【比較表あり】サクロンは結局どれがいい?全4種類の違いを成分で比較|サクロンQ・サクロンSとの違いも
サクロン(製造販売元:アルフレッサファーマ、販売元:エーザイ)には、散剤・錠剤など複数の種類があり、製品ごとに成分や服用できる年齢が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している4種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年10月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 制酸薬かサクロンQかで選ぶ
サクロンシリーズの4製品は、添付文書の薬効分類で「制酸薬」と「胃腸鎮痛鎮けい薬」の2つに分かれます。配合されている成分と効能・効果が異なるため、まずはどちらの製品を探しているかを決めましょう。
なお、4製品とも効能・効果に「吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐」と「胸やけ」「胃痛」「胃酸過多」「胃部不快感」が含まれます。
制酸薬(サクロン・サクロンS・サクロン錠)がおすすめの場合
サクロン・サクロンS・サクロン錠の3製品は、銅クロロフィリンカリウム、水酸化マグネシウム、無水リン酸水素カルシウム、ロートエキスを配合した制酸薬です(サクロンとサクロン錠は沈降炭酸カルシウムも配合)。効能・効果は3製品とも「胸やけ,飲み過ぎ,胃痛,胃酸過多,胃もたれ,胃部不快感,胃部膨満感,胃重,胸つかえ,げっぷ,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐」です(記載の順番は製品により異なります)。
飲み過ぎや胃もたれ、胃部膨満感、胸つかえも効能・効果に含まれる胃腸薬を探している場合や、8歳以上15歳未満の子どもが服用する場合には、この3製品から選択するとよいでしょう。服用は食間および就寝前の空腹時に1日3回です。
制酸薬のサクロン
胃腸鎮痛鎮けい薬(サクロンQ)がおすすめの場合
サクロンQは、オキセサゼインを配合した胃腸鎮痛鎮けい薬です。効能・効果は「胃痛,腹痛,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐,さしこみ(疝痛,癪),胸やけ,胃酸過多,胃部不快感,げっぷ(おくび)」です。
腹痛やさしこみ(疝痛,癪)も効能・効果に含まれる胃腸薬を探している場合には、サクロンQを選択するとよいでしょう。服用は1回2錠、1日3回までで、服用間隔は4時間以上おきます。
15歳未満の小児と、妊婦または妊娠していると思われる人は服用できません。また、長期連用しないよう添付文書に記載されています。
胃腸鎮痛鎮けい薬のサクロン
選び方② 剤形と服用する人の年齢で選ぶ
サクロンシリーズには散剤(粉)と錠剤があり、服用できる年齢も製品ごとに異なります。
※表は横にスクロールできます。
散剤(粉)がよい場合
サクロンとサクロンSは、1包ずつ分かれた散剤です。15歳以上は1回1包、8歳以上15歳未満は1回1/2包を1日3回服用します。
粉の胃腸薬がよい場合には、この2製品から選択するとよいでしょう。1包を分割した残りは、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないよう添付文書に記載されています。
散剤のサクロン
錠剤がよい場合
サクロン錠とサクロンQは錠剤です。サクロン錠は15歳以上が1回4錠、8歳以上15歳未満が1回2錠を1日3回、サクロンQは15歳以上が1回2錠を1日3回まで服用します。
粉薬が苦手で、錠剤がよい場合には、この2製品から選択するとよいでしょう。サクロンQは「かまずにすぐのみこんでください」と添付文書に記載されています(早くとける錠剤のため、成分が口の中に広がると口内にしびれが残ります)。
錠剤のサクロン
※小児(8歳以上15歳未満)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
<サクロンシリーズ比較表>
| サクロン | サクロンS | サクロン錠 | サクロンQ | |
|---|---|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 |
| 薬効分類 | 制酸薬 | 制酸薬 | 制酸薬 | 胃腸鎮痛鎮けい薬 |
| 剤形 | 散剤 | 散剤 | 錠剤 | 錠剤 |
| 服用できる年齢 | 8歳以上 | 8歳以上 | 8歳以上 | 15歳以上 |
| 1回量と服用回数 | 15歳以上:1包、1日3回 8〜14歳:1/2包、1日3回 | 15歳以上:1包、1日3回 8〜14歳:1/2包、1日3回 | 15歳以上:4錠、1日3回 8〜14歳:2錠、1日3回 | 2錠、1日3回まで(服用間隔は4時間以上) |
| 服用するとき | 食間および就寝前の空腹時 | 食間および就寝前の空腹時 | 食間および就寝前の空腹時 | ー |
| 成分・分量 | 3包(3.84g)中:銅クロロフィリンカリウム120mg、無水リン酸水素カルシウム1020mg、沈降炭酸カルシウム1020mg、水酸化マグネシウム960mg、ロートエキス30mg | 3包(3.69g)中:銅クロロフィリンカリウム90mg、水酸化マグネシウム1050mg、無水リン酸水素カルシウム1650mg、ロートエキス30mg | 12錠中:銅クロロフィリンカリウム120mg、無水リン酸水素カルシウム1020mg、沈降炭酸カルシウム1020mg、水酸化マグネシウム960mg、ロートエキス30mg | 2錠中:オキセサゼイン5mg |
| 効能・効果 | 胸やけ,飲み過ぎ,胃痛,胃酸過多,胃もたれ,胃部不快感,胃部膨満感,胃重,胸つかえ,げっぷ,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐 | 胃痛,胸やけ,飲み過ぎ,胃酸過多,胃もたれ,胃部不快感,胃部膨満感,胃重,胸つかえ,げっぷ,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐 | 胸やけ,飲み過ぎ,胃痛,胃酸過多,胃もたれ,胃部不快感,胃部膨満感,胃重,胸つかえ,げっぷ,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐 | 胃痛,腹痛,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐,さしこみ(疝痛,癪),胸やけ,胃酸過多,胃部不快感,げっぷ(おくび) |
| 服用している間は服用しない医薬品 | 胃腸鎮痛鎮痙薬 | 胃腸鎮痛鎮痙薬 | 胃腸鎮痛鎮痙薬 | 他の胃腸薬(ロートエキスを含有する製剤),他の胃腸鎮痛鎮痙薬 |
| 妊婦または妊娠していると思われる人 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用しないこと |
| 授乳中の人 | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける | 記載なし※ |
| 長期連用 | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | しないこと |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 2週間位 | 2週間位 | 2週間位 | 5~6回服用 |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」に該当項目の記載がないことを示すもので、服用が推奨されることを意味するものではありません。授乳中の方は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※サクロン・サクロンS・サクロン錠は、2週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう添付文書に記載されています。
※「服用するとき」の「ー」は、サクロンQの用法・用量に食間などの服用時期の記載がないことを示します。
サクロンシリーズの特徴
比較表で紹介した4商品について、詳しく解説します。
1.サクロン

サクロンは、出過ぎた胃酸の働きを弱め(中和)、分泌を抑制し、荒れた胃粘膜を葉緑素から作られた緑の成分で修復・保護します。
胃がムカムカしたり、キリキリ痛む方や、朝、歯みがき中にウッとなる方に。サクロンはスーッと飲めば、スーッと効きます。
【特徴】
●第2類医薬品の制酸薬(散剤)
●銅クロロフィリンカリウム120mg、無水リン酸水素カルシウム1020mg、沈降炭酸カルシウム1020mg、水酸化マグネシウム960mg、ロートエキス30mgを配合(3包中)
●8歳から服用可能(15歳以上は1回1包、8歳以上15歳未満は1回1/2包、1日3回)
●食間および就寝前の空腹時に服用(食間とは、食後2時間ほど経過し、胃の中に食べた物がほぼなくなっている時)
【こんな時におすすめ】
●8歳以上
●粉の胃腸薬がよい
●飲み過ぎや胃もたれ、胸つかえも効能・効果に含まれる胃腸薬を探している
※服用している間は、胃腸鎮痛鎮痙薬を服用しないでください。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあります)。
2.サクロンS

サクロンSは、朝起きた時や仕事中に感じる「胃痛」「胸やけ」「むかつき」などの症状を取り除く、飲みやすい顆粒タイプの緑の胃ぐすりです。
サクロンSは、出すぎた胃酸をすみやかに抑えることで、不快な胃症状を取り除きます。
また、葉緑素から作られた緑の成分が、アルコールや胃酸で荒れた胃粘膜を修復・保護します。
朝起きた時に胃の痛みを感じる方やお酒を飲むと胸やけやむかつきを感じる方に。飲めばスーッと効きます。
【特徴】
●第2類医薬品の制酸薬(散剤)
●銅クロロフィリンカリウム90mg、水酸化マグネシウム1050mg、無水リン酸水素カルシウム1650mg、ロートエキス30mgを配合(3包中)。沈降炭酸カルシウムは配合されていません
●8歳から服用可能(15歳以上は1回1包、8歳以上15歳未満は1回1/2包、1日3回)
●効能・効果の項目、用法・用量はサクロンと同じ
【こんな時におすすめ】
●8歳以上
●粉の胃腸薬がよい
●飲み過ぎや胃もたれ、胸つかえも効能・効果に含まれる胃腸薬を探している
※服用している間は、胃腸鎮痛鎮痙薬を服用しないでください。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあります)。
3.サクロン錠

胃のムカムカや胸やけは、胃酸が出過ぎることで起こることがあります。 また、過度な飲酒によりアルコールが胃粘膜自体を直接刺激することも原因となります。
サクロン錠は、出過ぎた胃酸の働きを弱め(中和)、分泌を抑制し、荒れた胃粘膜を葉緑素から作られた緑の成分で修復・保護します。
胃がムカムカしたり、キリキリ痛む方や、朝、歯みがき中にウッとなる方に。サクロン錠はスーッと飲めば、スーッと効きます。
【特徴】
●第2類医薬品の制酸薬(錠剤)
●サクロン3包と同じ銅クロロフィリンカリウム120mg、無水リン酸水素カルシウム1020mg、沈降炭酸カルシウム1020mg、水酸化マグネシウム960mg、ロートエキス30mgを配合(12錠中)
●8歳から服用可能(15歳以上は1回4錠、8歳以上15歳未満は1回2錠、1日3回)
●効能・効果、服用するとき(食間および就寝前の空腹時)はサクロンと同じ
【こんな時におすすめ】
●8歳以上
●粉薬が苦手で、錠剤がよい
●飲み過ぎや胃もたれ、胸つかえも効能・効果に含まれる胃腸薬を探している
※服用している間は、胃腸鎮痛鎮痙薬を服用しないでください。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあります)。96錠包装は、開封後は6ヵ月以内を目安に服用するよう添付文書に記載されています。
4.サクロンQ

サクロンQは、胃酸やアルコールなどが胃粘膜を刺激して起きる「ムカムカ・はきけ・胃痛」に速く効く胃ぐすりです。
服用後、すみやかに溶解するクイック製剤のため、胃の中で早く溶けて、成分(オキセサゼイン)が胃粘膜に直接作用し、つらい症状を素早く改善します。
胃の痛みなど感じた時いつでも飲むことができます。
(1日3回までとし、服用間隔は4時間以上あける)
【特徴】
●第2類医薬品の胃腸鎮痛鎮けい薬(錠剤)
●オキセサゼイン5mgを配合(2錠中)
●15歳以上が服用でき、1回2錠を1日3回まで。服用間隔は4時間以上
●効能・効果に「腹痛」「さしこみ(疝痛,癪)」が含まれる(本記事で比較している4製品のうち、サクロンQだけ)
【こんな時におすすめ】
●腹痛やさしこみ(疝痛,癪)も効能・効果に含まれる胃腸薬を探している
●粉薬が苦手で、錠剤がよい
※妊婦または妊娠していると思われる人、15歳未満の小児は服用しないでください。服用している間は、他の胃腸薬(ロートエキスを含有する製剤)、他の胃腸鎮痛鎮痙薬を服用しないでください。長期連用しないでください。
※「かまずにすぐのみこんでください」と添付文書に記載されています(早くとける錠剤のため、成分が口の中に広がると口内にしびれが残ります)。
※錠剤はシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください(誤ってシートのままのみこむと、食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながると添付文書に記載されています)。
商品による成分の違い
サクロン・サクロンS・サクロン錠の3製品は、銅クロロフィリンカリウム、水酸化マグネシウム、無水リン酸水素カルシウム、ロートエキスを配合しています。サクロンとサクロン錠は成分と1日量中の分量が同じで(サクロン3包・サクロン錠12錠中)、沈降炭酸カルシウムも配合しています。サクロンSは沈降炭酸カルシウムを配合しておらず、ほかの成分の分量もサクロンと異なります。
サクロンQの成分はオキセサゼインです。サクロンQの添付文書には、服用している間はロートエキスを含有する胃腸薬を服用しないよう記載されています。
サクロン内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.8〜14歳の子どもが錠剤で服用するとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、サクロン錠がおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している4製品のうち、8歳から服用できるのはサクロン・サクロンS・サクロン錠の3製品で、このうち錠剤はサクロン錠です。8歳以上15歳未満は1回2錠を1日3回、食間および就寝前の空腹時に服用します。小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

胃のムカムカや胸やけは、胃酸が出過ぎることで起こることがあります。 また、過度な飲酒によりアルコールが胃粘膜自体を直接刺激することも原因となります。
サクロン錠は、出過ぎた胃酸の働きを弱め(中和)、分泌を抑制し、荒れた胃粘膜を葉緑素から作られた緑の成分で修復・保護します。
胃がムカムカしたり、キリキリ痛む方や、朝、歯みがき中にウッとなる方に。サクロン錠はスーッと飲めば、スーッと効きます。
2.腹痛やさしこみも効能・効果に含まれる胃腸薬を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、サクロンQがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している4製品のうち、効能・効果に「腹痛」「さしこみ(疝痛,癪)」が含まれるのはサクロンQです。15歳以上が対象で、妊婦または妊娠していると思われる人は服用できません。5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

サクロンQは、胃酸やアルコールなどが胃粘膜を刺激して起きる「ムカムカ・はきけ・胃痛」に速く効く胃ぐすりです。
服用後、すみやかに溶解するクイック製剤のため、胃の中で早く溶けて、成分(オキセサゼイン)が胃粘膜に直接作用し、つらい症状を素早く改善します。
胃の痛みなど感じた時いつでも飲むことができます。
(1日3回までとし、服用間隔は4時間以上あける)
サクロンの選び方Q&A
一番効き目のよいサクロンは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に、効能・効果に気になる症状が含まれているかを確認しましょう。
そのうえで、例として8歳以上15歳未満の子どもが服用する場合には、サクロン・サクロンS・サクロン錠から選べます。腹痛やさしこみ(疝痛,癪)も効能・効果に含まれる製品を探している場合は、サクロンQ(15歳以上)が該当します。
サクロンとサクロンQの違いは?
配合されている成分と、効能・効果、服用できる人が異なります。
・成分:サクロンは銅クロロフィリンカリウム、無水リン酸水素カルシウム、沈降炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、ロートエキスを配合した制酸薬、サクロンQはオキセサゼインを配合した胃腸鎮痛鎮けい薬
・効能・効果:サクロンには「飲み過ぎ」「胃もたれ」「胃部膨満感」「胃重」「胸つかえ」、サクロンQには「腹痛」「さしこみ(疝痛,癪)」が含まれます
・服用できる年齢:サクロンは8歳以上、サクロンQは15歳以上
・妊婦または妊娠していると思われる人:サクロンは服用前に相談、サクロンQは服用しないこと
・飲み方:サクロンは食間および就寝前の空腹時に1日3回、サクロンQは1日3回までで服用間隔は4時間以上
サクロンQとサクロン・サクロンS・サクロン錠は一緒に飲める?
一緒に服用しないでください。サクロンQの添付文書には、服用している間は「他の胃腸薬(ロートエキスを含有する製剤),他の胃腸鎮痛鎮痙薬」を服用しないよう記載されています。サクロン・サクロンS・サクロン錠はいずれもロートエキスを配合しています。
また、サクロン・サクロンS・サクロン錠の添付文書には、服用している間は「胃腸鎮痛鎮痙薬」を服用しないよう記載されています。ほかの薬と一緒に服用したい場合は、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
サクロンとサクロンS、サクロン錠の違いは?
3製品とも制酸薬で、効能・効果の項目と、服用できる年齢(8歳以上)、服用するとき(食間および就寝前の空腹時に1日3回)は同じです。
・サクロンとサクロンS:どちらも散剤ですが、成分・分量が異なります。サクロンは沈降炭酸カルシウムを配合し、サクロンSは配合していません。銅クロロフィリンカリウムはサクロンが120mg、サクロンSが90mg(いずれも3包中)です
・サクロンとサクロン錠:成分と分量は同じ(サクロン3包・サクロン錠12錠中)で、剤形が異なります。15歳以上の1回量は、サクロンが1包、サクロン錠が4錠です
妊娠中や授乳中に服用できる?
サクロンQは、添付文書で「妊婦又は妊娠していると思われる人」は服用しないよう記載されています。サクロン・サクロンS・サクロン錠は、妊婦または妊娠していると思われる人が服用前に相談する対象として記載されています。
授乳中については、サクロン・サクロンS・サクロン錠の添付文書に「授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください」(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあります)、「母乳が出にくくなることがあります」と記載されています。サクロンQの添付文書に授乳中の記載はありませんが、服用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
サクロンは子どもも飲める?何歳から?
サクロン・サクロンS・サクロン錠は8歳から服用でき、8歳以上15歳未満はサクロン・サクロンSが1回1/2包、サクロン錠が1回2錠です(いずれも1日3回)。8歳未満は服用できません。サクロンQは15歳未満の小児は服用できません(選び方②の表も参考にしてください)。小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「1回量と服用回数」の行)、同じ価格でも何日分になるかは用法・用量や服用した回数などによって変わるので、1日あたりの費用で比べてみてください。

サクロンは、出過ぎた胃酸の働きを弱め(中和)、分泌を抑制し、荒れた胃粘膜を葉緑素から作られた緑の成分で修復・保護します。
胃がムカムカしたり、キリキリ痛む方や、朝、歯みがき中にウッとなる方に。サクロンはスーッと飲めば、スーッと効きます。
サクロンシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、サクロン、サクロンS、サクロン錠、サクロンQの4種類(いずれも第2類医薬品)が掲載されています(2026年10月時点)。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に服用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- サクロン・サクロンS・サクロン錠を2週間位服用しても症状がよくならない
- サクロンQを5~6回服用しても症状がよくならない
- 服用後に、発疹・発赤、かゆみがあらわれた(直ちに服用を中止する)
- サクロンQの服用後に、頭痛、ねむけ、めまい、脱力感があらわれた(直ちに服用を中止する)
- 服用後に、口のかわき、便秘、下痢が続く、または強くなる(サクロンQの添付文書の記載は便秘)
- 医師の治療を受けている、高齢者である、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(服用前に相談)
- 排尿困難の症状がある、腎臓病、心臓病、緑内障、甲状腺機能障害の診断を受けた(サクロン・サクロンS・サクロン錠の添付文書の記載。服用前に相談)
他のシリーズと比べたい方へ
胃の不調のときの薬の選び方全体は胃の不調におすすめの市販薬(胃腸薬)、飲みすぎ・二日酔いのときの薬の選び方は飲みすぎ、二日酔いの症状におすすめの市販薬で解説しています。
- ヘパリーゼシリーズを徹底比較!主な成分や選び方のポイントを解説
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- ガスター10は結局どれがいい?全3種類の違いを成分で比較|S錠・散との違いも
- パンシロンは結局どれがいい?全7種類の違いを成分で比較|01プラスとGの違いも
まとめ
サクロンシリーズの4製品は、制酸薬のサクロン・サクロンS・サクロン錠と、胃腸鎮痛鎮けい薬のサクロンQに分かれ、成分と効能・効果、服用できる年齢が異なります。本記事で比較している4製品のうち、8歳から服用できるのはサクロン・サクロンS・サクロン錠で、このうち散剤はサクロンとサクロンS、錠剤はサクロン錠です。サクロンQは15歳以上が対象で、効能・効果に腹痛やさしこみ(疝痛,癪)が含まれます。サクロンQとロートエキスを配合したほかの3製品は、一緒に服用しないでください。
迷ったときは薬剤師または登録販売者に相談し、症状がよくならない場合や上記の症状がある場合は医療機関を受診してください。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「サクロン」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したサクロン以外にも、たくさんの胃腸薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
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