【比較表あり】ピロエースは結局どれがいい?全6種類の違いを成分で比較|WとZ、軟膏・クリーム・液の違いも
ピロエース(第一三共ヘルスケア)には、ピロエースWとピロエースZの2つのラインがあり、それぞれに液・クリーム・軟膏があります。製品ごとに有効成分や1日の使用回数、使用上の注意が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している6種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年10月時点の情報です。
※ピロエースWの3製品は第2類医薬品、ピロエースZの3製品は指定第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① ピロエースWとZで選ぶ
6製品の効能・効果は、いずれも「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」です(W液の添付文書では「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」と表記)。
WとZでは、配合されている有効成分と、1日に塗る回数が異なります。
1日1回塗る製品を選びたい場合
ピロエースZの3製品は、ラノコナゾールを配合しています(100gまたは100mL中1.0g)。用法・用量は「1日1回,適量を患部に塗布して下さい。」です。
1日1回の使用にしたい場合には、ピロエースZを選択するとよいでしょう。顔面に使う場合や、妊婦または妊娠していると思われる場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう添付文書に記載されています。
1日1回塗るピロエース(ピロエースZ)
・ピロエースZ液
・ピロエースZクリーム
・ピロエースZ軟膏
ピロールニトリンとクロトリマゾールを配合した製品を選びたい場合
ピロエースWの3製品は、ピロールニトリン0.2g(力価)とクロトリマゾール0.4gを配合しています(100gまたは100mL中)。用法・用量は「1日2〜3回,適量を患部に塗布して下さい。」です。
ピロールニトリンとクロトリマゾールを配合した製品を選びたい場合には、ピロエースWを選択するとよいでしょう。ピロエースWの添付文書の「してはいけないこと」では、使用しない部位に顔面が含まれています。
ピロールニトリン・クロトリマゾール配合のピロエース(ピロエースW)
・ピロエースW液
・ピロエースWクリーム
・ピロエースW軟膏
選び方② 液・クリーム・軟膏で選ぶ
WとZのどちらにも、液・クリーム・軟膏があります。添付文書の剤形は、液が「液剤」、クリームと軟膏が「塗布剤」です。同じラインでも、剤形によって配合成分や使用上の注意が一部異なります。
ピロエースZの3製品は、添付文書の「製品の特徴」欄で、剤形ごとに次のように案内されています。
・Z液:「カサカサタイプの症状に塗りやすく」と記載
・Zクリーム:「さまざまな症状に塗りやすい伸びのよいクリーム剤です。」と記載
・Z軟膏:「ワセリン基剤の軟膏剤ですので,ジュクジュクタイプの症状にも適しています。」と記載
ピロエースWの3製品の「製品の特徴」欄には、患部の状態に応じた剤形の案内はありません。
また、6製品とも添付文書の「してはいけないこと」に、「湿潤,ただれ,亀裂や外傷のひどい患部」には使用しないことが記載されています。患部の状態に合う剤形が分からない場合や、患部がジュクジュクしている、ただれている場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
液剤を使いたい場合
W液とZ液は液剤で、どちらも添加物にエタノールを含みます。
W液はプッシュ式容器で、添付文書には「使用する際は,容器の先端を下に向け,患部に軽く押しあてて塗布して下さい。」、「火気に近づけないで下さい。」と記載されています。Z液の添付文書には「本剤はアルコールを含んでいますので、しみることがあります。」と記載されています。
液剤を使いたい場合には、W液またはZ液を選択するとよいでしょう。
液剤のピロエース
クリーム・軟膏を使いたい場合
WクリームとW軟膏は、有効成分の種類と分量(100g中)が同じで、添加物が異なります。
ZクリームとZ軟膏は有効成分が異なり、Zクリームはラノコナゾール、イソプロピルメチルフェノール、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールの5成分、Z軟膏はラノコナゾール、イソプロピルメチルフェノール、グリチルレチン酸の3成分です。Z軟膏の添加物はワセリンです。
クリームまたは軟膏を使いたい場合には、この4製品から選択するとよいでしょう。
クリーム・軟膏のピロエース
・ピロエースWクリーム
・ピロエースW軟膏
・ピロエースZクリーム
・ピロエースZ軟膏
<ピロエースシリーズ比較表>
| ピロエースW液 | ピロエースWクリーム | ピロエースW軟膏 | ピロエースZ液 | ピロエースZクリーム | ピロエースZ軟膏 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 |
| 剤形 | 液剤 | 塗布剤 | 塗布剤 | 液剤 | 塗布剤 | 塗布剤 |
| 有効成分(100mLまたは100g中) | ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5g、l-メントール1g | ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5g | ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5g | ラノコナゾール1.0g、クロルフェニラミンマレイン酸塩0.5g、クロタミトン5.0g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール1.0g | ラノコナゾール1.0g、イソプロピルメチルフェノール0.3g、クロタミトン5.0g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール1.0g | ラノコナゾール1.0g、イソプロピルメチルフェノール0.3g、グリチルレチン酸0.5g |
| 効能・効果 | 水虫、いんきんたむし、ぜにたむし | みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし | みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし | みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし | みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし | みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし |
| 用法・用量 | 1日2〜3回、適量を患部に塗布 | 1日2〜3回、適量を患部に塗布 | 1日2〜3回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 |
| 使用しない部位(してはいけないこと) | 目や目の周囲、顔面、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/しっしん/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部 | 目や目の周囲、顔面、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/しっしん/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部 | 目や目の周囲、顔面、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/しっしん/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部 | 目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/しっしん/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部 | 目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/しっしん/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部 | 目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/しっしん/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部 |
| 患部が顔面の人 | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用前に相談 | 使用前に相談 | 使用前に相談 |
| 本剤又は本剤の成分により過敏症状を起こしたことがある人 | 記載なし※(薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用前に相談) | 記載なし※(薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用前に相談) | 記載なし※(薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用前に相談) | 使用しない | 使用しない | 使用しない |
| 妊婦又は妊娠していると思われる人 | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 使用前に相談 | 使用前に相談 | 使用前に相談 |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」に該当項目の記載がないことを示すもので、使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※6製品とも、用法・用量に年齢による区分はありません。「相談すること」に「乳幼児」が挙げられており、小児に使用させる場合は保護者の指導監督のもとに使用させるよう記載されています。
ピロエースシリーズの特徴
比較表で紹介した6商品について、詳しく解説します。
1.ピロエースW液

1.すぐれた抗白癬菌作用があります。
抗生物質ピロールニトリンと抗真菌剤クロトリマゾールの協力作用により、効率的に白癬菌を消失させ、炎症等の症状を改善します。
2.かゆみ止め成分を配合しています。
クロタミトンが、かゆみに効果を発揮します。また、l-メントールを配合していますので、スーッとしたさわやかな清涼感がのこります。
【特徴】
●第2類医薬品の液剤(製造販売元:新生薬品、販売元:第一三共ヘルスケア)
●ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5g、l-メントール1gを配合(100mL中)
●1日2〜3回、適量を患部に塗布
●プッシュ式容器。添付文書には、使用前に先端を上に向けて押して中の空気を抜き、使用時は先端を下に向けて患部に軽く押しあてると記載されています
【こんな時におすすめ】
●ピロールニトリンとクロトリマゾールを配合した製品を選びたい
●液剤を使いたい
※添付文書の「してはいけないこと」に、目や目の周囲、顔面、粘膜、陰のう、外陰部等には使用しないことが記載されています。また「火気に近づけないで下さい。」、化学繊維、プラスチック類、塗装面等を溶かすことがあるので床、家具、メガネ等につかないようにすることが記載されています。
2.ピロエースWクリーム

1.すぐれた抗白癬菌作用があります。
抗生物質ピロールニトリンと抗真菌剤クロトリマゾールの協力作用により、効率的に白癬菌を消失させ、炎症等の症状を改善します
2.すぐれた鎮痒効果があります。
鎮痒剤のクロタミトンが、不快なかゆみをとります。
3.べとつかない、塗りごこちのよいクリーム剤です。
【特徴】
●第2類医薬品のクリーム(添付文書の剤形は塗布剤。製造販売元:東興薬品工業、販売元:第一三共ヘルスケア)
●ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5gを配合(100g中)
●1日2〜3回、適量を患部に塗布
●有効成分の種類と分量はW軟膏と同じです
【こんな時におすすめ】
●ピロールニトリンとクロトリマゾールを配合した製品を選びたい
●クリームを使いたい
※添付文書の「してはいけないこと」に、目や目の周囲、顔面、粘膜、陰のう、外陰部等には使用しないことが記載されています。
3.ピロエースW軟膏

1.すぐれた抗白癬菌作用があります。
抗生物質ピロールニトリンと抗真菌剤クロトリマゾールの協力作用により、効率的に白癬菌を消失させ、炎症等の症状を改善します。
2.すぐれた鎮痒効果があります。
鎮痒剤のクロタミトンが、不快なかゆみをとります。
【特徴】
●第2類医薬品の軟膏(添付文書の剤形は塗布剤。製造販売元:テイカ製薬、販売元:第一三共ヘルスケア)
●ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5gを配合(100g中)
●1日2〜3回、適量を患部に塗布
●添加物はサラシミツロウ、セバシン酸ジエチル、ミリスチン酸イソプロピル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ワセリン
【こんな時におすすめ】
●ピロールニトリンとクロトリマゾールを配合した製品を選びたい
●軟膏を使いたい
※添付文書の「してはいけないこと」に、目や目の周囲、顔面、粘膜、陰のう、外陰部等には使用しないことが記載されています。
4.ピロエースZ液

1.殺真菌成分「ラノコナゾール」が、患部によく浸透し、角質が厚くなってしまったみずむしにも効果を発揮します。長時間患部に貯留し、1日1回の使用で効果をあらわします。
2.「クロルフェニラミンマレイン酸塩」「クロタミトン」が、患部の不快なかゆみをしずめます。
3.「l-メントール」が、患部にスーッとした清涼感を与え、かゆみをしずめます。
4.「グリチルレチン酸」が、患部の炎症をおさえます。
5.カサカサタイプの症状に塗りやすく、使いやすい液剤です。
【特徴】
●指定第2類医薬品の液剤(製造販売元:第一三共ヘルスケア)
●ラノコナゾール1.0g、クロルフェニラミンマレイン酸塩0.5g、クロタミトン5.0g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール1.0gを配合(100mL中)。本記事の6製品でクロルフェニラミンマレイン酸塩を配合しているのはこの製品だけです
●1日1回、適量を患部に塗布
●添付文書に「本剤はアルコールを含んでいますので、しみることがあります。」「塗布後ほてり(熱感)を感じることがありますが、短時間のうちに消失します。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●1日1回の使用にしたい
●液剤を使いたい
※本剤または本剤の成分により過敏症状を起こしたことがある人は使用しないでください。患部が顔面または広範囲の人、妊婦または妊娠していると思われる人は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
5.ピロエースZクリーム

1.殺真菌成分「ラノコナゾール」が、患部によく浸透し、角質が厚くなってしまったみずむしにも効果を発揮します。長時間患部に貯留し、1日1回の使用で効果をあらわします。
2.「クロタミトン」が、患部の不快なかゆみをしずめます。
3.「l-メントール」が、患部にスーッとした清涼感を与え、かゆみをしずめます。
4.「イソプロピルメチルフェノール」が、かきこわし等による患部の二次感染を防ぎます。
5.「グリチルレチン酸」が、患部の炎症をおさえます。
6.さまざまな症状に塗りやすい伸びのよいクリーム剤です。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム(添付文書の剤形は塗布剤。製造販売元:第一三共ヘルスケア)
●ラノコナゾール1.0g、イソプロピルメチルフェノール0.3g、クロタミトン5.0g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール1.0gを配合(100g中)
●1日1回、適量を患部に塗布
●添付文書に「塗布後ほてり(熱感)を感じることがありますが、短時間のうちに消失します。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●1日1回の使用にしたい
●クリームを使いたい
※本剤または本剤の成分により過敏症状を起こしたことがある人は使用しないでください。患部が顔面または広範囲の人、妊婦または妊娠していると思われる人は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
6.ピロエースZ軟膏

1.殺真菌成分「ラノコナゾール」が、患部によく浸透し、角質が厚くなってしまったみずむしにも効果を発揮します。長時間患部に貯留し、1日1回の使用で効果をあらわします。
2.「イソプロピルメチルフェノール」が、かきこわし等による患部の二次感染を防ぎます。
3.「グリチルレチン酸」が、患部の炎症をおさえます。
4.ワセリン基剤の軟膏剤ですので、ジュクジュクタイプの症状にも適しています。
【特徴】
●指定第2類医薬品の軟膏(添付文書の剤形は塗布剤。製造販売元:第一三共ヘルスケア)
●ラノコナゾール1.0g、イソプロピルメチルフェノール0.3g、グリチルレチン酸0.5gを配合(100g中)。クロタミトンとl-メントールは配合されていません
●1日1回、適量を患部に塗布
●添加物はワセリン
【こんな時におすすめ】
●1日1回の使用にしたい
●軟膏を使いたい
※本剤または本剤の成分により過敏症状を起こしたことがある人は使用しないでください。患部が顔面または広範囲の人、妊婦または妊娠していると思われる人は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
商品による成分の違い
ピロエースWの3製品は、ピロールニトリン0.2g(力価)、クロトリマゾール0.4g、クロタミトン5gを配合しています(100mLまたは100g中)。W液にはさらにl-メントール1gが配合されています。
ピロエースZの3製品は、ラノコナゾール1.0gとグリチルレチン酸0.5gを配合しています(100mLまたは100g中)。そのほかの成分は剤形で異なり、Z液はクロルフェニラミンマレイン酸塩・クロタミトン・l-メントール、Zクリームはイソプロピルメチルフェノール・クロタミトン・l-メントール、Z軟膏はイソプロピルメチルフェノールを配合しています。
ピロエース内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.1日1回の使用にしたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、ピロエースZクリームがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している6種類のうち、用法・用量が「1日1回」なのはZ液・Zクリーム・Z軟膏の3製品で、Wの3製品は「1日2〜3回」です。Zの3製品は、患部が顔面または広範囲の人、妊婦または妊娠していると思われる人は使用前に相談するよう添付文書に記載されています。

1.殺真菌成分「ラノコナゾール」が、患部によく浸透し、角質が厚くなってしまったみずむしにも効果を発揮します。長時間患部に貯留し、1日1回の使用で効果をあらわします。
2.「クロタミトン」が、患部の不快なかゆみをしずめます。
3.「l-メントール」が、患部にスーッとした清涼感を与え、かゆみをしずめます。
4.「イソプロピルメチルフェノール」が、かきこわし等による患部の二次感染を防ぎます。
5.「グリチルレチン酸」が、患部の炎症をおさえます。
6.さまざまな症状に塗りやすい伸びのよいクリーム剤です。
2.液剤を使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、ピロエースW液がおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している6種類のうち、液剤はW液とZ液の2製品です。W液はプッシュ式容器で、先端を下に向けて患部に軽く押しあてて使うと添付文書に記載されています。用法・用量はW液が「1日2〜3回」、Z液が「1日1回」です。

1.すぐれた抗白癬菌作用があります。
抗生物質ピロールニトリンと抗真菌剤クロトリマゾールの協力作用により、効率的に白癬菌を消失させ、炎症等の症状を改善します。
2.かゆみ止め成分を配合しています。
クロタミトンが、かゆみに効果を発揮します。また、l-メントールを配合していますので、スーッとしたさわやかな清涼感がのこります。
ピロエースの選び方Q&A
一番効き目のよいピロエースは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に、1日に塗る回数と有効成分でWかZかを選びましょう。
そのうえで、たとえば1日1回の使用にしたい場合にはZ液・Zクリーム・Z軟膏から、液剤を使いたい場合にはW液・Z液から選べます。
ピロエースWとZの違いは?
効能・効果はどちらも「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」です。違いは次のとおりです。
・有効成分:Wはピロールニトリン・クロトリマゾールなど、Zはラノコナゾールなどを配合
・1日に塗る回数:Wは1日2〜3回、Zは1日1回
・顔面:Wは「してはいけないこと」で顔面に使用しないこと、Zは「相談すること」で患部が顔面の人は使用前に相談することが記載されています
・区分:Wは第2類医薬品、Zは指定第2類医薬品
ピロエースの軟膏・クリーム・液の違いは?
効能・効果は同じで、添付文書の剤形は軟膏・クリームが「塗布剤」、液が「液剤」です。
・WクリームとW軟膏:有効成分の種類と分量(100g中)は同じで、添加物が異なります
・ZクリームとZ軟膏:Zクリームはラノコナゾール、イソプロピルメチルフェノール、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールの5成分、Z軟膏はラノコナゾール、イソプロピルメチルフェノール、グリチルレチン酸の3成分です
・液:W液はl-メントールを加えた4成分、Z液はクロルフェニラミンマレイン酸塩などの5成分を配合し、どちらも添加物にエタノールを含みます。Z液の添付文書には「本剤はアルコールを含んでいますので、しみることがあります。」と記載されています
・患部の状態との関係:ピロエースZの添付文書の「製品の特徴」欄では、Z液は「カサカサタイプの症状に塗りやすく」、Z軟膏は「ジュクジュクタイプの症状にも適しています」と案内されています。6製品とも「湿潤,ただれ,亀裂や外傷のひどい患部」には使用しないことが記載されているため、迷う場合は使用前に薬剤師または登録販売者に相談してください(選び方②)
ピロエースは子どもにも使える?何歳から?
6製品とも、用法・用量に年齢による区分はありません。添付文書の「相談すること」には「乳幼児」が挙げられており、「小児に使用させる場合には,保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。」と記載されています。
子どもに使う場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
妊娠中や授乳中に使える?
ピロエースZの3製品は、添付文書の「相談すること」に「妊婦又は妊娠していると思われる人」が挙げられています。ピロエースWの3製品の添付文書には、妊婦についての記載はありません。授乳中の人については、6製品とも記載がありません。
記載がないことは使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何日分になるかは用法・用量や使う範囲などによって変わるので、1回あたりの費用で比べてみてください。

1.すぐれた抗白癬菌作用があります。
抗生物質ピロールニトリンと抗真菌剤クロトリマゾールの協力作用により、効率的に白癬菌を消失させ、炎症等の症状を改善します。
2.かゆみ止め成分を配合しています。
クロタミトンが、かゆみに効果を発揮します。また、l-メントールを配合していますので、スーッとしたさわやかな清涼感がのこります。
ピロエースシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、ピロエースW液、ピロエースWクリーム、ピロエースW軟膏、ピロエースZ液、ピロエースZクリーム、ピロエースZ軟膏の6種類が掲載されています(2026年10月時点)。キュアベルのピロエースシリーズ一覧で、価格や内容量も確認できます。
2026年10月時点でキュアベルに掲載していないため本記事では扱っていませんが、ピロエースの名前がついたスプレーや石鹸などの商品もあります。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 2週間位使用しても症状がよくならない
- 使用後、症状がかえって悪化した(ただれたり、化膿したり、病巣が使用前より広がる等)
- 使用後に、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、刺激感、ただれなどの皮膚の症状があらわれた(記載されている症状は製品により異なります)
- 使用後に、むくみ、息苦しさがあらわれた(ピロエースZの添付文書に「直ちに医師の診察を受けて下さい」と記載)
- 「しっしん」か「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない(使用前に相談)
- 患部が化膿している、患部が広範囲である(使用前に相談)
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(使用前に相談)
- 目に入った(すぐに水またはぬるま湯で洗い、直ちに眼科医の診療を受ける)
他のシリーズと比べたい方へ
水虫の薬の選び方全体は、水虫におすすめの市販薬|成分・選び方まで徹底解説!で解説しています。
- 【比較表あり】ユースキンは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|あせもクリームとパウダークリームの違いも
- ドルマイシン・テラマイシン・ドルマイコーチ・テラコートリルの違いは?成分と効能効果を比較
- ラミシールは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|AT・DX・プラスの違いも
まとめ
ピロエースの6製品は、効能・効果はいずれもみずむし、いんきんたむし、ぜにたむしで、WとZで有効成分と1日に塗る回数が異なります。ピロールニトリンとクロトリマゾールを配合し1日2〜3回塗るのがピロエースW、ラノコナゾールを配合し1日1回塗るのがピロエースZです。そのうえで、液・クリーム・軟膏から剤形を選びましょう。顔面への使用は、Wでは使用しないこと、Zでは使用前に相談することが添付文書に記載されています。
2週間位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「ピロエース」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したピロエース以外にも、たくさんの水虫・たむしの薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
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