【比較表あり】キュウメタシンは結局どれがいい?全2種類の違いを成分で比較|パップZとパップHの違いも
キュウメタシン(販売元:第一三共ヘルスケア株式会社)には、インドメタシンを配合した貼り薬(パップ剤)のキュウメタシンパップZとキュウメタシンパップHがあり、製品ごとにインドメタシンの分量や添加物、使用しない年齢が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している2種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年11月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① トウガラシエキスの配合で選ぶ
2製品とも、有効成分はインドメタシンで、用法・用量は1日2回を限度として患部に貼付します。効能・効果は2製品とも肩こりに伴う(による)肩の痛み、腰痛、筋肉痛、関節痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘等)、打撲、捻挫の8項目です(記載の順番と言い回しは製品によって異なります)。
違いのひとつは添加物です。キュウメタシンパップHには、添付文書に「温感を与える」と記載されているトウガラシエキスが添加物として配合されています。キュウメタシンパップZの添加物には、トウガラシエキスは含まれていません。l-メントールは2製品とも添加物として配合されています。
2製品とも、ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないこと、連続して2週間以上使用しないことが添付文書に記載されています。
トウガラシエキスを配合していないパップ剤がおすすめの場合
キュウメタシンパップZは、インドメタシン0.5g(膏体100g(1000cm2)中)を配合したパップ剤で、トウガラシエキスは配合されていません。
トウガラシエキスを配合していないパップ剤を選びたい場合には、キュウメタシンパップZを選択するとよいでしょう。添付文書には、15歳未満の小児は使用しないことが記載されています。
トウガラシエキスを配合していないキュウメタシン
温感を与えるトウガラシエキスを配合したパップ剤がおすすめの場合
キュウメタシンパップHは、インドメタシン0.375g(100g(1000cm2)中)を配合し、1枚の大きさは14cm×10cm(伸縮性)です。添付文書の「その他の注意」には「本剤は添加物として、温感を与えるトウガラシエキスが配合されていますので、以下のことに注意して下さい。」と記載されています。
温感を与えるトウガラシエキスを配合したパップ剤を選びたい場合には、キュウメタシンパップHを選択するとよいでしょう。添付文書には、打撲、捻挫の場合ははれや熱がひいてから使用すること、貼った患部をコタツや電気毛布等で温めないこと、少なくとも入浴の1時間前にははがし、入浴後は30分程してから使用することが記載されています。11歳未満の小児は使用しないことも記載されています。
トウガラシエキス配合のキュウメタシン
<キュウメタシンシリーズ比較表>
| キュウメタシンパップZ | キュウメタシンパップH | |
|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 |
| 剤形 | パップ剤(貼付剤) | パップ剤(貼付剤) |
| 有効成分と分量 | インドメタシン0.5g(膏体100g(1000cm2)中) | インドメタシン0.375g(100g(1000cm2)中) |
| 1枚の大きさ | 添付文書の成分・分量欄に記載なし | 14cm×10cm(伸縮性) |
| トウガラシエキス | 配合なし | 配合(添加物。温感を与える) |
| l-メントール | 配合(添加物) | 配合(添加物) |
| 効能・効果 | 肩こりに伴う肩の痛み、腰痛、筋肉痛、関節痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘等)、打撲、捻挫 | 腰痛、関節痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘等)、筋肉痛、打撲、捻挫、肩こりによる肩の痛み |
| 用法・用量 | ライナー(プラスチックフィルム)をはがし、1日2回を限度として患部に貼付 | 1日2回を限度として患部に貼付 |
| 使用しない年齢 | 15歳未満の小児 | 11歳未満の小児(11歳以上の小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させる) |
| ぜんそくを起こしたことがある人 | 使用しない | 使用しない |
| 妊婦又は妊娠していると思われる人 | 使用前に相談 | 使用前に相談 |
| 授乳中の人 | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 他の外用鎮痛消炎薬との併用 | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 連続して使用する期間 | 連続して2週間以上使用しない | 連続して2週間以上使用しない |
| 温めること・入浴 | 記載なし※ | 貼った患部をコタツや電気毛布等で温めない/少なくとも入浴の1時間前にははがし、入浴後は30分程してから使用 |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 5〜6日間 | 5〜6日間 |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「使用上の注意」に該当項目の記載がないことを示すもので、使用や併用が推奨されることを意味するものではありません。授乳中の方、ほかの薬を使っている方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※2製品とも、目の周囲、粘膜等、しっしん、かぶれ、傷口、みずむし・たむし等又は化膿している患部には使用しないよう添付文書に記載されています。
※キュウメタシンパップZとキュウメタシンパップHは、製造販売元が異なります(パップZはテイカ製薬株式会社、パップHは救急薬品工業株式会社。販売元はいずれも第一三共ヘルスケア株式会社)。
キュウメタシンシリーズの特徴
比較表で紹介した2商品について、詳しく解説します。
1.キュウメタシンパップZ
【特徴】
●第2類医薬品のパップ剤
●インドメタシン0.5gを配合(膏体100g(1000cm2)中)。添加物としてl-メントールを配合し、トウガラシエキスは配合されていません
●1日2回を限度として患部に貼付。15歳未満の小児は使用しない
●添付文書の「製品の特徴」欄に「気になるにおいをおさえた微香タイプです。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●トウガラシエキスを配合していないパップ剤を選びたい
●添付文書の「製品の特徴」欄に「気になるにおいをおさえた微香タイプです。」と記載されたパップ剤を選びたい
※ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないでください。連続して2週間以上使用しないでください。妊婦又は妊娠していると思われる人、医師の治療を受けている人、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人は、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。皮膚の弱い人は、使用前に腕の内側の皮膚の弱い箇所に1〜2cm角の小片を目安として半日以上貼り、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等の症状が起きないことを確かめてから使用するよう添付文書に記載されています。
2.キュウメタシンパップH

●温かいタイプ
●インドメタシン含有パップ剤
【特徴】
●第2類医薬品のパップ剤。1枚の大きさは14cm×10cm(伸縮性)
●インドメタシン0.375gを配合(100g(1000cm2)中)。添加物として、温感を与えるトウガラシエキスとl-メントールを配合
●1日2回を限度として患部に貼付。11歳未満の小児は使用しない。11歳以上の小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させる
●添付文書の「製品の特徴」欄に「伸縮自由自在で貼りやすい」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●温感を与えるトウガラシエキスを配合したパップ剤を選びたい
●貼った患部を温めない、入浴の1時間前にははがすといった添付文書の注意を確認したうえで、トウガラシエキス配合のパップ剤を使いたい
※貼った患部をコタツや電気毛布等で温めないでください。本剤を貼ったまま、あるいははがした直後に入浴すると刺激を感じることがあるため、少なくとも入浴の1時間前にははがし、入浴後は30分程してから使用してください。打撲、捻挫の場合には、はれや熱がひいてから使用してください。本剤を使用後、汗をかくと刺激を感じることがあります。本剤に触れた手で、目の周囲、口唇、鼻孔、その他の粘膜に触らないでください。ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないでください。連続して2週間以上使用しないでください。
キュウメタシン内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.トウガラシエキスを配合していないパップ剤を選びたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、キュウメタシンパップZがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している2製品のうち、トウガラシエキスを配合していないのはキュウメタシンパップZです。キュウメタシンパップZの添付文書には、15歳未満の小児は使用しないこと、ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないこと、連続して2週間以上使用しないことが記載されています。
2.温感を与えるトウガラシエキスを配合したパップ剤を選びたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、キュウメタシンパップHがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している2製品のうち、添付文書に「温感を与えるトウガラシエキスが配合されています」と記載されているのはキュウメタシンパップHです。貼った患部をコタツや電気毛布等で温めないこと、入浴の1時間前にははがすこと、打撲、捻挫の場合ははれや熱がひいてから使用することなどの注意が記載されています。

●温かいタイプ
●インドメタシン含有パップ剤
キュウメタシンの選び方Q&A
一番効き目のよいキュウメタシンは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に、トウガラシエキスの配合の有無で選びましょう。
そのうえで、トウガラシエキスを配合していないパップ剤を選びたい場合はキュウメタシンパップZ、温感を与えるトウガラシエキスを配合したパップ剤を選びたい場合はキュウメタシンパップHから選べます。効能・効果は2製品とも同じ8項目です(記載の順番と言い回しは異なります)。各製品の成分は比較表で確認できます。
キュウメタシンパップZとパップHの違いは?
どちらもインドメタシンを配合した第2類医薬品のパップ剤で、1日2回を限度として患部に貼付します。違いは次のとおりです。
・インドメタシンの分量:パップZは膏体100g(1000cm2)中0.5g、パップHは100g(1000cm2)中0.375g
・トウガラシエキス:パップHには添加物として配合(添付文書に「温感を与える」と記載)。パップZには配合されていません
・1枚の大きさ:パップHは14cm×10cm(伸縮性)。パップZは添付文書の成分・分量欄に記載がありません
・使用しない年齢:パップZは15歳未満の小児、パップHは11歳未満の小児
・パップHの添付文書には、コタツや電気毛布等で温めないこと、入浴の1時間前にははがし入浴後は30分程してから使用すること、打撲、捻挫の場合ははれや熱がひいてから使用することが記載されています
連続して2週間以上使用しないこと、ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないことは、2製品に共通して記載されています。
キュウメタシンは子どもも使える?何歳から?
用法・用量は2製品とも1日2回を限度として患部に貼付するもので、年齢ごとの用法・用量の区分はありません。使用しない年齢は製品によって異なり、添付文書には、キュウメタシンパップZは15歳未満の小児、キュウメタシンパップHは11歳未満の小児は使用しないことが記載されています。
本記事で比較している2製品のうち、11歳以上の小児に使用させる場合についての記載があるのはキュウメタシンパップHで、添付文書に「11歳以上の小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。」と記載されています。
小児に使用する場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
妊娠中や授乳中に使える?
2製品とも、添付文書の「相談すること」に「妊婦又は妊娠していると思われる人」は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談することが記載されています。キュアベルのキュウメタシンパップZの商品ページのよくある質問では、「妊娠中の人は、自己判断による安易な使用は避け、主治医にご相談ください。」と案内しています。
授乳中の人については、2製品とも添付文書に記載はありませんが、これは使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
ほかの湿布や飲み薬の痛み止めと一緒に使える?
2製品の添付文書には、他の外用鎮痛消炎薬との併用についての記載はありません。これは併用してよいことを意味するものではありません。2製品とも、医師の治療を受けている人と、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人は、使用前に相談するよう記載されています。
1日に貼る回数は2製品とも1日2回が限度で、連続して2週間以上使用しないよう記載されています。ほかの湿布や塗り薬、飲み薬の痛み止めを使っている場合や、貼る範囲が広い場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何日分になるかは用法・用量や使う範囲などによって変わるので、1日(または1回)あたりの費用で比べてみてください。

●温かいタイプ
●インドメタシン含有パップ剤
キュウメタシンシリーズって何種類あるの?
キュアベルには、キュウメタシンパップZとキュウメタシンパップHの2種類が掲載されています(2026年11月時点、いずれも第2類医薬品)。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 5〜6日間使用しても症状がよくならない
- 使用後に、皮膚に発疹・発赤、かゆみ、はれ、ヒリヒリ感、熱感、乾燥感などがあらわれた(パップZの添付文書ではかぶれ・皮下出血、パップHの添付文書では痛みも挙げられています)
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(使用前に相談)
- 妊婦又は妊娠していると思われる(使用前に相談)
2製品の添付文書には、痛みやはれ等の原因になっている病気を治療するのではなく、痛みやはれ等の症状のみを治療する薬剤なので、症状がある場合だけ使用するよう記載されています。
他のシリーズと比べたい方へ
肩こり・腰痛・関節痛・筋肉痛のときの薬の選び方全体は、肩こり・腰痛や関節痛、筋肉痛などにおすすめの市販薬で解説しています。
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まとめ
キュウメタシンの2製品は、有効成分(インドメタシン)と効能・効果の項目、1日2回を限度とする用法・用量が同じで、インドメタシンの分量、添加物、使用しない年齢が異なります。トウガラシエキスを配合していないのはキュウメタシンパップZ(インドメタシン0.5g/膏体100g中)、温感を与えるトウガラシエキスを配合しているのはキュウメタシンパップH(インドメタシン0.375g/100g中、1枚14cm×10cm)です。パップZは15歳未満、パップHは11歳未満の小児は使用しないよう添付文書に記載されています。2製品とも、ぜんそくを起こしたことがある人は使用せず、連続して2週間以上使用しないでください。
5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「キュウメタシン」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したキュウメタシン以外にも、たくさんの外用鎮痛消炎薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
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