【比較表あり】トラベルミンは結局どれがいい?全6種類の違いを成分で比較|トラベルミンとトラベルミンRの違いも
トラベルミン(エーザイ)には、大人用・子ども用・家族用など複数の乗り物酔い薬があり、製品ごとに成分や服用できる年齢、1日の服用回数が異なります。
本記事では、キュアベルに掲載している6種類について、成分や服用できる年齢などの違いを各製品の添付文書をもとに表で比較しています。
パッケージや商品名だけで選ばず、成分の違いを知ったうえで、自分の状況に合った商品を選んでください。
※本記事はキュアベル編集部が、各製品の添付文書をもとに作成しています。
※このページはプロモーションが含まれます。
※掲載商品は2026年10月時点の情報です。
※掲載商品はいずれも第2類医薬品です。お使いの際は、製品の「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。
選び方① 服用する人の年齢で選ぶ
6製品の効能・効果は、いずれも「乗物酔(い)によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和」です。違いが大きいのは、服用できる年齢です。まずは、誰が服用するかを決めましょう。
15歳以上の大人だけが服用する場合
トラベルミンとトラベルミン1の用法・用量は「成人(15才以上)」だけで、15才未満は服用しないこととされています。
服用するのが15歳以上の大人だけの場合には、この2製品から選択するとよいでしょう。1日の服用回数と飲み方は選び方②で比べられます。
15歳以上が対象のトラベルミン
11歳以上が服用する場合
トラベルミンRは、成人(15才以上)と11才〜14才が1回1錠で、11才未満は服用しないこととされています。
11歳以上の子どもと大人が、同じ1回量(1錠)で服用する製品を探している場合には、トラベルミンRを選択するとよいでしょう。11才〜14才の小児は、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
11歳以上が対象のトラベルミン
5歳以上の子どもが服用する場合
トラベルミン・ジュニア、トラベルミン ファミリー、トラベルミン チュロップぶどう味の3製品は、5才から服用できます(5才未満は服用しないこと)。
トラベルミン・ジュニアの用法・用量は11才〜14才と5才〜10才だけで、15才以上の用量はありません。ファミリーとチュロップぶどう味は、15才以上の用量もあります。
5歳以上の子どもが服用する場合には、この3製品から選択するとよいでしょう。小児(5才〜14才)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
5歳以上が対象のトラベルミン
・トラベルミン・ジュニア(5〜14歳)
・トラベルミン ファミリー(5歳以上)
・トラベルミン チュロップぶどう味(5歳以上)
選び方② 1日の服用回数と飲み方で選ぶ
6製品とも、乗物酔いの予防には乗車船の30分前に服用します。1日の服用回数と、水で飲むか、かむか口中で溶かして飲むかは製品ごとに異なります。
| 1日の服用回数 | 飲み方 | |
|---|---|---|
| トラベルミン1 | 1回 | かむか、口中で溶かして服用 |
| トラベルミンR | 2回まで(4時間以上の間隔) | 水またはお湯で服用 |
| トラベルミン ファミリー | 2回まで(4時間以上の間隔) | かむか、口中で溶かして服用 |
| トラベルミン チュロップぶどう味 | 2回まで(4時間以上の間隔) | かむか、口中で溶かして服用 |
| トラベルミン | 3回まで(4時間以上の間隔) | 水またはお湯で服用 |
| トラベルミン・ジュニア | 3回まで(4時間以上の間隔) | 水またはお湯で服用 |
※表は横にスクロールできます。
トラベルミン1は、本記事で比較している6製品の中で1日1回の製品です。トラベルミン1とトラベルミン ファミリーは、添付文書の「製品の特徴」欄に「水なしで服用」できると記載されています。
6製品とも、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないでください(添付文書の「してはいけないこと」)。服用後に運転する予定がある場合は、服用しないでください。
1日1回のトラベルミン
かむか、口中で溶かして服用するトラベルミン
・トラベルミン1
・トラベルミン ファミリー
・トラベルミン チュロップぶどう味
水またはお湯で服用するトラベルミン
<トラベルミンシリーズ比較表>
| トラベルミン | トラベルミン1 | トラベルミンR | トラベルミン・ジュニア | トラベルミン ファミリー | チュロップぶどう味 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 |
| 服用できる年齢 | 15才以上 | 15才以上 | 11才以上 | 5才〜14才 | 5才以上 | 5才以上 |
| 1回量 | 1錠 | 1錠 | 1錠 | 11〜14才:2錠 5〜10才:1錠 | 15才以上・11〜14才:2錠 5〜10才:1錠 | 15才以上・11〜14才:2錠 5〜10才:1錠 |
| 1日の服用回数 | 3回まで | 1回 | 2回まで | 3回まで | 2回まで | 2回まで |
| 飲み方 | 水またはお湯で服用 | かむか、口中で溶かして服用 | 水またはお湯で服用 | 水またはお湯で服用 | かむか、口中で溶かして服用 | かむか、口中で溶かして服用 |
| 有効成分と分量 | ジフェンヒドラミンサリチル酸塩40mg、ジプロフィリン26mg(1錠中) | 塩酸メクリジン50mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.25mg(1錠中) | ジフェニドール塩酸塩16.6mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.16mg、無水カフェイン30mg、ピリドキシン塩酸塩5mg(1錠中) | ジフェンヒドラミンサリチル酸塩20mg、ジプロフィリン13mg(1錠中) | 塩酸メクリジン25mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.16mg(2錠中) | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩1.33mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.166mg(11才以上の1回量2錠中) |
| 効能・効果 | 乗物酔によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 | 乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 | 乗物酔によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 | 乗物酔によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 | 乗物酔によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 | 乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和 |
| 服用後の乗物又は機械類の運転操作 | しないこと | しないこと | しないこと | しないこと | しないこと | しないこと |
| 緑内障の診断を受けた人 | 服用しないこと | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用しないこと | 服用前に相談 | 服用前に相談 |
| 前立腺肥大の診断を受けた人 | 服用しないこと | 記載なし※ | 記載なし※ | 服用しないこと | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 授乳中の人 | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける | 記載なし※ | 記載なし※ | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける | 記載なし※ | 記載なし※ |
| 妊婦又は妊娠していると思われる人 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 | 服用前に相談 |
| 製造販売元 | アルフレッサファーマ | エーザイ | アルフレッサファーマ | アルフレッサファーマ | アルフレッサファーマ | 高市製薬 |
※表は横にスクロールできます。
※「記載なし」は、各製品の添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」に該当項目の記載がないことを示すもので、服用が推奨されることを意味するものではありません。妊娠中・授乳中の方は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
※トラベルミン1・トラベルミンR・トラベルミン ファミリー・チュロップぶどう味の添付文書では、「緑内障,心臓病」の診断を受けた人と高齢者が、服用前に相談する対象として記載されています。
※販売元は、トラベルミン1以外の5製品がエーザイです(トラベルミン1は製造販売元がエーザイ)。
※トラベルミンとトラベルミン・ジュニアの添付文書(2026年5月改訂)では、「してはいけないこと」に「過量服用しないでください。」が記載されています。
※トラベルミン チュロップぶどう味は、PMDAに掲載されている文書が外箱の表示です。本記事では、外箱の表示も「添付文書」と表記しています。
トラベルミンシリーズの特徴
比較表で紹介した6商品について、詳しく解説します。
1.トラベルミン

トラベルミンは、乗りもの酔い症状の予防及び緩和に有効な、大人用の乗りもの酔い薬です。
酔う心配がある場合、乗る30分前の服用により、乗りもの酔い症状が予防できます。
また、酔ってしまった時でも、服用によって乗りもの酔い症状である「めまい」「吐き気」「頭痛」を改善し、旅行を楽しむことができます。
【特徴】
●成人(15才以上)が服用する錠剤。15才未満は服用しないこと
●ジフェンヒドラミンサリチル酸塩40mg、ジプロフィリン26mgを配合(1錠中)
●1回1錠を水またはお湯で服用。4時間以上の間隔をおいて1日3回まで
●添付文書の「製品の特徴」欄には「大人用の乗りもの酔い薬」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●服用するのは15歳以上の大人
●水またはお湯で飲む錠剤がよい
※「緑内障,前立腺肥大」の診断を受けた人は服用しないでください。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。過量服用しないでください。服用中にアルコール類を飲むと、薬の作用が強くあらわれることがあると記載されています。
2.トラベルミン1

ラムネのようにサッと溶ける速崩タイプです。飛行機、車、船などでの移動中でも水なしで服用いただけます。
酔ってからでも効く成分を配合しております。予防はもちろん乗りもの酔いによる吐き気やめまいをしずめる効果もあります。
【特徴】
●成人(15才以上)が服用する錠剤。15才未満は服用しないこと
●塩酸メクリジン50mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.25mgを配合(1錠中)
●1回1錠を1日1回、かむか、口中で溶かして服用(乗物酔いの予防には乗車船30分前)
●添付文書の「製品の特徴」欄に「飛行機,車,船などでの移動中でも水なしで服用いただけます」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●服用するのは15歳以上の大人
●1日1回の服用にしたい
●かむか、口中で溶かして飲む錠剤がよい
3.トラベルミンR

トラベルミンRは、眠気が比較的少なく、酔ってからでも効く成分を配合しています。
バスや電車などで移動する間でも旅行を楽しんでいただけます。
トラベルミンRは、11才以上のお子様から大人の方まで服用いただけます。
【特徴】
●11才から服用可能(成人(15才以上)、11才〜14才とも1回1錠)
●ジフェニドール塩酸塩16.6mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.16mg、無水カフェイン30mg、ピリドキシン塩酸塩5mgを配合(1錠中)
●水またはお湯で服用。4時間以上の間隔をおいて1日2回まで
●本記事で比較している6製品の中で、無水カフェインを配合しているのはトラベルミンRです
【こんな時におすすめ】
●11歳以上の子どもと大人が、同じ1回量(1錠)で服用したい
●水またはお湯で飲む錠剤がよい
※服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないでください(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあると記載されています)。11才〜14才の小児は、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
4.トラベルミン・ジュニア

トラベルミン・ジュニアは、乗りもの酔い症状の予防及び緩和に有効な、子供用の乗りもの酔い薬です。
酔う心配がある場合、乗る30分前の服用により、乗りもの酔い症状が予防できます。
また、酔ってしまった時でも、服用によって乗りもの酔い症状である「めまい」「吐き気」「頭痛」を改善し、旅行を楽しむことができます。
【特徴】
●5才〜14才が服用する錠剤(11才〜14才は1回2錠、5才〜10才は1回1錠)。5才未満は服用しないこと
●ジフェンヒドラミンサリチル酸塩20mg、ジプロフィリン13mgを配合(1錠中)
●水またはお湯で服用。4時間以上の間隔をおいて1日3回まで
●添付文書の「製品の特徴」欄には「子供用の乗りもの酔い薬」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●5〜14歳の子どもが服用する
●かんだり口中で溶かしたりせず、水またはお湯で飲む錠剤を子どもに使いたい
※「緑内障,前立腺肥大」の診断を受けた人は服用しないでください。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。過量服用しないでください。小児(5才〜14才)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。添付文書には「修学旅行などに持たせる場合には,事前に用法,用量など,服用方法をよく指導してください。」と記載されています。
5.トラベルミン ファミリー

トラベルミン ファミリーは、乗りもの酔い症状の予防及び緩和に有効な乗りもの酔い薬です。
トラベルミン ファミリーは、ラムネのようにフワッと溶ける速崩タイプなので、旅行中のバスや電車などの移動中でも水なしで服用できます。
また、酔ってからでも効く成分を配合しているので、旅行を楽しんでいただけます。
トラベルミン ファミリーひとつで、5才以上のお子様から大人の方まで服用いただけます。
【特徴】
●5才から服用可能(成人(15才以上)と11才〜14才は1回2錠、5才〜10才は1回1錠)
●塩酸メクリジン25mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.16mgを配合(2錠中)
●かむか、口中で溶かして服用。4時間以上の間隔をおいて1日2回まで
●添付文書の「製品の特徴」欄に「移動中でも水なしで服用できます」「5才以上のお子様から大人の方まで服用いただけます」と記載されています
【こんな時におすすめ】
●年齢に応じた量で、5歳以上の子どもから大人まで同じ製品を使いたい(5歳未満は服用しないこと)
●かむか、口中で溶かして飲む錠剤がよい
※小児(5才〜14才)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
6.トラベルミン チュロップぶどう味

お子様が服用しやすいドロップタイプなので、出発前のあわただしいときや気分が悪くなったときでも、その場ですぐに服用できます。
【特徴】
●5才から服用可能(15才以上及び11才〜14才は1回2錠、5才〜10才は1回1錠)
●d-クロルフェニラミンマレイン酸塩1.33mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.166mgを配合(11才以上の1回量2錠中)
●かむか、口中で溶かして服用。4時間以上の間隔をおいて1日2回まで
●服用する時は1錠ずつとし、1度に2錠を口中に入れないこと
【こんな時におすすめ】
●年齢に応じた量で、5歳以上の子どもから大人まで同じ製品を使いたい(5歳未満は服用しないこと)
●かむか、口中で溶かして飲む錠剤がよい
※添付文書には「かみにくい場合は,歯を傷めることなどのないように,溶かして服用してください。」「誤って喉につまらせないように,十分に注意してください。」と記載されています。小児(5才〜14才)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。まれに再生不良性貧血、無顆粒球症の重篤な症状が起こることがあり、その場合は直ちに医師の診療を受けるよう記載されています。
商品による成分の違い
6製品の有効成分の組み合わせは、次の4通りです。
・ジフェンヒドラミンサリチル酸塩+ジプロフィリン:トラベルミン、トラベルミン・ジュニア
・塩酸メクリジン+スコポラミン臭化水素酸塩水和物:トラベルミン1、トラベルミン ファミリー
・ジフェニドール塩酸塩+スコポラミン臭化水素酸塩水和物+無水カフェイン+ピリドキシン塩酸塩:トラベルミンR
・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩+スコポラミン臭化水素酸塩水和物:トラベルミン チュロップぶどう味
6製品とも、服用している間は他の乗物酔い薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、アレルギー用薬等)を使用しないよう記載されています(トラベルミン1・R・ファミリー・チュロップぶどう味は、胃腸鎮痛鎮痙薬も含みます)。
トラベルミン内のおすすめ(商品選択のポイントは?)
1.1日1回の服用で済ませたいとき(15歳以上)
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、トラベルミン1がおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している6製品の中で、用法・用量が「1回1錠を1日1回」なのはトラベルミン1です。乗物酔いの予防には乗車船30分前に、かむか口中で溶かして服用します。15才未満は服用しないでください。

ラムネのようにサッと溶ける速崩タイプです。飛行機、車、船などでの移動中でも水なしで服用いただけます。
酔ってからでも効く成分を配合しております。予防はもちろん乗りもの酔いによる吐き気やめまいをしずめる効果もあります。
2.5歳以上の子どもと大人で同じ製品を使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、トラベルミン ファミリーとトラベルミン チュロップぶどう味がおすすめ候補です。
2製品とも、15才以上と11才〜14才は1回2錠、5才〜10才は1回1錠で、かむか口中で溶かして服用し、1日2回までです。有効成分は、ファミリーが塩酸メクリジンとスコポラミン臭化水素酸塩水和物、チュロップぶどう味がd-クロルフェニラミンマレイン酸塩とスコポラミン臭化水素酸塩水和物です。5才未満は服用しないでください。

トラベルミン ファミリーは、乗りもの酔い症状の予防及び緩和に有効な乗りもの酔い薬です。
トラベルミン ファミリーは、ラムネのようにフワッと溶ける速崩タイプなので、旅行中のバスや電車などの移動中でも水なしで服用できます。
また、酔ってからでも効く成分を配合しているので、旅行を楽しんでいただけます。
トラベルミン ファミリーひとつで、5才以上のお子様から大人の方まで服用いただけます。

お子様が服用しやすいドロップタイプなので、出発前のあわただしいときや気分が悪くなったときでも、その場ですぐに服用できます。
3.水またはお湯で飲む錠剤を5〜10歳の子どもに使いたいとき
どれが効果が良いとは一概に言えませんが、トラベルミン・ジュニアがおすすめ候補のひとつです。
本記事で比較している6製品のうち、水またはお湯で服用する製品はトラベルミン、トラベルミンR、トラベルミン・ジュニアの3製品で、このうち5才〜10才の用量があるのはトラベルミン・ジュニアです(5才〜10才は1回1錠、11才〜14才は1回2錠)。「緑内障,前立腺肥大」の診断を受けた人は服用しないでください。

トラベルミン・ジュニアは、乗りもの酔い症状の予防及び緩和に有効な、子供用の乗りもの酔い薬です。
酔う心配がある場合、乗る30分前の服用により、乗りもの酔い症状が予防できます。
また、酔ってしまった時でも、服用によって乗りもの酔い症状である「めまい」「吐き気」「頭痛」を改善し、旅行を楽しむことができます。
トラベルミンの選び方Q&A
一番効き目のよいトラベルミンは?
個々の商品の比較データはなく、主な症状によっても変わるため、一概にお答えすることができません。まずは選び方①を参考に、服用する人の年齢に合う製品を選びましょう。
そのうえで、例として1日1回の服用にしたい15歳以上の方はトラベルミン1、かむか口中で溶かして飲む製品がよい場合はトラベルミン1・トラベルミン ファミリー・トラベルミン チュロップぶどう味から選べます。
トラベルミンとトラベルミンRの違いは?
効能・効果はどちらも「乗物酔によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和」で、乗物酔いの予防には乗車船30分前に水またはお湯で服用する錠剤です。添付文書に記載されている違いは次のとおりです。
・有効成分と分量(1錠中):トラベルミンはジフェンヒドラミンサリチル酸塩40mg、ジプロフィリン26mg。トラベルミンRはジフェニドール塩酸塩16.6mg、スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.16mg、無水カフェイン30mg、ピリドキシン塩酸塩5mg
・服用できる年齢:トラベルミンは成人(15才以上)で、15才未満は服用しないこととされています。トラベルミンRは成人(15才以上)と11才〜14才で、11才未満は服用しないこととされています
・1回量と1日の服用回数:1回量はどちらも1錠です。トラベルミンは4時間以上の間隔をおいて1日3回まで、トラベルミンRは4時間以上の間隔をおいて1日2回まで服用できます
・使用上の注意:トラベルミンは「緑内障,前立腺肥大」の診断を受けた人と授乳中の人が「してはいけないこと」に記載されています。トラベルミンRは「緑内障,心臓病」の診断を受けた人と高齢者が、服用前に相談する対象です
トラベルミンRについて、メーカー(エーザイ)の公式サイトでは「眠気の比較的少ない成分を配合」と案内されています。ただし、眠気については、どちらの添付文書にも、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないよう記載されています(トラベルミンは「眠気等」、トラベルミンRは「眠気や目のかすみ,異常なまぶしさ等の症状」があらわれることがあると記載)。また、どちらも服用後に眠気などの症状の持続又は増強が見られた場合は、服用を中止して医師、薬剤師または登録販売者に相談するよう記載されています。
子どもは何歳からトラベルミンを飲める?
製品によって異なります。5才から服用できるのはトラベルミン・ジュニア、トラベルミン ファミリー、トラベルミン チュロップぶどう味、11才からはトラベルミンR、15才からはトラベルミンとトラベルミン1です。本記事で比較している6製品は、いずれも5才未満は服用しないこととされています。
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。5歳未満の子どもの乗り物酔いについては、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
妊娠中や授乳中に服用できる?
6製品とも、添付文書で「妊婦又は妊娠していると思われる人」が服用前に相談する対象として記載されています。また、トラベルミンとトラベルミン・ジュニアは「授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください。」と記載されています。
そのほかの製品も含め、妊娠中・授乳中の方は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
どれがコスパいいの?
価格は販売店や時期によって変わるため、キュアベルの各商品ページで確認してください。キュアベルの各商品ページでは、メーカー希望小売価格だけでなく、主要ECサイトの販売価格も比較できます。用法・用量は製品ごとに異なり(比較表の「1回量」「1日の服用回数」の行)、同じ価格でも何日分になるかは1回量や1日の服用回数などによって変わるので、1日あたりの費用で比べてみてください。各商品の価格はトラベルミンシリーズの一覧で確認できます。

トラベルミン ファミリーは、乗りもの酔い症状の予防及び緩和に有効な乗りもの酔い薬です。
トラベルミン ファミリーは、ラムネのようにフワッと溶ける速崩タイプなので、旅行中のバスや電車などの移動中でも水なしで服用できます。
また、酔ってからでも効く成分を配合しているので、旅行を楽しんでいただけます。
トラベルミン ファミリーひとつで、5才以上のお子様から大人の方まで服用いただけます。
トラベルミンシリーズって何種類くらいあるの?
キュアベルには、トラベルミン、トラベルミン1、トラベルミンR、トラベルミン・ジュニア、トラベルミン ファミリー、トラベルミン チュロップぶどう味の6種類(いずれも第2類医薬品)が掲載されています(2026年10月時点)。
こんな症状は受診を
添付文書では、次のような場合に服用を中止したり、医師、薬剤師または登録販売者に相談したりするよう記載されています。症状が重いときや続くときは、医療機関を受診しましょう。
- 服用後に、発疹・発赤、かゆみ、排尿困難などがあらわれた(記載される症状は製品により異なり、トラベルミン・トラベルミン・ジュニア・Rでは動悸、トラベルミン1・R・ファミリー・チュロップぶどう味では頭痛、顔のほてり、異常なまぶしさ、トラベルミンRでは浮動感、不安定感も記載)
- 服用後の口のかわき、眠気(トラベルミン1・R・ファミリー・チュロップぶどう味では便秘、目のかすみも)が続く、または強くなる
- 医師の治療を受けている、または薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある(服用前に相談)
- 排尿困難の症状がある(服用前に相談)
- てんかん、甲状腺機能障害の診断を受けている(トラベルミン・トラベルミン・ジュニアの添付文書に、服用前に相談と記載)
- 青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、突然の高熱、さむけ、のどの痛みなどがあらわれた(チュロップぶどう味の添付文書に、再生不良性貧血・無顆粒球症の症状として、直ちに医師の診療を受けるよう記載)
他のシリーズと比べたい方へ
乗り物酔いの薬の選び方全体は、乗り物酔いにおすすめの市販薬で解説しています。
まとめ
トラベルミンの6製品は、効能・効果はいずれも「乗物酔(い)によるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和」で、有効成分、服用できる年齢、1日の服用回数、飲み方が異なります。服用できる年齢は、トラベルミンとトラベルミン1が15才以上、トラベルミンRが11才以上、ファミリーとチュロップぶどう味が5才以上、トラベルミン・ジュニアが5才〜14才です。1日1回はトラベルミン1、かむか口中で溶かして飲むのはトラベルミン1・ファミリー・チュロップぶどう味です。
6製品とも、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないでください。迷ったときは薬剤師または登録販売者に相談し、服用後にいつもと違う症状があらわれた場合は服用を中止して相談してください。
キュアベルで自分だけの比較表を作る
薬の検索サイト「キュアベル」を使えば、気になった薬を選んで自分だけの比較表を簡単に作ることができます。価格や成分、効能・効果などを横並びで見比べられるため、ドラッグストアや薬局に行く前の事前リサーチにも役立ちます。
比較表の作り方
1.上のボタンから、キュアベルの「トラベルミン」シリーズの一覧ページを開きます。
2.比べたい商品の下にある「商品を比較する」を押します(2つ以上選べます)。
3.画面の下に表示される「商品を比較する」ボタンを押すと、選んだ商品の比較表が表示されます。
今回ご紹介したトラベルミン以外にも、たくさんの乗り物酔いの薬が登録されています。ぜひ自身の手で比較して、自分に合った商品を見つけてみましょう。
<参考文献>
- トラベルミン 製品情報(エーザイ 公式サイト)
- トラベルミン1 製品情報(エーザイ 公式サイト)
- トラベルミンR 製品情報(エーザイ 公式サイト)
- トラベルミン・ジュニア 製品情報(エーザイ 公式サイト)
- トラベルミン ファミリー 製品情報(エーザイ 公式サイト)
- トラベルミン チュロップぶどう味 製品情報(エーザイ 公式サイト)
- トラベルミン 添付文書(PMDA、第9版、2026年5月改訂)
- トラベルミン1 添付文書(PMDA、第4版)
- トラベルミンR 添付文書(PMDA、第6版)
- トラベルミン・ジュニア 添付文書(PMDA、第9版、2026年5月改訂)
- トラベルミン ファミリー 添付文書(PMDA、第8版)
- トラベルミン チュロップぶどう味 外箱表示(PMDA、第6版)