【比較表あり】コートfは結局どれがいい?全4種類の違いを成分で比較|フルコートfとAT・MDの違いも
コートf(田辺ファーマ)には、フルコートf、コートf MD軟膏、コートf AT軟膏、コートf ATクリームの湿疹・皮膚炎などの塗り薬があり、製品ごとに配合されているステロイド成分や効能・効果、剤形が異なります。
フルコートfは田辺ファーマが製造販売元、コートf MD軟膏はテイカ製薬、コートf AT軟膏・ATクリームはジャパンメディックが製造販売元で、田辺ファーマが販売元です。
本記事では、キュアベルに掲載している4種類の成分や違いを、各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書およびメーカー公式情報をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年11月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも指定第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 患部が化膿しているかで選ぶ
4製品とも合成副腎皮質ホルモン(ステロイド成分)を配合した塗り薬で、効能・効果に湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、虫さされ、じんましんの項目があります(フルコートfは「化膿を伴う」これらの症状です)。
大きな違いは化膿の扱いです。フルコートfは抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を配合し、効能・効果が「化膿を伴う」湿疹・皮膚炎などと化膿性皮膚疾患です。コートf MD軟膏・AT軟膏・ATクリームの3製品は、添付文書の「してはいけないこと」で、化膿している患部には使用しないことが記載されています。
化膿を伴う湿疹・皮膚炎などに使う場合
フルコートfの効能・効果は、「化膿を伴う次の諸症:湿疹,皮膚炎,あせも,かぶれ,しもやけ,虫さされ,じんましん」と「化膿性皮膚疾患(とびひ,めんちょう,毛のう炎)」です。1g中にフルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)0.25mgとフラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5mg(力価)を配合しています。
化膿を伴う湿疹・皮膚炎やとびひなどに使う塗り薬を探している場合には、フルコートfを選択するとよいでしょう。添付文書の「してはいけないこと」には、抗生物質又は副腎皮質ホルモンによりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないこと、湿潤、ただれのひどい患部には使用しないことが記載されています。
効能・効果に化膿を伴う症状を含むコートf
化膿していない湿疹・皮膚炎などに使う場合
コートf MD軟膏の効能・効果は「湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん、しもやけ」、コートf AT軟膏とATクリームの効能・効果は「湿疹,皮膚炎,かぶれ,かゆみ,虫さされ,あせも,じんましん」です。3製品とも、水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部には使用しないよう添付文書に記載されています。
化膿していない湿疹・皮膚炎やかゆみなどに使う場合は、この3製品から選べます。3製品の違いは選び方②を参考にしてください。
化膿している患部には使用しないコートf
・コートf MD軟膏
・コートf AT軟膏
・コートf ATクリーム
選び方② ステロイド成分と剤形で選ぶ
コートf MD軟膏とAT軟膏・ATクリームは、配合しているステロイド成分が異なります。MD軟膏はプレドニゾロン、AT軟膏・ATクリームはプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルです。ステロイド成分のほかに配合されている成分も異なります。
プレドニゾロンを配合した製品がおすすめの場合
コートf MD軟膏は、1g中にプレドニゾロン(合成副腎皮質ホルモン)2.5mgとグリチルレチン酸5mgを配合しています。用法・用量は「1日1〜4回、適量を患部に塗布」です。添付文書の「製品の特徴」欄には「無香料、無着色、防腐剤フリーの軟膏タイプ」と記載されています。
プレドニゾロンを配合した塗り薬を選びたい場合には、コートf MD軟膏を選択するとよいでしょう。化膿している患部には使用しないMD軟膏・AT軟膏・ATクリームの3製品のうち、効能・効果にしもやけを含むのはMD軟膏です。
プレドニゾロン配合のコートf
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルを配合した製品がおすすめの場合
コートf AT軟膏とATクリームは、1g中にプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル1.5mg、リドカイン10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg、トコフェロール酢酸エステル5mgを配合しています。用法・用量は「1日数回,適量を患部に塗布」です。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルに、リドカイン、イソプロピルメチルフェノール、トコフェロール酢酸エステルを配合した塗り薬を選びたい場合には、AT軟膏かATクリームを選択するとよいでしょう。2製品とも、添付文書の「してはいけないこと」に、目の周囲、粘膜等には使用しないことが記載されています。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル配合のコートf
AT軟膏とATクリームの違い
AT軟膏とATクリームは、有効成分の種類と分量(1g中)、効能・効果、用法・用量、「してはいけないこと」「相談すること」が同じです。違いは剤形と添加物で、添付文書の「製品の特徴」欄では、AT軟膏を「軟膏タイプの外用剤」、ATクリームを「クリームタイプの外用剤」と記載しています。添加物は、ATクリームにはパラベンなどが含まれ、AT軟膏にはワセリン、流動パラフィン、パラフィンなどが含まれます。
メーカー(田辺ファーマ)のコートf ATの製品サイトでは、クリームについて「主に乾燥した患部に適しています。湿潤した患部には適しません。」と案内されています。2製品とも、添付文書の「相談すること」で、湿潤やただれのひどい人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう記載されています。
剤形の違うコートf AT
・コートf AT軟膏(軟膏)
・コートf ATクリーム(クリーム)
<コートfシリーズ比較表>
| フルコートf | コートf MD軟膏 | コートf AT軟膏 | コートf ATクリーム | |
|---|---|---|---|---|
| 区分 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 | 指定第2類医薬品 |
| 剤形 | 軟膏 | 軟膏 | 軟膏 | クリーム |
| ステロイド成分(1g中) | フルオシノロンアセトニド0.25mg | プレドニゾロン2.5mg | プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル1.5mg | プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル1.5mg |
| そのほかの有効成分(1g中) | フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5mg(力価) | グリチルレチン酸5mg | リドカイン10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg、トコフェロール酢酸エステル5mg | リドカイン10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg、トコフェロール酢酸エステル5mg |
| 効能・効果 | 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん/化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎) | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん、しもやけ | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん |
| 用法・用量 | 1日1~数回、適量を患部に塗布 | 1日1~4回、適量を患部に塗布 | 1日数回、適量を患部に塗布 | 1日数回、適量を患部に塗布 |
| 使用しない部位(してはいけないこと) | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等のある患部/湿潤、ただれのひどい患部/目、目の周囲 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部/目の周囲、粘膜等 | 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部/目の周囲、粘膜等 |
| 顔面 | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない | 広範囲に使用しない |
| そのほかの「してはいけないこと」 | 本剤、抗生物質又は副腎皮質ホルモンでアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しない/化粧用やひげそり後用として使用しない/長期連用しない | 長期連用しない | 長期連用しない | 長期連用しない |
| 使用前に相談する人 | ※1に加えて、顔、口唇などの粘膜に使用する人、深い傷やひどいやけどの人、高齢者 | ※1に加えて、湿潤やただれのひどい人 | ※1に加えて、湿潤やただれのひどい人 | ※1に加えて、湿潤やただれのひどい人 |
| 症状がよくならない場合に相談する目安 | 5~6日間使用 | 5~6日間使用 | 5~6日間使用 | 5~6日間使用 |
※表は横にスクロールできます。
※1 使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談する人(4製品共通):医師の治療を受けている人、妊婦又は妊娠していると思われる人、薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人、患部が広範囲の人
※4製品とも、小児に使用させる場合には保護者の指導監督のもとに使用させること、目に入らないように注意すること、外用にのみ使用することが添付文書に記載されています。
コートfシリーズの特徴
比較表で紹介した4商品について、詳しく解説します。
1.フルコートf

かきむしってジュクジュクした湿疹・皮膚炎まで
いつも、そばに。フルコートf
優れた抗炎症作用のある「フルオシノロンアセトニド」と、抗生物質「フラジオマイシン硫酸塩」を配合した軟膏剤です。「フルオシノロンアセトニド」がつらい湿疹・皮膚炎の炎症を抑え、「フラジオマイシン硫酸塩」が細菌感染(化膿)を抑えます。
【特徴】
●指定第2類医薬品の軟膏(添付文書の剤形は塗布剤)
●フルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)0.25mgとフラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5mg(力価)を配合(1g中)
●効能・効果は化膿を伴う湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましんと、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
●1日1~数回、適量を患部に塗布
【こんな時におすすめ】
●効能・効果に化膿を伴う湿疹・皮膚炎や、とびひ・めんちょう・毛のう炎を含む塗り薬を選びたい
●抗生物質(フラジオマイシン硫酸塩)を配合した塗り薬を選びたい
※本剤、抗生物質又は副腎皮質ホルモンによりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないでください。水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等のある患部、湿潤、ただれのひどい患部、目、目の周囲には使用しないでください。顔面には広範囲に使用せず、化粧用やひげそり後用として使用しないでください。おむつのあたる部分に使うときは、ぴったりしたおむつやビニール製等の密封性のあるパンツの使用はしないでください。ラテックスゴム製品との接触は避けてください(添付文書より)。
2.コートf MD軟膏

1 かぶれ、あせもなどの炎症にすぐれた効果のある合成副腎皮質ホルモン「プレドニゾロン」、炎症を抑える「グリチルレチン酸」を配合。
2 無香料、無着色、防腐剤フリー。
3 カサカサした患部にも、ジュクジュクした患部にも使用できる、のびのよい軟膏基剤です。
【特徴】
●指定第2類医薬品の軟膏(添付文書の剤形は塗布剤)
●プレドニゾロン(合成副腎皮質ホルモン)2.5mgとグリチルレチン酸5mgを配合(1g中)
●効能・効果は湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん、しもやけ。1日1~4回、適量を患部に塗布
●添付文書の「製品の特徴」欄に「無香料、無着色、防腐剤フリーの軟膏タイプ」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●化膿していない湿疹・皮膚炎、かゆみ、しもやけなどに使う塗り薬を選びたい
●プレドニゾロンを配合した塗り薬を選びたい
※水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部には使用しないでください。顔面には、広範囲に使用しないでください。目に入った場合は、すぐに水またはぬるま湯で洗い、症状が重い場合には眼科医の診療を受けてください(添付文書より)。
3.コートf AT軟膏

コートfAT軟膏は、このような症状の元である「炎症」を穏やかに抑える外用ステロイド・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)を
配合しています。皮膚のバリア機能が未成熟な子どもの湿疹・皮膚炎にもお使いいただける軟膏タイプの外用剤です。
【特徴】
●指定第2類医薬品の軟膏(添付文書の剤形は塗布剤)
●プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル1.5mgに、リドカイン10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg、トコフェロール酢酸エステル5mgを配合(1g中)
●効能・効果は湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん。1日数回、適量を患部に塗布
●有効成分の種類と分量、効能・効果はATクリームと同じです
【こんな時におすすめ】
●化膿していない湿疹・皮膚炎、かゆみなどに使う塗り薬を選びたい
●プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、リドカイン、イソプロピルメチルフェノール、トコフェロール酢酸エステルを配合した塗り薬のうち、軟膏を選びたい
※水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部、目の周囲、粘膜等には使用しないでください。顔面には、広範囲に使用しないでください(添付文書より)。
4.コートf ATクリーム

コートfATクリームは、このような症状の元である「炎症」を穏やかに抑える外用ステロイド・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)を配合しています。
皮膚のバリア機能が未成熟な子どもの湿疹・皮膚炎にもお使いいただけるクリームタイプの外用剤です。
【特徴】
●指定第2類医薬品のクリーム(添付文書の剤形は塗布剤)
●プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル1.5mgに、リドカイン10mg、イソプロピルメチルフェノール1mg、トコフェロール酢酸エステル5mgを配合(1g中)
●効能・効果は湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん。1日数回、適量を患部に塗布
●本記事で比較している4製品の中で、剤形がクリームなのはATクリームです
【こんな時におすすめ】
●化膿していない湿疹・皮膚炎、かゆみなどに使う塗り薬を選びたい
●プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、リドカイン、イソプロピルメチルフェノール、トコフェロール酢酸エステルを配合した塗り薬のうち、クリームを選びたい
※メーカー(田辺ファーマ)のコートf ATの製品サイトでは、クリームについて「主に乾燥した患部に適しています。湿潤した患部には適しません。」と案内されています。水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部、目の周囲、粘膜等には使用しないでください。顔面には、広範囲に使用しないでください(添付文書より)。
このほか、コートfには、2026年11月時点でキュアベルに掲載していないため本記事では扱っていませんが、コートf ヘパメディ、コートf ヘパメディHDなどの商品もあります。
商品による成分の違い
4製品のステロイド成分は、フルコートfがフルオシノロンアセトニド0.25mg、MD軟膏がプレドニゾロン2.5mg、AT軟膏・ATクリームがプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル1.5mgです(いずれも1g中)。
ステロイド成分のほかに、フルコートfは抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩、MD軟膏はグリチルレチン酸、AT軟膏・ATクリームはリドカイン、イソプロピルメチルフェノール、トコフェロール酢酸エステルを配合しています。本記事で比較している4製品の中で、抗生物質を配合し、効能・効果に化膿を伴う症状を含むのはフルコートfです。
コートf内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.化膿を伴う湿疹・皮膚炎などに使う塗り薬を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、フルコートfがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している4製品のうち、効能・効果に「化膿を伴う」湿疹・皮膚炎などと化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)を含むのはフルコートfです。ほかの3製品は、化膿している患部には使用しないよう添付文書に記載されています。フルコートfは、抗生物質又は副腎皮質ホルモンによりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないでください。

かきむしってジュクジュクした湿疹・皮膚炎まで
いつも、そばに。フルコートf
優れた抗炎症作用のある「フルオシノロンアセトニド」と、抗生物質「フラジオマイシン硫酸塩」を配合した軟膏剤です。「フルオシノロンアセトニド」がつらい湿疹・皮膚炎の炎症を抑え、「フラジオマイシン硫酸塩」が細菌感染(化膿)を抑えます。
2.プレドニゾロンを配合した塗り薬を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、コートf MD軟膏がおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している4製品のうち、ステロイド成分としてプレドニゾロン(1g中2.5mg)を配合しているのはMD軟膏で、グリチルレチン酸(1g中5mg)も配合しています。効能・効果は湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん、しもやけです。添付文書の「製品の特徴」欄には「無香料、無着色、防腐剤フリーの軟膏タイプ」と記載されています。化膿している患部には使用しないでください。

1 かぶれ、あせもなどの炎症にすぐれた効果のある合成副腎皮質ホルモン「プレドニゾロン」、炎症を抑える「グリチルレチン酸」を配合。
2 無香料、無着色、防腐剤フリー。
3 カサカサした患部にも、ジュクジュクした患部にも使用できる、のびのよい軟膏基剤です。
3.クリームの塗り薬を探しているとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、コートf ATクリームがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している4製品のうち、剤形がクリームなのはATクリームで、ほかの3製品は軟膏です。有効成分の種類と分量はAT軟膏と同じです。メーカーの製品サイトでは、クリームについて「主に乾燥した患部に適しています。湿潤した患部には適しません。」と案内されています。

コートfATクリームは、このような症状の元である「炎症」を穏やかに抑える外用ステロイド・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)を配合しています。
皮膚のバリア機能が未成熟な子どもの湿疹・皮膚炎にもお使いいただけるクリームタイプの外用剤です。
コートfの選び方Q&A
一番効き目のよいコートfは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に、患部が化膿しているかどうかで選びましょう。
そのうえで、化膿を伴う湿疹・皮膚炎などに使う場合はフルコートf、化膿していない湿疹・皮膚炎などに使う場合はコートf MD軟膏、AT軟膏、ATクリームから選べます。各製品の成分は比較表で確認できます。
フルコートfとコートf(MD・AT)の違いは?
違いは次のとおりです。
・ステロイド成分:フルコートfはフルオシノロンアセトニド、MD軟膏はプレドニゾロン、AT軟膏・ATクリームはプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
・抗生物質:フルコートfはフラジオマイシン硫酸塩を配合。MD・ATには配合されていません
・効能・効果:フルコートfは化膿を伴う湿疹・皮膚炎などと化膿性皮膚疾患。MD・ATは湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみなどで、化膿している患部には使用しないこと
・剤形:フルコートf、MD軟膏、AT軟膏は軟膏、ATクリームはクリーム
コートfのステロイドのランクは?
4製品のうち、添付文書にステロイドのランクの記載があるのはフルコートfで、「製品の特徴」欄に、フルオシノロンアセトニドは「ストロングランクに分類されます」と記載されています。コートf MD軟膏・AT軟膏・ATクリームの添付文書にはランクの記載はありません。
メーカー(田辺ファーマ)のコートf AT・MDの製品サイトでは、コートf MD軟膏を「ウィークステロイド配合」、コートf ATを「マイルドランクの プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル配合」と案内しています。
使う製品は、比較表の効能・効果や「してはいけないこと」を確認して選び、迷う場合は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
コートfは子どもや赤ちゃんにも使える?何歳から?
4製品とも、添付文書の用法・用量に年齢による区分はなく、何歳から使えるかの記載はありません。用法・用量に関連する注意には「小児に使用させる場合には,保護者の指導監督のもとに使用させてください。」と記載されています。フルコートfの添付文書には、おむつのあたる部分に使うときは、ぴったりしたおむつやビニール製等の密封性のあるパンツの使用はしないことも記載されています。
赤ちゃんや小さな子どもに使う場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
コートfは顔や陰部に塗ってもいい?何日まで使える?
4製品とも、添付文書の「してはいけないこと」に、顔面には広範囲に使用しないことが記載されています。フルコートfは目、目の周囲には使用しないこと、顔、口唇などの粘膜に使用する人は使用前に相談することが、AT軟膏・ATクリームは目の周囲、粘膜等には使用しないことが記載されています。メーカー(田辺ファーマ)のコートf ATの製品サイトでは、「もともと皮膚が薄い顔面、頸部、陰部は薬剤の影響を受けやすいので特に注意してください。」と案内されています。
使用期間について、4製品とも添付文書に「長期連用しないでください」と記載され、5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう記載されています。メーカーの製品サイトでは「セルフメディケーションでは5~6日間を限度にお使いください。」と案内されています。顔や陰部に使う場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
妊娠中や授乳中に使える?
4製品とも、添付文書の「相談すること」に「妊婦又は妊娠していると思われる人」は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談するよう記載されています。
4製品とも授乳中の人についての記載はありませんが、これは使用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「用法・用量」の行)、同じ価格でも何日分になるかは用法・用量や使う範囲などによって変わるので、1日(または1回)あたりの費用で比べてみてください。

コートfAT軟膏は、このような症状の元である「炎症」を穏やかに抑える外用ステロイド・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)を
配合しています。皮膚のバリア機能が未成熟な子どもの湿疹・皮膚炎にもお使いいただける軟膏タイプの外用剤です。
コートfシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、フルコートf、コートf MD軟膏、コートf AT軟膏、コートf ATクリームの4種類が掲載されています(いずれも指定第2類医薬品、2026年11月時点)。
2026年11月時点でキュアベルに掲載していないため本記事では扱っていませんが、コートf ヘパメディ、コートf ヘパメディHDなどの商品もあります。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に使用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 5~6日間使用しても症状がよくならない
- 使用後に、発疹・発赤、かゆみなどの皮膚の症状や、患部にみずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状、持続的な刺激感があらわれた(製品によって、ほかにも症状が挙げられています)
- 患部が広範囲である(使用前に相談)
- 湿潤やただれがひどい(MD軟膏・AT軟膏・ATクリームは使用前に相談。フルコートfは湿潤、ただれのひどい患部には使用しない)
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(使用前に相談)
- 深い傷やひどいやけどがある(フルコートfの添付文書では使用前に相談)
他のシリーズと比べたい方へ
湿疹・かぶれ・あせもなどの皮膚症状の薬の選び方全体は、湿疹、かぶれ、あせもなどの皮膚症状におすすめの市販薬で解説しています。
- リンデロンVsは結局どれがいい?全5種類の違いを成分で比較|軟膏・クリーム・ローション・プレミアムの違いも
- ベトネベートクリームSとN軟膏ASの違いは?2種類の成分と効能・効果を比較
- ドルマイシン・テラマイシン・ドルマイコーチ・テラコートリルの違いは?成分と効能効果を比較
まとめ
コートfの4製品は、ステロイド成分、抗生物質の有無、効能・効果、剤形が異なります。化膿を伴う湿疹・皮膚炎などや化膿性皮膚疾患が効能・効果に含まれるのはフルコートfで、MD軟膏・AT軟膏・ATクリームは化膿している患部には使用しないよう添付文書に記載されています。MD軟膏とAT軟膏・ATクリームはステロイド成分が異なり、ATには軟膏とクリームがあります。
4製品とも顔面には広範囲に使用せず、長期連用しないでください。5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。迷ったときも、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「コートf」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したコートf以外にも、たくさんの皮膚の薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
関連記事
-
- 【2026年】アミノコラーゲン プレミアム(明治)の口コミ・評判は?飲みやすさ・価格を調査!
- 2026/07/24
-
- 足の臭いを徹底ケア!洗っても消えないニオイの原因と予防方法
- 2025/11/14
-
- 【比較表あり】ウナコーワは結局どれがいい?全4種類の違いを成分で比較|クールとクールα・エースプレミアムの違いも
- 2026/11/07
-
- 【2026年】アスタキサンチン(DHC)の口コミ・評判は?飲みやすさ・価格を調査!
- 2026/07/14
-
- 薬剤師が教える!シミやそばかす・肝斑に効くおすすめの市販薬とその選び方
- 2024/08/19
-
- 管理栄養士が解説!美容に関心がある方におすすめのコラーゲンサプリメント
- 2024/11/21