ヘパリーゼシリーズを徹底比較!主な成分や選び方のポイントを解説
疲れやだるさが気になるときに、ヘパリーゼシリーズを手に取る方もいらっしゃるでしょう。ヘパリーゼには薬局・ドラッグストアで買える医薬品と、コンビニなどで買える清涼飲料水があり、同じ「ヘパリーゼ」という名前でも中身は大きく異なります。パッケージの雰囲気や価格だけで選ぶのではなく、区分と成分の違いから自分にあった商品を選ぶようにしましょう。
※掲載している商品の選定、商品画像や価格、特徴、対応レベル目安などはキュアベルの情報を基にしており、監修者によるものではありません。
錠剤とドリンク剤の違い
医薬品のヘパリーゼシリーズには、錠剤タイプとドリンクタイプがあります。どちらも主成分は肝臓水解物ですが、配合されている成分の種類と、飲むタイミングの考え方が異なります。錠剤タイプは1日2回、ドリンクタイプは1日1回と用法が異なります。携帯性や服用回数、配合成分、カフェインの有無などを踏まえて選びましょう。
錠剤タイプ
錠剤タイプはヘパリーゼプラスⅡのみで、1日量6錠中に肝臓水解物600mgが配合されています。
ドリンクタイプ
1回1瓶(50mL)を1日1回服用します。生薬やタウリンなどが加わり、製品によって配合内容が大きく変わります。
医薬品と清涼飲料水・指定医薬部外品の違い
ヘパリーゼで最も誤解が多いのが、この区分の違いです。コンビニで見かける「ヘパリーゼW」シリーズは清涼飲料水・栄養補助食品のため、医薬品のように効能・効果が承認された製品ではありません。一方、薬局・ドラッグストアで販売されている医薬品のヘパリーゼは、肝臓水解物などを有効成分として配合し、効能・効果が承認されています。今回は医薬品のヘパリーゼシリーズについて詳しく解説していきます。
医薬品のラインナップ
- ヘパリーゼプラスⅡ(第3類医薬品/錠剤)
- ヘパリーゼドリンクⅡ(第3類医薬品/ドリンク)
- ヘパリーゼHiプラス(第2類医薬品/ドリンク)
- ヘパリーゼキング(第2類医薬品/ドリンク)
- ヘパリーゼキングプラス(第2類医薬品/ドリンク)
- ヘパリーゼキングEX(第2類医薬品/ドリンク)
いずれも効能・効果は共通で、「滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質」です。効能・効果に「二日酔い」は含まれていません。お酒の場面で名前を聞くことが多い商品ですが、あくまで栄養補給と滋養強壮のための医薬品である点は押さえておきましょう。
指定医薬部外品のラインナップ
- ヘパリーゼアミノ(指定医薬部外品/ドリンク)
コンビニでも購入できるドリンクです。肝臓水解物は配合されておらず、5種類のアミノ酸やタウリン、ビタミンB2・B6などによる栄養補給が中心の設計になっています。
清涼飲料水・栄養補助食品のラインナップ
- ヘパリーゼW/ヘパリーゼW シャイン/ヘパリーゼW HYPER(清涼飲料水)
- ヘパリーゼW PREMIUM/ヘパリーゼW PREMIUM極(清涼飲料水)
- ヘパリーゼ SUPER/ヘパリーゼ SUPER Rich(清涼飲料水)
- ヘパリーゼW 粒タイプ/ヘパリーゼW PREMIUM 粒タイプ/ヘパリーゼ SUPER 粒タイプ(栄養補助食品)
いずれも食品にあたるため、医薬品のような効能・効果はうたえません。「医薬品のヘパリーゼ」と「清涼飲料水のヘパリーゼW」は別物と理解しておくと、選ぶときに迷いにくくなります。
ヘパリーゼシリーズ(医薬品)に含まれる主な成分
医薬品のヘパリーゼシリーズに含まれる成分について解説します。
〇ヘパリーゼシリーズの成分・価格の比較
| 製品名 | 区分 | 剤形/容量 | 肝臓水解物 | イノシトール | 生薬など | カフェイン | 希望小売価格(税込) |
| ヘパリーゼプラスⅡ | 第3類医薬品 | 錠剤 | 600mg(1日量6錠中) | 〇 | なし | なし | 6錠 363円 60錠 2,178円 180錠 5,445円 |
| ヘパリーゼドリンクⅡ | 第3類医薬品 | 50mL | 200mg | 3種 | なし | 545円 3本 1,634円 |
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| ヘパリーゼHiプラス | 第2類医薬品 | 50mL | 200mg | 6種 | なし | 649円 3本 1,947円 |
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| ヘパリーゼキング | 第2類医薬品 | 50mL | 200mg | 6種 | 50mg | 880円 | |
| ヘパリーゼキングプラス | 第2類医薬品 | 50mL | 300mg | 7種 | 50mg | 1,320円 | |
| ヘパリーゼキングEX | 第2類医薬品 | 50mL | 300mg | 7種 | 50mg | 1,650円 |
※価格はメーカー希望小売価格です。実際の販売価格は店舗により異なります。
肝臓水解物
天然の良質なレバーに消化酵素を加えて加水分解した成分で、シリーズ共通の主成分です。9種類の必須アミノ酸を含む18種類のアミノ酸とペプチドを含み、消化吸収しやすいのが特徴とされています。錠剤のヘパリーゼプラスⅡは1日量600mg、ドリンクは1瓶あたり200mgまたは300mgが配合されています。
ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン
肝臓の働きをサポートし、滋養強壮効果を発揮する成分です。錠剤のヘパリーゼプラスⅡを除く5製品に、1瓶あたり20mgが配合されています。
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
細胞の新陳代謝(栄養を取り入れたり、老廃物を排泄したりすること)に関与している成分です。ドリンクタイプに配合されています。
イノシトール
肝臓水解物とともにはたらいて滋養強壮効果を発揮する成分です。シリーズ内ではヘパリーゼプラスⅡにのみ配合されています。
タウリン
体力を消耗したときの栄養補給に役立つ成分で、ドリンクタイプ5製品すべてに1瓶あたり1,000mgが配合されています。
カルニチン塩化物
胃の働きを高める成分です。ドリンクの中ではヘパリーゼHiプラスとヘパリーゼキングに100mgが配合されています。
ビタミンB2・ビタミンB6・ニコチン酸アミド・ビタミンE
いずれも体力を消耗したときの栄養補給に役立つビタミン類です。ヘパリーゼプラスⅡにはビタミンB2(リボフラビン)とビタミンE酢酸エステルが、ドリンクタイプにはビタミンB2リン酸エステル、ビタミンB6、ニコチン酸アミドが配合されています。
無水カフェイン
キングシリーズ3製品にのみ、1瓶あたり50mgが配合されています。ヘパリーゼプラスⅡ、ヘパリーゼドリンクⅡ、ヘパリーゼHiプラスはノンカフェインのため、就寝前に服用したい場合はこちらが候補になります。
生薬成分
ドリンクタイプには製品ごとに異なる生薬などが配合されており、これがそのまま製品の性格の違いになっています。
- ゴミシ……全ドリンクに共通して配合。滋養強壮、肉体疲労時に役立つ
- トシシ、ハゲキテン、イカリソウ、ジオウ、シゴカ……滋養強壮、肉体疲労時に役立つ
- ショウキョウ、ケイヒ、サンシュユ、ビャクジュツ、セイヨウサンザシ……胃腸の働きをサポートする
- クコシ、オウギ、ローヤルゼリー……栄養補給を助ける
ヘパリーゼシリーズの違い
ヘパリーゼシリーズの主な違いについて解説します。
※これらの製品は医薬品です。「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
1. ヘパリーゼプラスⅡ

*お付き合いや残業の機会が多く疲れを感じた時や,胃腸の調子が良くない時などの栄養補給に効果を発揮します。
*肝臓水解物やイノシトールが新陳代謝を高めるとともに,ビタミンB2・Eが栄養補給に働きます。
*赤褐色の糖衣錠です。
2. ヘパリーゼドリンクⅡ

滋養強壮効果で栄養プラス
●肝臓水解物、ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン、3種の生薬、ビタミンを含み、滋養強壮効果を発揮
●朝がダルいときにもノンカフェインの1本
3. ヘパリーゼHiプラス

滋養強壮効果で栄養プラス
医薬品ヘパリーゼシリーズのメイン成分肝臓水解物に加え、ビタミン、滋養強壮作用のある生薬など6種の生薬を配合。
ノンカフェインだから夜寝る前にもおすすめ
4. ヘパリーゼキング

ヘパリーゼキングはこんなときにおすすめです
●胃腸の調子が悪いとき
●栄養バランスの悪い食事が続いたとき
●体調をくずしたときや、疲れを感じたとき
などの栄養補給に
5. ヘパリーゼキングプラス

だるい疲れと胃腸障害時に
ヘパリーゼキングプラスはこんなときにおすすめです
●胃腸の調子が悪いとき
●栄養バランスの悪い食事が続いたとき
●朝からだるいとき
●体調をくずしたときや、疲れを感じたとき
などの栄養補給に
6. ヘパリーゼキングEX

ヘパリーゼキングEXはこんなときにおすすめです。
●朝からだるいとき
●胃腸の調子が悪いとき
●栄養バランスの悪い食事が続いたとき
●体調をくずしたときや、疲れを感じたとき
などの栄養補給に
肝臓水解物などが疲れた身体をサポート
ヘパリーゼキング・キングプラス・キングEXの違い
キングシリーズ3製品は、肝臓水解物、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン、タウリン、ビタミン類、無水カフェインという基本構成が共通しています。違いが出るのは肝臓水解物の量と、配合されている生薬の組み合わせです。
ヘパリーゼキングは肝臓水解物200mgで、ハゲキテンやビャクジュツなどを含む6種類の生薬を配合しています。ヘパリーゼキングプラスとヘパリーゼキングEXは肝臓水解物が300mgに増え、生薬も7種類になります。
キングプラスとキングEXの差は生薬の顔ぶれです。キングプラスはショウキョウ、ケイヒ、ジオウ、セイヨウサンザシなど胃腸の働きをサポートする生薬が中心で、キングEXはシゴカやトシシ、イカリソウに加えてローヤルゼリーを200mg配合し、滋養強壮に軸足を置いた構成になっています。なお、キングプラスとキングEXにはカルニチン塩化物は配合されていません。
ヘパリーゼシリーズ商品選択のポイント
錠剤タイプかドリンクタイプかをまず決めて、そのうえで胃腸の不調があるか、カフェインを避けたいかで絞り込むと選びやすくなります。
錠剤タイプ
1日2回に分けて服用する錠剤のヘパリーゼプラスⅡが候補です。1日あたりの価格を抑えやすく、持ち歩きもしやすいのが利点です。
ドリンクタイプ
価格を抑えたい場合はヘパリーゼドリンクⅡ、たまった疲れが気になる場合はキングシリーズが選択肢です。
夜や就寝前に飲みたい
無水カフェインを含まないヘパリーゼプラスⅡ、ヘパリーゼドリンクⅡ、ヘパリーゼHiプラスが候補です。キングシリーズは3製品とも無水カフェイン50mgを含むため、就寝前の服用や、ほかにカフェインを多く摂っている場合は注意しましょう。
胃腸の不調も気になる
胃腸の働きをサポートする生薬を中心に配合したヘパリーゼキングプラスが候補です。ただし、胃部不快感やはきけそのものへの対処を目的とする場合は、健胃清涼剤であるヘパリーゼ胃腸シリーズなど、別の効能・効果を持つ商品を選ぶ必要があります。
<ヘパリーゼシリーズの一覧>
ヘパリーゼシリーズは、二日酔い対策になる?
医薬品のヘパリーゼシリーズの効能・効果は「滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質」であり、二日酔いの改善やアルコールの分解を目的とした医薬品ではありません。
飲み過ぎによる胃のむかつきなどが気になる場合は、食べ過ぎ又は飲み過ぎによる胃部不快感及びはきけを効能・効果とするヘパリーゼ胃腸シリーズなど、目的にあった区分の商品を選びましょう。何より、お酒の量そのものを控えることが基本です。
妊娠中、授乳中にヘパリーゼシリーズは、服用できる?
効能・効果に「妊娠授乳期などの場合の栄養補給」と記載があるため、基本的には服用できます。ただしキングシリーズには無水カフェインが1瓶あたり50mg含まれるため、カフェインの摂りすぎには注意してください。妊娠中・授乳中は体調やほかに使用している薬によって判断が異なることもあるため、心配な場合は医師や薬剤師に相談してください。
ヘパリーゼシリーズは、毎日飲み続けても問題ない?
肉体疲労時などの栄養補給が目的の場合は、用法・用量を守って服用することは問題ありません。いずれの製品も成人(15歳以上)が対象で、15歳未満は服用できません。
なお、しばらく服用しても症状がよくならない場合は、服用を中止し、医師・薬剤師・登録販売者に相談するようにしましょう。だるさの背景に、別の対処が必要な原因が隠れていることもあります。
こんな症状は受診を
以下に1つでも当てはまる場合は、医療機関を受診しましょう。
- 疲れや倦怠感が長く続いており、顔色が悪い
- 十分に休養しても疲れが回復しない
- 体重が意図せず減ってきている
- 白目や皮膚が黄色い、尿の色が濃い
- 食欲不振や吐き気が続いている
- 健康診断で肝機能の数値を指摘されたことがある
※本記事の情報は掲載時点のものです。価格・仕様は変更される場合があります。服用にあたっては必ず製品の添付文書をご確認ください。