【比較表あり】スピール膏は結局どれがいい?全2種類の違いを比較|ワンタッチEXとEX50、いぼに使う前の注意も
スピール膏(製造販売元:ニチバン)には、薬剤とパッドが一体になったスピール膏ワンタッチEXと、大きさの違う薬剤を選んで貼るスピール膏EX50などがあり、製品ごとに貼り方や薬剤の交換の間隔が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している2種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書およびメーカー公式情報をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年11月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 貼り方と交換の間隔で選ぶ
2製品とも、有効成分はサリチル酸(サリチル酸50%配合)で、効能・効果は「うおの目、たこ、いぼ」です。添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」の項目も同じです。
違いは、貼り方と、新しい薬剤に交換するまでの間隔です。スピール膏ワンタッチEX SPALは薬剤付パッドを患部に貼り、2〜3日毎に交換します。スピール膏EX50は大きさの違う薬剤から選んで貼り、固定用テープでとめて、2〜5日毎に交換します。
薬剤とパッドが一体になったものを貼りたい場合
スピール膏ワンタッチEX SPALの用法・用量は、「本品を台紙からはがし、薬剤部分を患部にズレないように貼り、2〜3日毎に新しい薬剤付パッドと交換してください。」です。添付文書に記載された包装では、SPALは「足うらL」で、薬剤部分の直径は10mm、サイズ調整シール(穴の直径5・7・9mm)と固定用テープが付いています。
薬剤とパッドが一体になったものを貼りたい場合には、スピール膏ワンタッチEX SPALを選択するとよいでしょう。
薬剤付パッドを貼るスピール膏
患部の大きさに合わせて薬剤を選んだり切ったりしたい場合
スピール膏EX50の用法・用量は、「本品を台紙からはがし、薬剤面を患部に貼り、ズレないように固定用テープでしっかりとめ、2〜5日毎に新しい薬剤と交換してください。」です。薬剤は直径5mm・7mm・9mmの円型と、10mm×55mmのフリーサイズが入っています。添付文書には「患部の大きさより少し小さめの円形のものを選び、そのまま貼れば便利に治療できます。患部に合わない場合にはフリーサイズを適宜切ってお使いください。」と記載されています。保護用パッド(粘着剤つき)も付いています。
患部の大きさに合わせて薬剤を選んだり、切って使ったりしたい場合には、スピール膏EX50を選択するとよいでしょう。
薬剤を選んで貼るスピール膏
<スピール膏シリーズ比較表>
| スピール膏ワンタッチEX SPAL | スピール膏EX50 | |
|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 |
| 効能・効果 | うおの目、たこ、いぼ | うおの目、たこ、いぼ |
| 成分・分量 | 1cm2中 サリチル酸45mg(サリチル酸50%配合) | 1m2中 サリチル酸357g(サリチル酸50%配合) |
| 用法・用量 | 薬剤部分を患部にズレないように貼り、2〜3日毎に新しい薬剤付パッドと交換 | 薬剤面を患部に貼り、固定用テープでしっかりとめ、2〜5日毎に新しい薬剤と交換 |
| 添付文書に記載された包装 | 薬剤付パッド(足うらL:薬剤部分の直径10mm)、サイズ調整シール(穴の直径5・7・9mm)、固定用テープ(33×44mm) | 薬剤(円型:直径5mm・7mm・9mm、フリーサイズ:10mm×55mm)、保護用パッド(粘着剤つき)、固定用テープ(12mm×60mm、30mm×40mm) |
| 使用しない部位 | 目の周囲、粘膜、やわらかい皮ふ面(首の周り等)、顔面等/炎症又はキズ、化膿のある患部等 | 同左 |
| 使用しないいぼ | 群生したいぼ、身体に多発したいぼ、みずいぼ、湿ったいぼ、外陰部や肛門周囲にできたぶよぶよしたいぼ、褐色か淡黒色の扁平に隆起した老人性いぼ、かきキズにそって一列にできた若年性扁平いぼ | 同左 |
| 使用前に相談する人 | 乳幼児(7歳未満)、本人又は家族がアレルギー体質の人、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人、妊婦又は妊娠していると思われる人、授乳婦、糖尿病の治療を受けている人 | 同左 |
| 症状の改善がみられない場合に相談する目安 | 1か月程度使用 | 1か月程度使用 |
| 添加物 | 生ゴム、中鎖脂肪酸トリグリセリド、水素添加ロジングリセリンエステル、精製ラノリン、銅クロロフィリンナトリウム、その他1成分 | 生ゴム、石油系樹脂、中鎖脂肪酸トリグリセリド、精製ラノリン、その他1成分 |
※表は横にスクロールできます。
※成分・分量は、各製品の添付文書に記載された単位のまま載せています。
※糖尿病の治療を受けている人は、添付文書では使用前に相談する対象とされています。メーカー(ニチバン)のスピール公式サイトのQ&Aでは、「糖尿病の人でも使えるの?」という質問に「いいえ、糖尿病の方は使用を避けてください。」と回答しています。
スピール膏シリーズの特徴
比較表で紹介した2商品について、詳しく解説します。
1.スピール膏ワンタッチEX SPAL
【特徴】
●第2類医薬品。効能・効果は「うおの目、たこ、いぼ」
●サリチル酸を1cm2中45mg配合(サリチル酸50%配合)
●薬剤付パッドを患部にズレないように貼り、2〜3日毎に新しい薬剤付パッドと交換
●添付文書に記載された包装では「足うらL」。薬剤部分の直径は10mmで、サイズ調整シール(穴の直径5・7・9mm)と固定用テープが付属
【こんな時におすすめ】
●薬剤とパッドが一体になったものを貼りたい
●サイズ調整シール(穴の直径5・7・9mm)を使って貼りたい
※緑色の薬剤部分が健康な皮ふに付着すると、その部分も白く軟化し、痛んだりするため、患部の周りの皮ふにつかないようによく注意して使用するよう添付文書に記載されています。メーカー(ニチバン)の公式サイトでは、足うら用の使い方として「角質部が白くなっていたら、消毒したピンセットなどで痛みを感じない範囲を取り除きます。」と案内されています。
2.スピール膏EX50
【特徴】
●第2類医薬品。効能・効果は「うおの目、たこ、いぼ」
●サリチル酸を1m2中357g配合(サリチル酸50%配合)
●薬剤面を患部に貼って固定用テープでとめ、2〜5日毎に新しい薬剤と交換
●薬剤は直径5mm・7mm・9mmの円型と10mm×55mmのフリーサイズ。保護用パッド(粘着剤つき)と固定用テープ(2種類)が付属
【こんな時におすすめ】
●患部の大きさに合わせて、円型の薬剤を選んだりフリーサイズを切ったりして使いたい
●保護用パッド(粘着剤つき)が付属した製品を探している
※薬剤部分が健康な皮ふに付着すると、その部分も白く軟化し、痛んだりするため、患部の大きさより少し小さめの円形のものを選ぶよう添付文書に記載されています。メーカー(ニチバン)の公式サイトでは、使い方として「患部より少し小さめの薬剤を貼ります。」「必要に応じ保護用パッドを貼ります。」と案内されています。
2製品に共通する使用上の注意
スピール膏ワンタッチEX SPALとスピール膏EX50の添付文書では、使用しない部位、使用しないいぼ、使用前に相談する人の記載が同じです。
いぼに使う前に確認すること
2製品とも効能・効果に「いぼ」が含まれますが、添付文書の「相談すること」には「本品が有効ないぼは、角質化された表面のざらざらした硬いいぼです。他のいぼについては専門医に相談してください。」と記載されています。
また、「してはいけないこと」には、群生したいぼ、身体に多発したいぼ、みずいぼ、湿ったいぼ、外陰部や肛門周囲にできたぶよぶよしたいぼ、褐色か淡黒色の扁平に隆起した老人性いぼ、かきキズにそって一列にできた若年性扁平いぼには使用しないことが記載されています。
メーカー(ニチバン)のスピール公式サイトのQ&Aでは、「どんないぼにも使えるの?」という質問に「ウイルス性のいぼには使用できません。」と回答し、「※ウイルス性いぼの症状・治療については医師にご相談ください。」と案内しています。
顔・首・粘膜などには使用しない
2製品とも、目の周囲、粘膜、やわらかい皮ふ面(首の周り等)、顔面等には使用しないよう添付文書に記載されています(「角質溶解作用の強い薬剤ですからこのような部位には使用しないこと」)。炎症又はキズ、化膿のある患部等にも使用しないこととされ、使用すると刺激が強く、症状を悪化させることがあると記載されています。
使用前に相談する人と、天然ゴムについて
乳幼児(7歳未満)、本人又は家族がアレルギー体質の人、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人、妊婦又は妊娠していると思われる人、授乳婦、糖尿病の治療を受けている人は、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう添付文書に記載されています。糖尿病については、メーカーのスピール公式サイトのQ&Aで「いいえ、糖尿病の方は使用を避けてください。」と回答されています。
2製品とも添加物に生ゴムを含みます。メーカーのスピール公式サイトのQ&Aでは、ラテックスアレルギーについて「貼るタイプのスピールシリーズの粘着部分には天然ゴムが使われていますので、使用は避けてください。」と回答しています。
スピール膏内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.薬剤とパッドが一体になったものを、2〜3日毎に貼りかえて使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、スピール膏ワンタッチEX SPALがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している2製品のうち、薬剤付パッドを患部に貼るのはスピール膏ワンタッチEX SPALです。2〜3日毎に新しい薬剤付パッドと交換します。添付文書に記載された包装では「足うらL」で、薬剤部分の直径は10mmです。
2.患部の大きさに合わせて、薬剤を選んだり切ったりして使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、スピール膏EX50がおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している2製品のうち、直径5mm・7mm・9mmの円型の薬剤と、切って使うフリーサイズ(10mm×55mm)が入っているのはスピール膏EX50です。固定用テープでとめ、2〜5日毎に新しい薬剤と交換します。
スピール膏の選び方Q&A
一番効き目のよいスピール膏は?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。2製品とも有効成分はサリチル酸(サリチル酸50%配合)で、効能・効果は「うおの目、たこ、いぼ」です。選び方①を参考に、貼り方と交換の間隔で選びましょう。
そのうえで、薬剤とパッドが一体になったものを貼りたい場合はスピール膏ワンタッチEX SPAL、患部の大きさに合わせて薬剤を選んだり切ったりしたい場合はスピール膏EX50から選べます。
スピール膏はいぼにも使える?ウイルス性のいぼは?
2製品とも効能・効果に「いぼ」が含まれます。ただし、添付文書で有効とされているいぼは「角質化された表面のざらざらした硬いいぼ」で、他のいぼについては専門医に相談するよう記載されています。群生したいぼ、身体に多発したいぼ、みずいぼ、湿ったいぼ、外陰部や肛門周囲にできたぶよぶよしたいぼ、老人性いぼ、若年性扁平いぼには使用しないこととされています(2製品に共通する使用上の注意も参考にしてください)。
メーカー(ニチバン)のスピール公式サイトのQ&Aでは、「ウイルス性のいぼには使用できません。」と回答し、「※ウイルス性いぼの症状・治療については医師にご相談ください。」と案内しています。
病院で処方されるスピール膏との違いは?
ニチバンには、医療用医薬品の「スピール膏M」があります。本記事で比較している2製品は第2類医薬品で、薬局・ドラッグストアなどで購入できます。本記事では、医療用医薬品との比較は行っていません。
スピール膏は子どもにも使える?何歳から?
2製品とも、添付文書の用法・用量に年齢による区分はありません。「相談すること」に乳幼児(7歳未満)が挙げられ(乳幼児においては皮ふが弱く注意が必要です)、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう記載されています。また、小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させるよう記載されています。
妊娠中や授乳中に使える?
2製品とも、妊婦又は妊娠していると思われる人と授乳婦は、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう添付文書に記載されています。妊婦については「サリチル酸の内服による動物実験で、胎児の奇形を起こす作用が報告されています」と理由が書かれています。妊娠中・授乳中の方は、使用前に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何日分になるかは用法・用量や使う範囲などによって変わるので、1日(または1回)あたりの費用で比べてみてください。
スピール膏シリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、スピール膏ワンタッチEX SPALとスピール膏EX50(いずれも第2類医薬品)の2種類が掲載されています(2026年11月時点)。
2026年11月時点でキュアベルに掲載していないため本記事では扱っていませんが、スピール膏ワンタッチEXの足うらM(SPAM)・ゆびM(SPBM)・ゆびL(SPBL)、スピール膏フリーサイズ、スピールジェル、スピール膏うおのめ・たこピンポイント除去タイプなどの商品もあります。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師又は登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 1か月程度使用しても症状の改善がみられない
- 使用後に、皮ふに発疹・発赤、かゆみがあらわれた(直ちに使用を中止して相談)
- いぼが、角質化された表面のざらざらした硬いいぼではない(他のいぼについては専門医に相談)
- 患部に炎症又はキズ、化膿がある(使用しないこと)
- 乳幼児(7歳未満)、妊婦又は妊娠していると思われる人、授乳婦、糖尿病の治療を受けている人、アレルギー体質の人やアレルギー症状を起こしたことがある人(使用前に相談)
他のシリーズと比べたい方へ
足の皮ふに使う市販薬では、水虫の薬の選び方を水虫におすすめの市販薬|成分・選び方まで徹底解説!で解説しています。
まとめ
スピール膏の2製品は、有効成分(サリチル酸50%配合)、効能・効果(うおの目、たこ、いぼ)、使用上の注意が同じで、貼り方と交換の間隔が異なります。薬剤付パッドを貼って2〜3日毎に交換するのはスピール膏ワンタッチEX SPAL、円型やフリーサイズの薬剤を選んで固定用テープでとめ、2〜5日毎に交換するのはスピール膏EX50です。
顔・首・粘膜や、炎症・キズ・化膿のある患部には使用せず、いぼは種類によって使用しないものがあります。1か月程度使用しても症状の改善がみられない場合は使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師又は登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「スピール膏」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したスピール膏以外にも、たくさんの皮ふの薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
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