【比較表あり】コーラックは結局どれがいい?全6種類の違いを成分で比較|コーラックとコーラックⅡの違いも
コーラック(大正製薬)には、錠剤の飲み薬と坐薬があり、製品ごとに有効成分や服用できる年齢、服用のタイミングが異なります。
本記事では、キュアベルに掲載しているコーラック6種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年10月時点の情報です。
※掲載商品には指定第2類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品が含まれます。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 有効成分と剤形で選ぶ
コーラックシリーズは、製品によって有効成分が異なります。本記事で比較している6種類は、有効成分で次の4つに分かれます。飲み薬(錠剤)は5製品、肛門から挿入する坐薬は1製品です。
ビサコジル配合のコーラックを選ぶ場合
コーラック、コーラックⅡ、コーラックファーストは、いずれもビサコジルを配合した錠剤です。コーラックⅡとコーラックファーストには、ビサコジルに加えてジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)も配合されています。
効能・効果の書き方も異なり、コーラックは「慢性便秘,常習性便秘」、コーラックⅡとコーラックファーストは「便秘」と「便秘に伴う次の症状の緩和:頭重,のぼせ,肌あれ,吹出物,食欲不振(食欲減退),腹部膨満,腸内異常発酵,痔」です。
ビサコジルを配合した飲み薬を探している場合には、この3製品から選択するとよいでしょう。3製品とも、制酸剤や牛乳をのんでから1時間以内の服用はさけ、錠剤をかんだり、つぶしたりせずに服用します。
ビサコジル配合のコーラック
センノシド配合のコーラックを選ぶ場合
コーラックハーブは、センノシドとカンゾウエキス末を配合した錠剤です。効能・効果は「便秘」と「便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔」です。
センノシドを配合した飲み薬を探している場合には、コーラックハーブを選択するとよいでしょう。添付文書の「してはいけないこと」には、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください」と記載されています。
センノシド配合のコーラック
酸化マグネシウム配合のコーラックを選ぶ場合
コーラックMgは、酸化マグネシウムを配合した錠剤です。効能・効果は「便秘」と「便秘に伴う次の症状の緩和:頭重,のぼせ,肌あれ,吹出物,食欲不振(食欲減退),腹部膨満,腸内異常発酵,痔」です。
酸化マグネシウムを配合した飲み薬を探している場合には、コーラックMgを選択するとよいでしょう。腎臓病の診断を受けた人、高齢者は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう添付文書に記載されています。
酸化マグネシウム配合のコーラック
飲み薬ではなく坐薬を使いたい場合
コーラック坐薬タイプは、炭酸水素ナトリウムと無水リン酸二水素ナトリウムを配合した、肛門から直腸内に挿入する坐薬です(添付文書の剤形は「挿入剤」、薬効分類は「浣腸薬」)。効能・効果は「便秘」です。
飲み薬ではなく坐薬を使いたい場合には、コーラック坐薬タイプを選択するとよいでしょう。添付文書の「してはいけないこと」には「連用しないでください」と記載されています。
坐薬のコーラック
選び方② 服用する人の年齢と服用のタイミングで選ぶ
服用(使用)できる年齢と、添付文書に書かれている服用のタイミングは製品ごとに異なります。子どもが服用する場合は、年齢が用法・用量に含まれているかを確認しましょう。
| 服用(使用)できる年齢 | 服用(使用)のタイミング | |
|---|---|---|
| コーラックMg | 5才以上 | 就寝前(又は空腹時) |
| コーラックⅡ | 11才以上 | 就寝前(又は空腹時) |
| コーラックファースト | 11才以上 | 就寝前(又は空腹時) |
| コーラック坐薬タイプ | 12才以上 | ー(用法・用量は「1回1個を直腸内に挿入」) |
| コーラックハーブ | 15才以上 | 就寝前(又は空腹時) |
| コーラック | 大人(用法・用量は大人のみ記載) | 就寝前又は排便期待数時間前(なるべく空腹時) |
※表は横にスクロールできます。
※コーラックⅡ・コーラックファースト・コーラックMgは、小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。コーラック坐薬タイプは、12才以上の小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
<コーラックシリーズ比較表>
| コーラック | コーラックⅡ | コーラックファースト | コーラックハーブ | コーラックMg | コーラック坐薬タイプ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 第3類医薬品 | 第3類医薬品 |
| 製造販売元 | 大正製薬 | 大正製薬 | 大正製薬 | 明治薬品(販売元:大正製薬) | マグミット製薬(販売元:大正製薬) | 京都薬品工業(販売元:大正製薬) |
| 剤形 | 錠剤 | 錠剤 | 錠剤 | 錠剤 | 錠剤 | 挿入剤(坐薬) |
| 有効成分と分量 | ビサコジル10mg(2錠中) | ビサコジル15mg、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)24mg(3錠中) | ビサコジル10mg、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)32mg(4錠中) | センノシド57.12mg(センノシドA・Bとして24mg)、カンゾウエキス末80mg(甘草として560mg)(2錠中) | 酸化マグネシウム1980mg(6錠中) | 炭酸水素ナトリウム0.5g、無水リン酸二水素ナトリウム0.68g(1個2.6g中) |
| 効能・効果 | 慢性便秘,常習性便秘 | 便秘。便秘に伴う次の症状の緩和:頭重,のぼせ,肌あれ,吹出物,食欲不振(食欲減退),腹部膨満,腸内異常発酵,痔 | 便秘。便秘に伴う次の症状の緩和:頭重,のぼせ,肌あれ,吹出物,食欲不振(食欲減退),腹部膨満,腸内異常発酵,痔 | 便秘。便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔 | 便秘。便秘に伴う次の症状の緩和:頭重,のぼせ,肌あれ,吹出物,食欲不振(食欲減退),腹部膨満,腸内異常発酵,痔 | 便秘 |
| 服用(使用)できる年齢 | 大人(用法・用量は大人のみ記載) | 11才以上 | 11才以上 | 15才以上 | 5才以上 | 12才以上 |
| 1回量(15才以上) | 2錠(大人) | 1〜3錠 | 1〜4錠 | 1〜2錠 | 3〜6錠 | 1個(効果のみられない場合は、さらにもう1個) |
| 1日の服用回数 | 1回 | 1回 | 1回 | 1回 | 1回 | ー |
| 服用のタイミング | 就寝前又は排便期待数時間前(なるべく空腹時) | 就寝前(又は空腹時) | 就寝前(又は空腹時) | 就寝前(又は空腹時) | 就寝前(又は空腹時) | ー |
| してはいけないこと | 他の瀉下薬(下剤)を服用しない 大量に服用しない | 他の瀉下薬(下剤)を服用しない 大量に服用しない | 他の瀉下薬(下剤)を服用しない 大量に服用しない | 他の瀉下薬(下剤)を服用しない 授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避ける 大量に服用しない | 他の瀉下薬(下剤)を服用しない | 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しない 他の便秘薬(下剤,浣腸薬)を服用・使用しない 連用しない |
| 妊婦または妊娠していると思われる人 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 記載なし※ |
| 授乳中の人 | 記載なし※ | 記載なし※ | 記載なし※ | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 1週間位 | 1週間位 | 1週間位 | 1週間位 | 1週間位 | 2〜3回使用しても排便がない場合 |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」に該当項目の記載がないことを示すもので、服用(使用)が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、服用(使用)前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※「してはいけないこと」の欄は、各製品の添付文書の記載を短くまとめたものです。
コーラックシリーズの特徴
比較表で紹介した6商品について、詳しく解説します。
1.コーラック

●つらい慢性便秘の方や、しっかり効く便秘薬をお求めの方におすすめ
●5層コートのピンクの小粒が、胃でとけず腸ではたらきます
●慢性便秘にもしっかりと効果を発揮するビサコジル配合です
●服用後、6~11時間で効果が期待できます
(※個人差があります)
【特徴】
●第2類医薬品の錠剤
●ビサコジル10mgを配合(2錠中)
●効能・効果は「慢性便秘,常習性便秘」
●用法・用量は「通常 大人は1日1回2錠を就寝前又は排便期待数時間前にかまずに水又はぬるま湯で服用」。なるべく空腹時に服用します
【こんな時におすすめ】
●大人が服用する(用法・用量は大人の量だけが記載されている)
●有効成分がビサコジル1種類の飲み薬を選びたい
●1回の錠数が決まっている(大人1日1回2錠)飲み薬を選びたい
●就寝前のほか、排便を期待する時間の数時間前に服用したい
※服用している間は他の瀉下薬(下剤)を服用しないでください。また、大量に服用しないでください。制酸剤や牛乳をのんでから1時間以内の服用はさけ、錠剤をかんだり、つぶしたりせずに服用してください。
2.コーラックⅡ

●自分の症状によって、服用する量を調整できます。
●初めて便秘薬をお使いになる方から、効き目を調整したいという方までお使いいただけます。
●硬くなった便に水分を浸透させて、適度に柔らかくするDSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)配合。
●服用後、6~11時間で効果が期待できます。(※個人差があります)
【特徴】
●第2類医薬品の錠剤
●ビサコジル15mgとジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)24mgを配合(3錠中)
●11才から服用可能(15才以上は1回1〜3錠、11〜14才は1回1〜2錠、1日1回)
●就寝前(又は空腹時)に服用。初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量します
【こんな時におすすめ】
●11才以上が服用する(11〜14才は1回1〜2錠)
●ビサコジルとジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)の2成分を配合した飲み薬を選びたい
●便通の具合をみながら、決められた範囲(15才以上は1回1〜3錠)で服用量を調整したい
※服用している間は他の瀉下薬(下剤)を服用しないでください。また、大量に服用しないでください。制酸剤や牛乳をのんでから1時間以内の服用はさけ、錠剤をかんだり、つぶしたりせずにそのまま服用してください。
3.コーラックファースト

●少ない量から調節できます。
●5層コートだから腸で効きます。
●服用後、6~11時間で」効果が期待できます。
(※個人差があります)
【特徴】
●第2類医薬品の錠剤
●ビサコジル10mgとジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)32mgを配合(4錠中)
●11才から服用可能(15才以上は1回1〜4錠、11〜14才は1回1〜3錠、1日1回)
●就寝前(又は空腹時)に服用。初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量します
【こんな時におすすめ】
●11才以上が服用する(11〜14才は1回1〜3錠)
●ビサコジルとジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)の2成分を配合した飲み薬を選びたい
●便通の具合をみながら、決められた範囲(15才以上は1回1〜4錠)で服用量を調整したい
※服用している間は他の瀉下薬(下剤)を服用しないでください。また、大量に服用しないでください。制酸剤や牛乳をのんでから1時間以内の服用はさけ、錠剤をかんだり、つぶしたりせずにそのまま服用してください。
4.コーラックハーブ

●コーラックハーブは、2つの生薬由来成分(センノシド、甘草エキス末)の働きにより、自然に近いお通じが得られる便秘薬です。
●効果があらわれる目安は、服用後9~12時間です。(個人差はあります)
●生薬特有のにおいや味が気にならない、飲みやすい小さな錠剤です。
【特徴】
●指定第2類医薬品の錠剤
●センノシド57.12mg(センノシドA・Bとして24mg)とカンゾウエキス末80mg(甘草として560mg)を配合(2錠中)
●15才以上が服用でき、1回1〜2錠を1日1回、就寝前(又は空腹時)に服用
●初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量します
【こんな時におすすめ】
●15才以上
●センノシドを配合した飲み薬を選びたい
●便通の具合をみながら、決められた範囲で服用量を調整したい
※授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。服用している間は他の瀉下薬(下剤)を服用しないでください。また、大量に服用しないでください。
※添付文書には、「本剤の服用により、尿が黄褐色又は赤褐色になることがありますが、これは主成分センノシドによるものであり、ご心配ありません。」と記載されています。
5.コーラックMg

カチカチ便の方にも効く便秘薬
●非刺激性成分の「酸化マグネシウム」が腸に水を集めてやわらか便にすることで、便に効き目をあらわします。
●おなかが痛くなりにくく、くせになりにくい。自然に近い排便を促します。
●女性や高齢者の方も飲みやすい錠剤。5歳から服用できます。
【特徴】
●第3類医薬品の錠剤
●酸化マグネシウム1980mgを配合(6錠中)
●5才から服用可能(15才以上は1回3〜6錠、11〜14才は2〜4錠、7〜10才は2〜3錠、5〜6才は1〜2錠、1日1回)
●就寝前(又は空腹時)に服用。初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量します
【こんな時におすすめ】
●年齢に応じた量で、5才以上の子どもから大人まで服用できる飲み薬を探している
●酸化マグネシウムを配合した飲み薬を選びたい
●便通の具合をみながら、決められた範囲で服用量を調整したい
※服用している間は他の瀉下薬(下剤)を服用しないでください。腎臓病の診断を受けた人、高齢者、妊婦または妊娠していると思われる人は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。服用後に強い眠気、意識がうすれる、立ちくらみ、脈が遅くなる、息苦しい、筋力の低下、口のかわきなどがあらわれた場合は、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
6.コーラック坐薬タイプ

●コーラック坐薬タイプは、およそ10~30分で効果があらわれる速効性の便秘用坐薬です。
●体温で速やかに溶解した坐薬は、粘液と反応して炭酸ガスを発生させます。炭酸ガスが直腸にはたらき、おだやかな便通を促します。
●12才から使用できます。浣腸を既にお使いの方や浣腸が苦手な方にもおすすめです。
【特徴】
●第3類医薬品の坐薬(添付文書の剤形は「挿入剤」、薬効分類は「浣腸薬」)
●炭酸水素ナトリウム0.5gと無水リン酸二水素ナトリウム0.68gを配合(1個2.6g中)
●12才から使用可能。1回1個を直腸内に挿入し、それで効果のみられない場合には、さらにもう1個を挿入
●使用後は、便意が強まるまで、しばらくがまんするよう添付文書に記載されています
【こんな時におすすめ】
●12才以上
●飲み薬ではなく、肛門から挿入する坐薬を使いたい
※連用しないでください(添付文書には「常用すると,効果が減弱し(いわゆる“なれ”が生じ)薬剤にたよりがちになります」と記載されています)。本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないでください。使用している間は、他の便秘薬(下剤,浣腸薬)を服用・使用しないでください。本剤は肛門にのみ使用してください。
商品による成分の違い
コーラック、コーラックⅡ、コーラックファーストはいずれもビサコジルを配合しており、コーラックⅡとコーラックファーストにはジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)も配合されています。コーラックハーブはセンノシドとカンゾウエキス末、コーラックMgは酸化マグネシウムを配合しています。
コーラック坐薬タイプは、炭酸水素ナトリウムと無水リン酸二水素ナトリウムを配合した坐薬で、本記事で比較している6種類のうち、肛門から挿入して使う製品はこの1製品です。
コーラック内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.5〜10才の子どもにも使える便秘薬を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、コーラックMgがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している6種類のうち、用法・用量に10才以下の量が記載されているのはコーラックMgだけで、5〜6才は1回1〜2錠、7〜10才は1回2〜3錠を1日1回、就寝前(又は空腹時)に服用します。5才未満は服用できません。小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

カチカチ便の方にも効く便秘薬
●非刺激性成分の「酸化マグネシウム」が腸に水を集めてやわらか便にすることで、便に効き目をあらわします。
●おなかが痛くなりにくく、くせになりにくい。自然に近い排便を促します。
●女性や高齢者の方も飲みやすい錠剤。5歳から服用できます。
2.飲み薬ではなく坐薬を使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、コーラック坐薬タイプがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している6種類のうち、坐薬はコーラック坐薬タイプだけで、ほかの5製品は錠剤の飲み薬です。12才以上が使用でき、1回1個を直腸内に挿入します。連用しないでください。2〜3回使用しても排便がない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

●コーラック坐薬タイプは、およそ10~30分で効果があらわれる速効性の便秘用坐薬です。
●体温で速やかに溶解した坐薬は、粘液と反応して炭酸ガスを発生させます。炭酸ガスが直腸にはたらき、おだやかな便通を促します。
●12才から使用できます。浣腸を既にお使いの方や浣腸が苦手な方にもおすすめです。
コーラックの選び方Q&A
一番効き目のよいコーラックは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に有効成分と剤形(飲み薬か坐薬か)を選び、選び方②で服用する人の年齢が用法・用量に含まれているかを確認しましょう。
そのうえで、例として飲み薬ではなく坐薬を使いたい場合にはコーラック坐薬タイプ、11〜14才が服用する飲み薬を探している場合にはコーラックⅡ、コーラックファースト、コーラックMgから選べます。
コーラックとコーラックⅡ(2)の違いは?
コーラックとコーラックⅡは、どちらもビサコジルを配合した第2類医薬品の錠剤で、有効成分の数と分量、効能・効果、服用できる年齢、1回量、服用のタイミングが異なります。添付文書に記載されている違いは次のとおりです。
・有効成分と分量:コーラックはビサコジル10mg(2錠中)の1成分です。コーラックⅡはビサコジル15mgとジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)24mg(3錠中)の2成分です
・効能・効果:コーラックは「慢性便秘,常習性便秘」、コーラックⅡは「便秘」と「便秘に伴う次の症状の緩和:頭重,のぼせ,肌あれ,吹出物,食欲不振(食欲減退),腹部膨満,腸内異常発酵,痔」です
・服用できる年齢:コーラックの用法・用量には大人の量だけが記載されています。コーラックⅡは15才以上と11〜14才の量が記載され、11才未満は服用しないこととされています
・1回量:コーラックは大人1日1回2錠で、錠数が決まっています。コーラックⅡは15才以上が1回1〜3錠、11〜14才が1回1〜2錠(いずれも1日1回)で、初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量します
・服用のタイミング:コーラックは就寝前又は排便期待数時間前で、なるべく空腹時に服用します。コーラックⅡは就寝前(又は空腹時)に服用します
どちらも「他の瀉下薬(下剤)を服用しない」「大量に服用しない」こと、制酸剤や牛乳をのんでから1時間以内の服用はさけ、錠剤をかんだり、つぶしたりせずに服用することが添付文書に記載されています。
なお、コーラックファーストもビサコジルとジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)を配合しており(4錠中ビサコジル10mg、DSS 32mg)、効能・効果はコーラックⅡと同じ文言です。用法・用量は15才以上が1回1〜4錠、11〜14才が1回1〜3錠で、1日1回就寝前(又は空腹時)に服用します。
コーラックは寝る前に飲む?服用のタイミングは?
飲み薬の5製品は、添付文書で次のタイミングが示されています。
・コーラックⅡ、コーラックファースト、コーラックハーブ、コーラックMg:就寝前(又は空腹時)
・コーラック:就寝前又は排便期待数時間前(なるべく空腹時)
コーラック坐薬タイプは、1回1個を直腸内に挿入し、それで効果のみられない場合には、さらにもう1個を挿入します。使用後は、便意が強まるまで、しばらくがまんしてください。
妊娠中や授乳中に服用できる?
添付文書では、コーラック、コーラックⅡ、コーラックファースト、コーラックハーブ、コーラックMgの5製品で「妊婦又は妊娠していると思われる人」が服用前に相談する対象として記載されています。
また、コーラックハーブは「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください」と記載されています。
そのほかの製品も含め、妊娠中・授乳中の方は、服用(使用)前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
コーラックは子どもも飲める?何歳から?
製品によって異なります。5才からはコーラックMg、11才からはコーラックⅡとコーラックファースト、12才からはコーラック坐薬タイプ、15才からはコーラックハーブが服用(使用)できます。コーラックの用法・用量は大人のみ記載されています(選び方②の表も参考にしてください)。
コーラックⅡ・コーラックファースト・コーラックMg・コーラック坐薬タイプの添付文書には、小児に服用(使用)させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用(使用)させるよう記載されています。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「1回量(15才以上)」「1日の服用回数」の行)、同じ価格でも何日分になるかは1回量や、便通の具合をみながらの増量・減量などによって変わるので、1日あたりの費用で比べてみてください。

●つらい慢性便秘の方や、しっかり効く便秘薬をお求めの方におすすめ
●5層コートのピンクの小粒が、胃でとけず腸ではたらきます
●慢性便秘にもしっかりと効果を発揮するビサコジル配合です
●服用後、6~11時間で効果が期待できます
(※個人差があります)
コーラックシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、コーラック、コーラックⅡ、コーラックハーブ、コーラックMg、コーラック坐薬タイプ、コーラックファーストの6種類が掲載されています(2026年10月時点)。本記事では、この6種類すべてを比較しています。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に服用(使用)を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- はげしい腹痛、吐き気・嘔吐の症状がある(服用・使用前に相談)
- 飲み薬を1週間位服用しても症状がよくならない
- 坐薬を2〜3回使用しても排便がない
- 飲み薬の服用後に、はげしい腹痛、吐き気・嘔吐があらわれた
- 飲み薬の服用後に、下痢が続く、または強くなる
- 坐薬の使用後に、下痢、残便感があらわれた
- コーラックMgの服用後に、強い眠気、意識がうすれる、立ちくらみ、脈が遅くなる、息苦しい、筋力の低下、口のかわきがあらわれた
- コーラックハーブの服用後に、発疹・発赤、かゆみがあらわれた
コーラック坐薬タイプの添付文書には、まれに使用後すぐに胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる「ショック」が起こることがあり、その場合は直ちに医師の診療を受けるよう記載されています。
他のシリーズと比べたい方へ
便秘のときの薬の選び方全体は、便秘におすすめの市販薬|成分・選び方まで徹底解説!で解説しています。
まとめ
コーラックシリーズは、製品によって有効成分(ビサコジル、センノシド、酸化マグネシウム、坐薬の炭酸水素ナトリウム・無水リン酸二水素ナトリウム)と、服用(使用)できる年齢、服用のタイミングが異なります。まずは有効成分と剤形を選び、次に服用する人の年齢が用法・用量に含まれているかを確認しましょう。
6製品とも、服用(使用)している間は他の瀉下薬(下剤)を服用しないよう添付文書に記載されています(コーラック坐薬タイプは「他の便秘薬(下剤,浣腸薬)」)。飲み薬を1週間位服用しても症状がよくならない場合や、坐薬を2〜3回使用しても排便がない場合は、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「コーラック」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したコーラック以外にも、たくさんの便秘薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>