【比較表あり】市販のボルタレンは結局どれがいい?全8種類の違いを成分で比較|EXとACの違い、テープと塗り薬の違いも
ボルタレン(製造販売元:同仁医薬化工、販売元:Haleonジャパン)には、テープ剤・ゲル剤・ローション剤の外用鎮痛消炎薬があり、製品ごとに剤形や使う回数、l-メントールの配合の有無が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している8種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書およびメーカー公式情報をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年11月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 貼り薬か塗り薬かで選ぶ
ボルタレンシリーズの8製品は、添付文書の「製品の特徴」欄でテープ剤(EXテープ、EXテープL、ACαテープ、ACαテープL)、ゲル剤(EXゲル、ACゲル)、ローション剤(EXローション、ACローション)に分かれます。有効成分はいずれもジクロフェナクナトリウムで、効能・効果は8製品とも「腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫」です(ゲル剤は「関節痛」から始まる順番で記載)。
8製品とも、15才未満の小児、妊婦又は妊娠していると思われる人、ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないよう添付文書に記載されています。
貼り薬(テープ剤)がおすすめの場合
テープ剤は1日1回、患部に貼ります。1枚の大きさは、EXテープとACαテープが7×10cm(1日1回1〜2枚、1回あたり2枚まで)、EXテープLとACαテープLが10×14cm(1日1回1枚、1回あたり1枚まで)です。
1日1回貼るタイプの薬を使いたい場合には、テープ剤のボルタレンを選択するとよいでしょう。添付文書の「用法・用量に関連する注意」には「1回あたり24時間を超えて貼り続けないでください。」、「してはいけないこと」には「連続して2週間以上使用しないでください。」と記載されています。
テープ剤の添付文書には、使用前に相談する人として、他の医薬品を使用している人、テープ剤でかぶれ等を起こしたことがある人、消化性潰瘍・血液障害・肝臓病・腎臓病・高血圧・心臓病・インフルエンザの診断を受けた人、高齢者なども挙げられています。
テープ剤のボルタレン
・ボルタレンEXテープ/EXテープL
・ボルタレンACαテープ/ACαテープL
塗り薬(ゲル剤・ローション剤)がおすすめの場合
ゲル剤とローション剤は1日3〜4回、適量を患部に塗ります(ゲル剤は「塗擦」、ローション剤は「塗布」と記載)。添付文書の「用法・用量に関連する注意」には「1週間あたり50gを超えて使用しないでください。」「通気性の悪いもの(ラップフィルム,矯正ベルト等)で使用部位を覆い,密封状態にしないでください。」と記載されています。また、「してはいけないこと」には、テープ剤にはない「皮ふの弱い部位(顔,頭,わきの下等)」には使用しないことが記載されています。
患部に塗って使いたい場合には、ゲル剤またはローション剤のボルタレンを選択するとよいでしょう。
ゲル剤とローション剤の違いは、添付文書の「製品の特徴」欄の説明にあります。
・ゲル剤(EXゲル・ACゲル):「べとつかず,乾きが早いゲルです。」「伸びがよく,肘,膝,手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。」「繰り返し,すりこむ必要はありません。」と記載されています。メーカー(Haleonジャパン)の公式サイトのゲル製品のページには「ひざなどの関節痛に。」と記載されています
・ローション剤(EXローション・ACローション):「広い範囲に一気に簡単に塗れ,乾きやすいローションです。」「首筋などの有毛部位への使用にも適しています。」と記載されています
首筋など毛のある部位に塗りたい場合はローション剤、肘や膝、手首などに塗りたい場合はゲル剤を参考にしてください。ゲル剤・ローション剤とも、頭などの皮ふの弱い部位には使用しないでください。
ゲル剤のボルタレン
ローション剤のボルタレン
選び方② l-メントールの配合の有無で選ぶ(EXとAC)
商品名に「EX」が付く製品はl-メントールを配合し、「AC」「ACα」が付く製品はメントールを配合していません。ジクロフェナクナトリウムの分量は、同じ剤形どうしでEXとACが同じです(テープ剤は膏体100g中1g、ゲル剤・ローション剤は1g中10mg)。効能・効果、用法・用量、使用上の注意も、同じ剤形どうしで同じ内容が記載されています。
l-メントール配合(EX)がおすすめの場合
EXゲルとEXローションは、有効成分としてl-メントールを1g中30mg配合し、添付文書の「製品の特徴」欄には「l-メントール配合でさわやかな清涼感があります。」と記載されています。EXテープとEXテープLは、添加物としてl-メントールを配合しています。メーカーの公式サイトでは、EXの製品を「ℓ-メントール配合により、清涼感を増したクールタイプ。」と案内しています。
l-メントールを配合した清涼感のあるタイプを選びたい場合には、EXのボルタレンを選択するとよいでしょう。
l-メントール配合のボルタレン(EX)
・ボルタレンEXテープ/EXテープL
・ボルタレンEXゲル
・ボルタレンEXローション
メントール無配合(AC)がおすすめの場合
ACαテープとACαテープLは、添付文書の「製品の特徴」欄に「メントール無配合・無香料」、ACゲルとACローションは「メントール無配合」と記載されています。メーカーの公式サイトでは、ACの製品を「においが気にならない、メントール無配合。」と案内しています。
メントールを配合していないタイプを選びたい場合には、ACのボルタレンを選択するとよいでしょう。
メントール無配合のボルタレン(AC)
・ボルタレンACαテープ/ACαテープL
・ボルタレンACゲル
・ボルタレンACローション
<ボルタレンシリーズ比較表>
| EXテープ/EXテープL | ACαテープ/ACαテープL | EXゲル | ACゲル | EXローション | ACローション | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 |
| 剤形 | テープ剤 | テープ剤 | ゲル剤 | ゲル剤 | ローション剤 | ローション剤 |
| 1枚の大きさ | EXテープ:7×10cm EXテープL:10×14cm | ACαテープ:7×10cm ACαテープL:10×14cm | ー | ー | ー | ー |
| 有効成分と分量 | ジクロフェナクナトリウム1g(膏体100g中) | ジクロフェナクナトリウム1g(膏体100g中) | ジクロフェナクナトリウム10mg、l-メントール30mg(1g中) | ジクロフェナクナトリウム10mg(1g中) | ジクロフェナクナトリウム10mg、l-メントール30mg(1g中) | ジクロフェナクナトリウム10mg(1g中) |
| l-メントール | 配合(添加物) | 無配合(製品の特徴欄に「メントール無配合・無香料」) | 配合(有効成分) | 無配合(製品の特徴欄に「メントール無配合」) | 配合(有効成分) | 無配合(製品の特徴欄に「メントール無配合」) |
| 効能・効果 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 | 関節痛、腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 | 関節痛、腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | EXテープ:1日1回1〜2枚(1回あたり2枚まで) EXテープL:1日1回1枚(1回あたり1枚まで) | ACαテープ:1日1回1〜2枚(1回あたり2枚まで) ACαテープL:1日1回1枚(1回あたり1枚まで) | 1日3〜4回適量を患部に塗擦 | 1日3〜4回適量を患部に塗擦 | 1日3〜4回適量を患部に塗布 | 1日3〜4回適量を患部に塗布 |
| 1回あたりの貼付時間 | 24時間を超えて貼り続けない | 24時間を超えて貼り続けない | ー | ー | ー | ー |
| 1週間あたりの使用量 | ー | ー | 50gを超えない | 50gを超えない | 50gを超えない | 50gを超えない |
| 連続使用・長期連用 | 連続して2週間以上使用しない | 連続して2週間以上使用しない | 長期連用しない | 長期連用しない | 長期連用しない | 長期連用しない |
| 15才未満の小児 | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない |
| 妊婦又は妊娠していると思われる人 | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない |
| ぜんそくを起こしたことがある人 | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない | 使用しない |
| 使用しない部位 | 目の周囲、粘膜等/湿疹、かぶれ、傷口/みずむし・たむし等又は化膿している患部 | 目の周囲、粘膜等/湿疹、かぶれ、傷口/みずむし・たむし等又は化膿している患部 | 目の周囲、粘膜等/皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)/湿疹、かぶれ、傷口/みずむし・たむし等又は化膿している患部 | 目の周囲、粘膜等/皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)/湿疹、かぶれ、傷口/みずむし・たむし等又は化膿している患部 | 目の周囲、粘膜等/皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)/湿疹、かぶれ、傷口/みずむし・たむし等又は化膿している患部 | 目の周囲、粘膜等/皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)/湿疹、かぶれ、傷口/みずむし・たむし等又は化膿している患部 |
| 他の外用鎮痛消炎剤 | 使用している間は使用しない | 使用している間は使用しない | 使用している間は使用しない | 使用している間は使用しない | 使用している間は使用しない | 使用している間は使用しない |
| 使用前に相談する人 | 医師の治療を受けている人、他の医薬品を使用している人、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人、テープ剤でかぶれ等を起こしたことがある人、消化性潰瘍・血液障害・肝臓病・腎臓病・高血圧・心臓病・インフルエンザの診断を受けた人、ニューキノロン系抗菌剤・非ステロイド性消炎鎮痛剤(アスピリン等)などの投与を受けている人、高齢者 | EXテープ/EXテープLと同じ | 医師の治療を受けている人、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人、ニューキノロン系抗菌剤の投与を受けている人 | EXゲルと同じ | EXゲルと同じ | EXゲルと同じ |
| 授乳中の人 | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 | 5〜6日間 |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」に該当項目の記載がないことを示すもので、使用が推奨されることを意味するものではありません。授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※EXテープとEXテープL、ACαテープとACαテープLは、それぞれ添付文書が別の製品です。1枚の大きさと用法・用量のほかは、同じ内容が記載されています。
※8製品とも、用法・用量に「本成分を含む他の外用剤を併用しないでください。」と記載されています。
ボルタレンシリーズの特徴
比較表で紹介した8商品について、詳しく解説します。有効成分と効能・効果が同じで、1枚の大きさだけが違うテープ剤は、まとめて紹介しています。
※8製品とも、製造販売元は同仁医薬化工、販売元はHaleonジャパンです。
1.ボルタレンEXテープ/ボルタレンEXテープL

動いてもはがれにくいボルタレン
ボルタレンが誇る3つの作用が、痛みへしっかりアプローチします。
1.鎮痛力
有効成分ジクロフェナクが痛みと炎症のもとに働きます。
2.浸透力
独自の製剤技術により有効成分が痛みのもとへすばやく浸透します。
3.持続力
テープタイプは1日1回で効くので、貼り替える必要がありません。

●有効成分が徐々に放出され、優れた持続性があります。1日1回の使用で効果が24時間持続します。
●有効成分が外部に揮散せず、痛みのもとを狙って作用します。
●貼りやすい、貼り直しやすい、たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。
●貼った部分からじんわり心地よい清涼感が広がります。
【特徴】
●第2類医薬品のテープ剤。1枚の大きさは、EXテープが7×10cm、EXテープLが10×14cm
●ジクロフェナクナトリウム1gを配合(膏体100g中)。添加物としてl-メントールを配合
●1日1回患部に貼付。EXテープは1回あたり2枚まで、EXテープLは1回あたり1枚まで
●添付文書の「製品の特徴」欄に「貼りやすい,貼り直しやすい,たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●1日1回貼るタイプの薬を使いたい
●l-メントールを配合したテープ剤を選びたい
●貼る範囲に合わせて、7×10cmと10×14cmの大きさから選びたい
※1回あたり24時間を超えて貼り続けないでください。連続して2週間以上使用しないでください。他の医薬品を使用している人、テープ剤でかぶれ等を起こしたことがある人、高齢者などは、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。皮ふの弱い人は、使用前に腕の内側の皮ふの弱い箇所に1〜2cm角の小片を目安として半日以上貼り、症状が起きないことを確かめてから使用するよう添付文書に記載されています。
2.ボルタレンACαテープ/ボルタレンACαテープL

●有効成分が徐々に放出され、優れた持続性があります。1日1回の使用で効果が24時間持続します。
●有効成分が外部に揮散せず、痛みのもとを狙って作用します。
●貼りやすい、貼り直しやすい、たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。
●メントール無配合・無香料なので、においや刺激感が気になりません。

●有効成分が徐々に放出され、優れた持続性があります。1日1回の使用で効果が24時間持続します
●有効成分が外部に揮散せず、痛みのもとを狙って作用します。
●貼りやすい、貼り直しやすい、たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。
●メントール無配合・無香料なので、においや刺激感が気になりません。
【特徴】
●第2類医薬品のテープ剤。1枚の大きさは、ACαテープが7×10cm、ACαテープLが10×14cm
●ジクロフェナクナトリウム1gを配合(膏体100g中)
●添付文書の「製品の特徴」欄に「メントール無配合・無香料」と記載されています
●1日1回患部に貼付。ACαテープは1回あたり2枚まで、ACαテープLは1回あたり1枚まで
【こんな時におすすめ】
●1日1回貼るタイプの薬を使いたい
●メントールを配合していないテープ剤を選びたい
●貼る範囲に合わせて、7×10cmと10×14cmの大きさから選びたい
※1回あたり24時間を超えて貼り続けないでください。連続して2週間以上使用しないでください。他の医薬品を使用している人、テープ剤でかぶれ等を起こしたことがある人、高齢者などは、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。汗をかいたり、患部がぬれている時は、よく拭きとってから使用してください。
3.ボルタレンEXゲル

●l-メントール配合でさわやかな清涼感があります。
●べとつかず、乾きが早いゲルです。
●伸びがよく、肘、膝、手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。
●繰り返し、すりこむ必要はありません。
(何度もこするとポロポロはがれることがあります。)
【特徴】
●第2類医薬品のゲル剤
●ジクロフェナクナトリウム10mg、l-メントール30mgを配合(1g中)
●1日3〜4回、適量を患部に塗擦。1週間あたり50gを超えて使用しない
●添付文書の「製品の特徴」欄に「伸びがよく,肘,膝,手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●ゲルタイプの塗り薬を選びたい
●肘、膝、手首などのよく動かす部位に塗る薬を探している
●l-メントールを配合したゲル剤を選びたい
※塗擦部位をラップフィルム等の通気性の悪いもので覆わないでください。皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)には使用しないでください。使用後は手を洗ってください。添付文書の「製品の特徴」欄には「何度もこするとポロポロはがれることがあります。」とも記載されています。
4.ボルタレンACゲル

●メントール無配合でにおいが気にならないタイプです。
●べとつかず、乾きが早いゲルです。
●伸びがよく、肘、膝、手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。
●繰り返し、すりこむ必要はありません。
(何度もこするとポロポロはがれることがあります。)
【特徴】
●第2類医薬品のゲル剤
●ジクロフェナクナトリウム10mgを配合(1g中)。添付文書の「製品の特徴」欄に「メントール無配合」と記載されています
●1日3〜4回、適量を患部に塗擦。1週間あたり50gを超えて使用しない
●添付文書の「製品の特徴」欄に「伸びがよく,肘,膝,手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●ゲルタイプの塗り薬を選びたい
●肘、膝、手首などのよく動かす部位に塗る薬を探している
●メントールを配合していないゲル剤を選びたい
※塗擦部位をラップフィルム等の通気性の悪いもので覆わないでください。皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)には使用しないでください。使用後は手を洗ってください。添付文書の「製品の特徴」欄には「何度もこするとポロポロはがれることがあります。」とも記載されています。
5.ボルタレンEXローション

●l-メントール配合でさわやかな清涼感があります。
●広い範囲に一気に簡単に塗れ、乾きやすいローションです。
●首筋などの有毛部位への使用にも適しています。
【特徴】
●第2類医薬品のローション剤
●ジクロフェナクナトリウム10mg、l-メントール30mgを配合(1g中)
●1日3〜4回、適量を患部に塗布。1週間あたり50gを超えて使用しない
●添付文書の「製品の特徴」欄に「首筋などの有毛部位への使用にも適しています。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●首筋など毛のある部位に塗る薬を探している
●l-メントールを配合したローション剤を選びたい
※塗布部位をラップフィルム等の通気性の悪いもので覆わないでください。皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)には使用しないでください。目に入らないよう注意し、万一目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。
6.ボルタレンACローション

●メントール無配合でにおいが気にならないタイプです。
●広い範囲に一気に簡単に塗れ、乾きやすいローションです。
●首筋などの有毛部位への使用にも適しています。
【特徴】
●第2類医薬品のローション剤
●ジクロフェナクナトリウム10mgを配合(1g中)。添付文書の「製品の特徴」欄に「メントール無配合」と記載されています
●1日3〜4回、適量を患部に塗布。1週間あたり50gを超えて使用しない
●添付文書の「製品の特徴」欄に「首筋などの有毛部位への使用にも適しています。」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●首筋など毛のある部位に塗る薬を探している
●メントールを配合していないローション剤を選びたい
※塗布部位をラップフィルム等の通気性の悪いもので覆わないでください。皮ふの弱い部位(顔、頭、わきの下等)には使用しないでください。目に入らないよう注意し、万一目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。
ボルタレン内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.1日1回貼るタイプの薬を使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、テープ剤のボルタレンEXテープ(EXテープL)とボルタレンACαテープ(ACαテープL)がおすすめ候補です。
本記事で比較している8製品のうち、1日1回貼る用法・用量の製品はテープ剤の4製品です。ゲル剤・ローション剤は1日3〜4回塗ります。テープ剤は、1回あたり24時間を超えて貼り続けないこと、連続して2週間以上使用しないことが添付文書に記載されています。l-メントールを配合したタイプはEXテープ、メントール無配合のタイプはACαテープです。

動いてもはがれにくいボルタレン
ボルタレンが誇る3つの作用が、痛みへしっかりアプローチします。
1.鎮痛力
有効成分ジクロフェナクが痛みと炎症のもとに働きます。
2.浸透力
独自の製剤技術により有効成分が痛みのもとへすばやく浸透します。
3.持続力
テープタイプは1日1回で効くので、貼り替える必要がありません。

●有効成分が徐々に放出され、優れた持続性があります。1日1回の使用で効果が24時間持続します。
●有効成分が外部に揮散せず、痛みのもとを狙って作用します。
●貼りやすい、貼り直しやすい、たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。
●メントール無配合・無香料なので、においや刺激感が気になりません。
2.メントールを配合していない製品を選びたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、ボルタレンACαテープ(ACαテープL)、ボルタレンACゲル、ボルタレンACローションがおすすめ候補です。
本記事で比較している8製品のうち、添付文書の「製品の特徴」欄に「メントール無配合」と記載されているのは、商品名に「AC」「ACα」が付く4製品です。EXの製品はl-メントールを配合しています(ゲル・ローションは有効成分として1g中30mg、テープは添加物)。剤形は選び方①を参考に選んでください。

●有効成分が徐々に放出され、優れた持続性があります。1日1回の使用で効果が24時間持続します。
●有効成分が外部に揮散せず、痛みのもとを狙って作用します。
●貼りやすい、貼り直しやすい、たて・よこ伸縮自在のテープ剤です。
●メントール無配合・無香料なので、においや刺激感が気になりません。

●メントール無配合でにおいが気にならないタイプです。
●べとつかず、乾きが早いゲルです。
●伸びがよく、肘、膝、手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。
●繰り返し、すりこむ必要はありません。
(何度もこするとポロポロはがれることがあります。)

●メントール無配合でにおいが気にならないタイプです。
●広い範囲に一気に簡単に塗れ、乾きやすいローションです。
●首筋などの有毛部位への使用にも適しています。
ボルタレンの選び方Q&A
一番効き目のよいボルタレンは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に、貼り薬(テープ剤)か塗り薬(ゲル剤・ローション剤)かを選びましょう。
そのうえで、l-メントールを配合したタイプを選びたい場合はEXテープ・EXテープL・EXゲル・EXローション、メントールを配合していないタイプを選びたい場合はACαテープ・ACαテープL・ACゲル・ACローションから選べます。効能・効果は8製品とも同じ項目です。各製品の成分は比較表で確認できます。
ボルタレンEXとACの違いは?
違いはl-メントールの配合の有無です。EXの製品はl-メントールを配合しており(ゲル・ローションは有効成分として1g中30mg、テープは添加物)、AC・ACαの製品は添付文書の「製品の特徴」欄に「メントール無配合」(ACαテープは「メントール無配合・無香料」)と記載されています。
ジクロフェナクナトリウムの分量(テープ剤は膏体100g中1g、ゲル剤・ローション剤は1g中10mg)と、効能・効果、用法・用量、使用上の注意は、同じ剤形どうしで同じ内容です。メーカー(Haleonジャパン)の公式サイトでは、EXを「清涼感を増したクールタイプ」、ACを「においが気にならない、メントール無配合。」と案内しています。
ボルタレンは子どもも使える?何歳から?
本記事で比較している8製品とも、添付文書の「してはいけないこと」に「15才未満の小児」は使用しないことが記載されています。メーカーの公式サイトのFAQでも「使用対象年齢は15才以上です。」と案内されています。
妊娠中や授乳中に使える?
8製品とも、添付文書の「してはいけないこと」に「妊婦又は妊娠していると思われる人」は使用しないことが記載されています。
授乳中の人については、8製品とも添付文書に記載はありませんが、これは使用が推奨されることを意味するものではありません。授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
飲み薬の痛み止めやほかの湿布と一緒に使える?
8製品とも、使用している間は他の外用鎮痛消炎剤を使用しないこと、本成分を含む他の外用剤を併用しないこと、使用部位に他の外用剤を併用しないことが添付文書に記載されています。
飲み薬については、テープ剤の4製品の添付文書に、他の医薬品を使用している人、非ステロイド性消炎鎮痛剤(アスピリン等)・ニューキノロン系抗菌剤・ステロイド剤・利尿剤などの投与を受けている人は使用前に相談するよう記載されています。ゲル剤・ローション剤の4製品の添付文書には、医師の治療を受けている人、ニューキノロン系抗菌剤の投与を受けている人は使用前に相談するよう記載されています。メーカー(Haleonジャパン)の公式サイトのゲル製品・ローション製品のページのよくある質問では、内服薬との併用について「他の医薬品を使用している方」及び「アスピリン等の非ステロイド性消炎鎮痛剤の投与を受けている方」は、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう案内されています。
ほかの薬を使っている場合は、どの製品でも使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何日分になるかは用法・用量や使う範囲などによって変わるので、1日(または1回)あたりの費用で比べてみてください。

動いてもはがれにくいボルタレン
ボルタレンが誇る3つの作用が、痛みへしっかりアプローチします。
1.鎮痛力
有効成分ジクロフェナクが痛みと炎症のもとに働きます。
2.浸透力
独自の製剤技術により有効成分が痛みのもとへすばやく浸透します。
3.持続力
テープタイプは1日1回で効くので、貼り替える必要がありません。
市販のボルタレンは何種類あるの?飲み薬はある?
キュアベルには、ボルタレンEXテープ、EXテープL、ACαテープ、ACαテープL、EXゲル、ACゲル、EXローション、ACローションの8種類が掲載されています(2026年11月時点、いずれも第2類医薬品の外用薬)。
ボルタレン錠25mgやボルタレンSRカプセル37.5mgは医師が処方する医療用医薬品で、本記事で比較している8製品は薬局・ドラッグストアで購入できる第2類医薬品です。医薬品の区分と購入方法が違います。本記事では、医療用医薬品との比較は行っていません。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 5〜6日間使用しても症状がよくならない
- 使用中又は使用後に、皮ふに発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、痛み、刺激感、熱感、皮ふのあれ、落屑(フケ、アカのような皮ふのはがれ)、水疱、色素沈着があらわれた
- ショック(アナフィラキシー)、接触皮ふ炎、光線過敏症などの重篤な症状(まれに起こることがあり、その場合は直ちに医師の診療を受ける)
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(使用前に相談)
- 消化性潰瘍、血液障害、肝臓病、腎臓病、高血圧、心臓病、インフルエンザの診断を受けた、または高齢者である(テープ剤の添付文書で、使用前に相談する人として記載)
- 目に入って症状が重い(ゲル剤・ローション剤の添付文書で、眼科医の診療を受けるよう記載)
8製品とも、添付文書には「本剤は,痛みやはれなどの原因となっている病気を治療するのではなく,痛みやはれなどの症状のみを治療する薬剤ですので,症状がある場合だけ使用してください。」と記載されています。
他のシリーズと比べたい方へ
肩こり・腰痛・関節痛・筋肉痛のときの薬の選び方全体は、肩こり・腰痛や関節痛、筋肉痛などにおすすめの市販薬で解説しています。
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- トクホンは結局どれがいい?3種類の違いを成分で比較|トクホンEとの違い・湿布との違いも
まとめ
ボルタレンの8製品は、有効成分(ジクロフェナクナトリウム)と効能・効果の項目が同じで、剤形とl-メントールの配合の有無が異なります。1日1回貼るテープ剤(EXテープ・EXテープL・ACαテープ・ACαテープL)と、1日3〜4回塗るゲル剤(EXゲル・ACゲル)・ローション剤(EXローション・ACローション)があり、EXはl-メントール配合、ACはメントール無配合です。8製品とも、15才未満の小児、妊婦又は妊娠していると思われる人、ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないよう添付文書に記載されています。
5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「ボルタレン」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したボルタレン以外にも、たくさんの外用鎮痛消炎薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
- ボルタレンEXテープ・EXテープL・ACαテープ・ACαテープL 製品情報(ボルタレン公式サイト、Haleonジャパン)
- ボルタレンEXゲル・ACゲル 製品情報(同)
- ボルタレンEXローション・ACローション 製品情報(同)
- ボルタレンEXテープ 添付文書(PMDA、第8版)
- ボルタレンEXテープL 添付文書(PMDA、第8版)
- ボルタレンACαテープ 添付文書(PMDA、第4版)
- ボルタレンACαテープL 添付文書(PMDA、第4版)
- ボルタレンEXゲル 添付文書(PMDA、第8版)
- ボルタレンACゲル 添付文書(PMDA、第9版)
- ボルタレンEXローション 添付文書(PMDA、第8版)
- ボルタレンACローション 添付文書(PMDA、第9版)
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