【比較表あり】ラミシールは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|AT・DX・プラスの違いも
ラミシール(製造販売元:全薬工業)には、AT液、ATクリーム、DX、プラス液、プラスクリームがあり、製品ごとに配合されている成分や剤形が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している5種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書およびメーカー公式情報をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年10月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも指定第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 配合されている成分で選ぶ
5製品とも、有効成分テルビナフィン塩酸塩を同じ濃度(AT液・ATクリームは1g中10mg、DX・プラス液・プラスクリームは100g中1g)で配合しています。効能・効果はいずれも「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」(DXは「いんきんたむし、ぜにたむし、水虫」の順)、用法・用量はいずれも「1日1回、適量を患部に塗布」です。
違いは、テルビナフィン塩酸塩のほかに配合されている成分です。
テルビナフィン塩酸塩だけを配合した製品を選ぶ場合
ラミシールAT液とラミシールATクリームの有効成分は、テルビナフィン塩酸塩(1g中10mg)だけです。
有効成分が1種類の水虫薬を選びたい場合には、ラミシールATを選択するとよいでしょう。剤形は液剤とクリームから選べます。
テルビナフィン塩酸塩だけを配合したラミシール
ほかの成分も配合した製品を選ぶ場合
ラミシールDX、ラミシールプラス液、ラミシールプラスクリームは、テルビナフィン塩酸塩に加えてクロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールを配合しています。
DXとプラスクリームは、さらに尿素も配合しています。プラス液には尿素は配合されていません。
クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールも配合された水虫薬を選びたい場合には、この3製品から選択するとよいでしょう。
テルビナフィン塩酸塩のほかに成分を配合したラミシール
・ラミシールDX(尿素も配合)
・ラミシールプラス液
・ラミシールプラスクリーム(尿素も配合)
選び方② 剤形(液剤・クリーム)で選ぶ
添付文書の剤形は、AT液とプラス液が「液剤」、ATクリーム・DX・プラスクリームが「塗布剤」です。塗布剤の3製品は、添付文書の「製品の特徴」欄に「べとつかない、サラッとした使いごこちのよいクリームです。」と記載されています。本記事の5製品に軟膏タイプはありません。
| 剤形(添付文書) | 配合成分 | 保管及び取扱い上の注意(剤形で異なる項目) | |
|---|---|---|---|
| ラミシールAT液 | 液剤 | テルビナフィン塩酸塩 | 容器を立てた状態で保管、火気に近づけない、使用済み容器を火中に投じない、床や家具等につかないようにする |
| ラミシールプラス液 | 液剤 | テルビナフィン塩酸塩、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール | 容器を立てた状態で保管、火気に近づけない、使用済み容器を火中に投じない、床や家具等につかないようにする |
| ラミシールATクリーム | 塗布剤(クリーム) | テルビナフィン塩酸塩 | ー |
| ラミシールDX | 塗布剤(クリーム) | テルビナフィン塩酸塩、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール、尿素 | ー |
| ラミシールプラスクリーム | 塗布剤(クリーム) | テルビナフィン塩酸塩、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール、尿素 | ー |
※表は横にスクロールできます。
各製品の添付文書の「製品の特徴」欄には、患部のタイプについて次のように記載されています。
・AT液:「乾きやすく、サラッとした使用感の液剤で、乾燥(カサカサ)タイプの患部にお勧めします。」
・プラス液:「乾きやすく、サラッとした使用感の液剤で、特に乾燥(カサカサ)タイプの患部にお勧めします。」
・ATクリーム:「べとつかない、サラッとした使いごこちのよいクリームです。びらん(ジュクジュク)型の患部にお勧めします。」
・プラスクリーム:「べとつかない、サラッとした使いごこちのよいクリームです。特にびらん(ジュクジュク)型や角化(かさかさ、ひび割れ)型の患部にお勧めします。」
・DX:患部のタイプについての記載はありません(「べとつかない、サラッとした使いごこちのよいクリームです。」と記載)。
これはメーカーが「製品の特徴」欄に記載している内容です。効能・効果は5製品とも水虫、いんきんたむし、ぜにたむしで、患部のタイプによる区別はありません。ご自身の患部がどのタイプにあたるか分からない場合や、「湿疹」か「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
液剤を使いたい場合
AT液とプラス液の添付文書の「製品の特徴」欄には、「乾きやすく、サラッとした使用感の液剤」と記載されています。
クリームよりも液体の塗り薬がよい場合には、液剤のラミシールを選択するとよいでしょう。2製品とも、添付文書の「保管及び取扱い上の注意」に、火気に近づけないこと、使用済み容器を火中に投じないこと、合成樹脂(スチロール等)を軟化したり塗料をとかしたりすることがあるので床や家具等につかないようにすることが記載されています。
液剤のラミシール
・ラミシールAT液(テルビナフィン塩酸塩のみ)
・ラミシールプラス液(クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールも配合)
クリームを使いたい場合
ATクリーム、DX、プラスクリームの3製品は、添付文書の「製品の特徴」欄に「べとつかない、サラッとした使いごこちのよいクリームです。」と記載されています。
クリームの塗り薬がよい場合には、この3製品から選択するとよいでしょう。配合成分の違いは選び方①を参考にしてください。
クリームのラミシール
・ラミシールATクリーム(テルビナフィン塩酸塩のみ)
・ラミシールDX(クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール、尿素も配合)
・ラミシールプラスクリーム(クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール、尿素も配合)
<ラミシールシリーズ比較表>
| AT液 | ATクリーム | DX | プラス液 | プラスクリーム | |
|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 |
| 剤形 | 液剤 | 塗布剤(クリーム) | 塗布剤(クリーム) | 液剤 | 塗布剤(クリーム) |
| 内容量 | 10g | 10g | 10g | 10g | 10g |
| 有効成分 | テルビナフィン塩酸塩10mg(1g中) | テルビナフィン塩酸塩10mg(1g中) | テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2g、尿素5g(100g中) | テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2g(100g中) | テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2g、尿素5g(100g中) |
| 効能・効果 | 水虫、いんきんたむし、ぜにたむし | 水虫、いんきんたむし、ぜにたむし | いんきんたむし、ぜにたむし、水虫 | 水虫、いんきんたむし、ぜにたむし | 水虫、いんきんたむし、ぜにたむし |
| 用法・用量 | 1日1回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 | 1日1回、適量を患部に塗布 |
| 使用しない人 | 5製品共通※1 | 5製品共通※1 | 5製品共通※1 | 5製品共通※1 | 5製品共通※1 |
| 使用しない部位 | 5製品共通※2 | 5製品共通※2 | 5製品共通※2 | 5製品共通※2 | 5製品共通※2 |
| 使用前に相談する人 | 5製品共通※3 | 5製品共通※3 | 5製品共通※3 | 5製品共通※3 | 5製品共通※3 |
| 症状が良くならない場合に相談する目安 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 |
※表は横にスクロールできます。
※1 使用しない人(5製品共通):本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状(例えば、発疹・発赤、かゆみ、はれ等)を起こしたことがある人
※2 使用しない部位(5製品共通):目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等/湿疹/湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部
※3 使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談する人(5製品共通):医師の治療を受けている人、妊婦又は妊娠している可能性のある人、乳幼児、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人、患部が顔面又は広範囲の人、患部が化膿している人、「湿疹」か「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない人
※剤形の「(クリーム)」は、添付文書の「製品の特徴」欄の記載によります。内容量はキュアベルの掲載情報によります。
※5製品とも、テルビナフィン塩酸塩の濃度は同じです(1g中10mgと100g中1gは同じ濃度)。
ラミシールシリーズの特徴
比較表で紹介した5商品について、詳しく解説します。
1.ラミシールAT液

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●乾きやすく、サラッとした使用感の液剤で、乾燥(カサカサ)タイプの患部にお勧めします。
【特徴】
●指定第2類医薬品の液剤
●有効成分はテルビナフィン塩酸塩10mg(1g中)のみ
●効能・効果は「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」。1日1回、適量を患部に塗布
●添付文書の「製品の特徴」欄に「乾きやすく、サラッとした使用感の液剤」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●有効成分が1種類の水虫薬を選びたい
●クリームよりも液体の塗り薬がよい
※火気に近づけないでください。合成樹脂(スチロール等)を軟化したり、塗料をとかしたりすることがあるため、床や家具等につかないようにしてください(添付文書の「保管及び取扱い上の注意」より)。
2.ラミシールATクリーム

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリームです。びらん(ジュクジュク)タイプの患部にお勧めします。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム(添付文書の剤形は塗布剤)
●有効成分はテルビナフィン塩酸塩10mg(1g中)のみ
●効能・効果は「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」。1日1回、適量を患部に塗布
●添付文書の「製品の特徴」欄に「べとつかない、サラッとした使いごこちのよいクリームです。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●有効成分が1種類の水虫薬を選びたい
●液剤よりもクリームの塗り薬がよい
3.ラミシールDX

ラミシールDXは、殺真菌成分テルビナフィン塩酸塩に、鎮痒剤、抗炎症剤、角質軟化剤を配合する、クリーム剤のいんきんたむし・ぜにたむし治療薬です。
●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こすいんきんたむし・ぜにたむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトンとℓ-メントール、患部の炎症を抑えるグリチルレチン酸を配合。
●角質を軟化して薬剤の浸透を助けるとともに、皮ふのかさかさ、ひび割れを改善する尿素を配合。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリームです。ムレて悪化しやすくデリケートな股部のいんきんたむし、ぜにたむしにもお使いいただけます。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム(添付文書の剤形は塗布剤)
●テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2g、尿素5gを配合(100g中)
●効能・効果は「いんきんたむし、ぜにたむし、水虫」。1日1回、適量を患部に塗布
●有効成分の種類と分量、添加物は、添付文書上ラミシールプラスクリームと同じです
【こんな時におすすめ】
●クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール、尿素も配合されたクリームを選びたい
●液剤よりもクリームの塗り薬がよい
※5製品とも、陰のう、外陰部等には使用しないでください。添付文書には「陰のうにかゆみ・ただれ等の症状がある場合は、湿疹等他の原因による場合が多い。」と記載されています。
4.ラミシールプラス液

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトンとℓ-メントール、患部の炎症を抑えるグリチルレチン酸を配合。
●乾きやすく、サラッとした使用感の液剤で、特に乾燥(カサカサ)タイプの患部にお勧めします。
【特徴】
●指定第2類医薬品の液剤
●テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2gを配合(100g中)。尿素は配合されていません
●効能・効果は「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」。1日1回、適量を患部に塗布
●添付文書の「製品の特徴」欄に「乾きやすく、サラッとした使用感の液剤」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールも配合された液剤を選びたい
●クリームよりも液体の塗り薬がよい
※火気に近づけないでください。合成樹脂(スチロール等)を軟化したり、塗料をとかしたりすることがあるため、床や家具等につかないようにしてください(添付文書の「保管及び取扱い上の注意」より)。
5.ラミシールプラスクリーム

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトン、炎症を抑えるグリチルレチン酸、清涼感を与えるℓ-メントール、角質を軟化する尿素を配合。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリーム剤で、ジュクジュクした趾間型水虫や、患部がゴワゴワ・ガサガサしたり、ひび割れたような角化型水虫にお勧めします。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム(添付文書の剤形は塗布剤)
●テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2g、尿素5gを配合(100g中)
●効能・効果は「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」。1日1回、適量を患部に塗布
●有効成分の種類と分量、添加物は、添付文書上ラミシールDXと同じです
【こんな時におすすめ】
●クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントール、尿素も配合されたクリームを選びたい
●液剤よりもクリームの塗り薬がよい
商品による成分の違い
5製品の有効成分はいずれもテルビナフィン塩酸塩で、濃度も同じです。AT液とATクリームはテルビナフィン塩酸塩だけを配合しています。プラス液はクロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールを加えた4成分、DXとプラスクリームはさらに尿素を加えた5成分です。
DXとプラスクリームは、添付文書上、有効成分の種類と分量(100g中)、添加物、用法・用量が同じです。効能・効果に含まれる症状も同じで、記載の順番が異なります(DX:いんきんたむし、ぜにたむし、水虫/プラスクリーム:水虫、いんきんたむし、ぜにたむし)。
ラミシール内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.有効成分がテルビナフィン塩酸塩だけの製品を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、ラミシールATクリームがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している5製品のうち、有効成分がテルビナフィン塩酸塩だけなのは、ATクリームとAT液の2製品です。液体の塗り薬がよい場合はAT液を選べます。

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリームです。びらん(ジュクジュク)タイプの患部にお勧めします。
2.液体の水虫薬を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、ラミシールプラス液がおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している5製品のうち、剤形が液剤なのはプラス液とAT液の2製品です。プラス液はテルビナフィン塩酸塩にクロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールを加えた製品、AT液はテルビナフィン塩酸塩だけの製品です。液剤は火気に近づけず、床や家具等につかないようにしてください。

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトンとℓ-メントール、患部の炎症を抑えるグリチルレチン酸を配合。
●乾きやすく、サラッとした使用感の液剤で、特に乾燥(カサカサ)タイプの患部にお勧めします。
3.尿素も配合したクリームを探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、ラミシールDXとラミシールプラスクリームがおすすめ候補です。
本記事で比較している5製品のうち、尿素を配合しているのはDXとプラスクリームの2製品で、どちらもクリーム(添付文書の剤形は塗布剤)です。2製品の有効成分の種類と分量は、添付文書上同じです。

ラミシールDXは、殺真菌成分テルビナフィン塩酸塩に、鎮痒剤、抗炎症剤、角質軟化剤を配合する、クリーム剤のいんきんたむし・ぜにたむし治療薬です。
●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こすいんきんたむし・ぜにたむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトンとℓ-メントール、患部の炎症を抑えるグリチルレチン酸を配合。
●角質を軟化して薬剤の浸透を助けるとともに、皮ふのかさかさ、ひび割れを改善する尿素を配合。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリームです。ムレて悪化しやすくデリケートな股部のいんきんたむし、ぜにたむしにもお使いいただけます。

●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こす水虫・たむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトン、炎症を抑えるグリチルレチン酸、清涼感を与えるℓ-メントール、角質を軟化する尿素を配合。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリーム剤で、ジュクジュクした趾間型水虫や、患部がゴワゴワ・ガサガサしたり、ひび割れたような角化型水虫にお勧めします。
ラミシールの選び方Q&A
一番効き目のよいラミシールは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。5製品とも有効成分テルビナフィン塩酸塩を同じ濃度で配合し、効能・効果に含まれる症状(水虫、いんきんたむし、ぜにたむし)と用法・用量(1日1回)も同じです。
まずは選び方②を参考に、液剤かクリームかを選びましょう。そのうえで、テルビナフィン塩酸塩だけの製品を選びたい場合はAT液・ATクリーム、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールも配合された製品を選びたい場合はプラス液・DX・プラスクリームから選べます。
ラミシールATとDXの違いは?
違いは配合成分と効能・効果の記載順です。
・ラミシールAT(液・クリーム):テルビナフィン塩酸塩10mg(1g中)のみ。効能・効果は「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」
・ラミシールDX:テルビナフィン塩酸塩1g、クロタミトン5g、グリチルレチン酸0.5g、l-メントール2g、尿素5g(100g中)。効能・効果は「いんきんたむし、ぜにたむし、水虫」
テルビナフィン塩酸塩の濃度、用法・用量(1日1回)、してはいけないこと、相談することは同じです。DXの剤形はクリームで、ATには液剤(AT液)とクリーム(ATクリーム)があります。
ラミシールDXとプラスの違いは?
ラミシールDXとラミシールプラスクリームは、添付文書上、有効成分の種類と分量(100g中)、添加物、用法・用量、してはいけないこと、相談することが同じです。効能・効果に含まれる症状も同じで、記載の順番だけが異なります(DX:いんきんたむし、ぜにたむし、水虫/プラスクリーム:水虫、いんきんたむし、ぜにたむし)。なお、添付文書の「製品の特徴」欄の文面は2製品で一部異なります。
ラミシールプラス液は液剤で、DX・プラスクリームに配合されている尿素は配合されていません(テルビナフィン塩酸塩、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールの4成分)。
ラミシールは妊娠中や授乳中に使える?
5製品とも、添付文書の「相談すること」に「妊婦又は妊娠している可能性のある人」は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう記載されています。授乳中の人についての記載はありませんが、これは使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
ラミシールは子どもにも使える?何歳から?
5製品とも、用法・用量に年齢による区分はありません。添付文書には「小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。」と記載されています。また、「乳幼児」は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談する人として挙げられています。子どもに使う場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何回分になるかは用法・用量や使う範囲などによって変わるので、1回あたりの費用で比べてみてください。

ラミシールDXは、殺真菌成分テルビナフィン塩酸塩に、鎮痒剤、抗炎症剤、角質軟化剤を配合する、クリーム剤のいんきんたむし・ぜにたむし治療薬です。
●有効成分のテルビナフィン塩酸塩の殺真菌作用により、かゆみや痛み等を引き起こすいんきんたむし・ぜにたむしに優れた効果を発揮します。
●1日1回の塗布で、薬剤が患部に留まり角質層へ浸透することで持続的な効果を発揮します。
●患部のかゆみを鎮めるクロタミトンとℓ-メントール、患部の炎症を抑えるグリチルレチン酸を配合。
●角質を軟化して薬剤の浸透を助けるとともに、皮ふのかさかさ、ひび割れを改善する尿素を配合。
●べとつかない、サラッとした使いごこちのクリームです。ムレて悪化しやすくデリケートな股部のいんきんたむし、ぜにたむしにもお使いいただけます。
ラミシールシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、ラミシールAT液、ラミシールATクリーム、ラミシールDX、ラミシールプラス液、ラミシールプラスクリームの5種類(いずれも指定第2類医薬品)が掲載されています(2026年10月時点)。
この5製品は、2024年11月1日に製造販売承認がHaleonジャパンから全薬工業に承継されました(Haleonジャパン・全薬工業のお知らせによる)。全薬工業は承継前のお知らせ(2024年10月29日)で、承継後もしばらくはHaleonジャパンの製品が流通すると案内しています。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師又は登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 2週間位使用しても症状が良くならない、または使用により症状が悪化した
- 使用後に、皮ふのかぶれ、刺激感、熱感、ただれ、乾燥・つっぱり感、皮ふの亀裂、いたみ、発疹・発赤、かゆみ、はれ、じんましんなどがあらわれた(発疹・発赤、かゆみ、はれ、じんましんは全身にあらわれることがあります)
- 「湿疹」か「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない(陰のうにかゆみ・ただれ等の症状がある場合は、湿疹等他の原因による場合が多いと記載されています)
- 患部が顔面または広範囲にある、患部が化膿している(使用前に相談)
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(使用前に相談)
- 目に入り、水またはぬるま湯で洗った(直ちに眼科医の診療を受ける)
なお、湿疹のある部位や、湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部には使用しないよう、5製品の添付文書の「してはいけないこと」に記載されています。
他のシリーズと比べたい方へ
水虫の薬の選び方全体は、水虫におすすめの市販薬|成分・選び方まで徹底解説!で解説しています。
まとめ
ラミシール5製品は、いずれも有効成分テルビナフィン塩酸塩を同じ濃度で配合した1日1回の水虫・たむしの塗り薬で、配合されているほかの成分と剤形が異なります。テルビナフィン塩酸塩だけの製品はAT液とATクリーム、クロタミトン、グリチルレチン酸、l-メントールも配合した製品はプラス液、尿素も加えたクリームはDXとプラスクリームです。液剤はAT液とプラス液です。
目や目の周囲、粘膜、陰のう、外陰部等、湿疹、湿潤やただれ・亀裂・外傷のひどい患部には使用しないでください。2週間位使用しても症状が良くならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「ラミシール」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したラミシール以外にも、たくさんの水虫・たむしの薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
- ラミシール ブランド 売却に伴う製造販売業者・発売元変更に関して(Haleonジャパン、2024年11月1日)
- OTC医薬品「ラミシール」5製品、製造販売承認の承継について(全薬工業、2024年10月29日)
- ラミシールAT液(全薬工業 製品情報)
- ラミシールATクリーム(全薬工業 製品情報)
- ラミシールDX(全薬工業 製品情報)
- ラミシールプラス液(全薬工業 製品情報)
- ラミシールプラスクリーム(全薬工業 製品情報)
- ラミシールAT液 添付文書(PMDA、第9版)
- ラミシールATクリーム 添付文書(PMDA、第9版)
- ラミシールDX 添付文書(PMDA、第3版)
- ラミシールプラス液 添付文書(PMDA、第8版)
- ラミシールプラスクリーム 添付文書(PMDA、第8版)
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