製品の成分は比較表で確認できます。
リンデロンVGやリンデロンVとリンデロンVsの違いは?
リンデロンVG・リンデロンVは、医療機関で処方される医療用医薬品です。本記事で比較しているリンデロンVsシリーズは、ドラッグストアや薬局で購入できる一般用医薬品(指定第2類医薬品)です。
リンデロンVsシリーズの有効成分は、5製品ともベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg(1g中)で、プレミアムの2製品はアラントイン2mg、トコフェロール酢酸エステル10mg、イソプロピルメチルフェノール1mgも配合しています。
本記事はリンデロンVsシリーズの添付文書をもとにしており、医療用医薬品との効き目の比較はしていません。医療機関で処方された薬については、処方した医師または薬剤師に確認してください。
リンデロンVsの軟膏とクリーム、ローションの違いは?
シオノギヘルスケアの公式サイト(よくある質問「軟膏、クリーム、ローションはどう使い分ければよいですか?」)では、「それぞれの長所・短所を参考に、患部に適したものをお選びください。」としたうえで、使用に適した患部が次のように案内されています。
・軟膏:「どんな状態の患部にも使える。」
・クリーム:「主に乾燥している患部に使用。」「ジュクジュクした患部、傷がある部分には適さない。」
・ローション:「軟膏やクリームが塗りにくい、頭皮など有毛部に適している。」「ジュクジュクした患部、傷がある部分には適さない。」
添付文書で比べると、Vs軟膏、Vsクリーム、Vsローションの3製品は、有効成分(ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg/1g中)、効能・効果、用法・用量が同じで、違いは剤形と添加物です。
・軟膏:添加物は流動パラフィン、白色ワセリン
・クリーム:添加物は白色ワセリン、流動パラフィン、セタノールなど9成分
・ローション:添付文書の剤形は「液剤」で、よく振って使用する
なお、添付文書では、5製品とも「湿潤やただれのひどい人」は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう記載されています。患部の状態からどれを使うか迷うときは、薬剤師または登録販売者に相談してください。
リンデロンVsは子どもにも使える?何歳から?
5製品とも、用法・用量に年齢による区分はありません。添付文書には「小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。」と記載されています。また、「おむつのあたる部分に使うときは、ぴったりとしたおむつやビニール製等の密封性のあるパンツは使用しないでください。」とも記載されています。
赤ちゃんや小さな子どもに使う場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
妊娠中や授乳中に使える?
5製品とも、添付文書の「相談すること」に「妊婦または妊娠していると思われる人」は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう記載されています。授乳中の人についての記載はありませんが、これは使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は5製品とも「1日1回〜数回 適量を患部に塗布」で(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何日分になるかは塗る回数や使う範囲によって変わるので、1回に使う量や使う範囲をもとに費用を比べてみてください。なお、添付文書には「長期連用しないでください」「5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し」相談するよう記載されています。

『リンデロンVs軟膏』はすぐれた抗炎症作用をもつ「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した皮膚疾患治療薬で、OTC医薬品では最も強いストロングに分類されるステロイド外用剤です。
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった、日常の皮膚トラブルや様々な皮膚炎などの症状に効果を発揮します。
「軟膏」は油性のため、水などで流れにくく、刺激性が少なく、保湿力が高いです。
リンデロンVsシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、リンデロンVs軟膏、リンデロンVsクリーム、リンデロンVsローション、リンデロンVsプレミアム軟膏、リンデロンVsプレミアムクリームの5種類(いずれも指定第2類医薬品)が掲載されています(2026年10月時点)。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 5〜6日間使用しても症状がよくならない(使用を中止して相談)
- 使用後に、皮膚の発疹・発赤、かゆみがあらわれた(直ちに使用を中止して相談)
- 使用後に、患部にみずむし・たむしなどの白せん、にきび、化膿症状、持続的な刺激感、白くなるといった症状があらわれた(直ちに使用を中止して相談)
- 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなど、または化膿している患部(使用しない)
- 患部が広範囲、または湿潤やただれがひどい(使用前に相談)
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状をおこしたことがある(使用前に相談)
- 目に入り、水またはぬるま湯で洗っても症状が重い(眼科医の診療を受ける)
また、添付文書には「大量または長期にわたって使用すると、副作用として皮膚が薄くなったり、皮膚の血管が拡張したりすることがあります。顔面の皮膚は薄いので、特に注意してください。」「症状が改善した後は漫然と連用しないでください。」と記載されています。
他のシリーズと比べたい方へ
湿疹・かぶれ・あせもなどの皮膚症状の薬の選び方全体は湿疹、かぶれ、あせもなどの皮膚症状におすすめの市販薬、虫さされの薬の選び方は虫さされにおすすめの市販薬で解説しています。
- ドルマイシン・テラマイシン・ドルマイコーチ・テラコートリルの違いは?成分と効能効果を比較
- ユースキンは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|あせもクリームとパウダークリームの違いも
- メンソレータムADは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|ボタニカル、乳液とクリームの違いも
- メンタームは結局どれがいい?全7種類の違いを成分で比較|メンソレータムやQ軟膏Nとの違いも
- ベトネベートクリームSとN軟膏ASの違いは?2種類の成分と効能・効果を比較
- オイラックスは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|ステロイドの有無も
- レスタミンコーワは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|レスタミンUと糖衣錠の違いも
- フェミニーナは結局どれがいい?3種類の違いを成分で比較|軟膏SとUPの違いも
- ヒルマイルドは結局どれがいい?クリームとローション全2種類の違いを成分・剤形で比較
- マキロンは結局どれがいい?4種類の違いを効能・効果と成分で比較|マキロンとマキロンs、パッチエースの違いも
まとめ
リンデロンVsシリーズの5製品は、効能・効果と用法・用量が同じで、剤形と有効成分の構成が異なります。軟膏はVs軟膏とプレミアム軟膏、クリームはVsクリームとプレミアムクリーム、液剤はVsローションです。有効成分がベタメタゾン吉草酸エステルだけなのはVs軟膏・Vsクリーム・Vsローション、アラントインなども配合しているのはプレミアムの2製品です。
5製品とも、水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなどまたは化膿している患部や、目、目の周囲には使用せず、顔面に広範囲に使用しないでください。長期連用はせず、5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「リンデロンVs」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したリンデロンVs以外にも、たくさんの皮膚の塗り薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
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