錠剤タイプ
継続的に服用したい方におすすめです。主成分であるフルスルチアミンの含有量がドリンク剤よりも多いのがポイントです。
疲れや目・肩・腰の症状などに効く市販薬といえばアリナミンシリーズを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。アリナミンシリーズにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や成分、効能効果などが異なります。パッケージや商品名の雰囲気で商品を選ぶのではなく、成分の違いから自分にあった商品を選ぶようにしましょう。
※掲載している商品の選定、商品画像や価格、特徴、対応レベル目安などはCureBellの情報を基にしており、監修者によるものではありません。
目次
アリナミンシリーズには、錠剤タイプとドリンクタイプがあります。錠剤タイプには医薬品と指定医薬部外品の商品がありますが、ドリンクタイプは指定医薬部外品のみがドラッグストアはなどで購入可能です。
継続的に服用したい方におすすめです。主成分であるフルスルチアミンの含有量がドリンク剤よりも多いのがポイントです。
今日1日踏ん張りたい場合など、今対処したい疲れにおすすめです。特にカフェインを含有する商品は効果を実感しやすいでしょう。
医薬品のアリナミンは指定医薬部外品の製品より、価格が高い傾向にあるものの、全体的に有効成分の配合量が多く、効果も期待できるでしょう。今回はアリナミンシリーズの医薬品について詳しく解説していきます。
アリナミンシリーズに含まれる成分について解説します。
体のエネルギー源である糖質の代謝に関与し、エネルギーの産生を高める役割をしています。筋肉・神経の働きを円滑にし、眼精疲労をはじめ、身体の疲れなどに効果を発揮します。
フルスルチアミンはビタミンB1の誘導体で、ビタミンB1に比べ、細胞内によく取り込まれるとされています※1。
※1 医療用医薬品フルスルチアミン錠25mg「トーワ」添付文書より
特に脂質の代謝とエネルギーづくりに関与しています。
タンパク質の代謝とエネルギーづくりに関与しています。
一部のタンパク質、脂質の代謝をサポートしています。末梢神経を構成する核酸やリン脂質を増加させる役割を持っており、神経を修復する作用もあります。メコバラミンは、医療用医薬品メチコバールで知られる成分です。
自律神経の働きをサポートします。
末梢の血液循環に関与し、栄養素の運搬などをサポートします。
体内で補酵素として働き、脂質、糖質、タンパク質の代謝に関与しています。
アリナミンシリーズの主な違いについて解説します。









【特徴】
【こんな時におすすめ】









【特徴】
【こんな時におすすめ】









【特徴】
【こんな時におすすめ】









【特徴】
【こんな時におすすめ】







【特徴】
【こんな時におすすめ】
アリナミンEXプラスとアリナミンメディカルゴールドは、どちらもビタミンB12を配合していますが、その種類は異なります。アリナミンEXプラスにはシアノコバラミン(ビタミンB12)が配合され、アリナミンメディカルゴールドにはメコバラミン(ビタミンB12)が配合されています。
シアノコバラミンは、体内で速やかに活性型のメコバラミンなどに変換されます。生体内補酵素型ビタミンB12であるメコバラミンは、シアノコバラミンと比較し、動物実験において、神経細胞内の小器官への移行がよいとされています※2。
※2 医療用医薬品メチコバール錠添付文書より
疲れがだるい・重いと感じる疲れなのか、特に目・肩・腰の症状がつらい疲れなのかを判断して商品を選択すると良いでしょう。
目・肩・腰は気にならないという場合には、アリナミンAやアリナミンA50を選ぶことで価格を抑えることができます。
アリナミンEXプラスやアリナミンメディカルゴールドなどが候補となり、より効き目を求める場合には、アリナミンメディカルゴールドを選ぶと良いでしょう。
ただし、アリナミンEXプラスは特に人気商品のため、量販店で特売されている時などがあり、比較的コスパが良いといえます。
<アリナミンシリーズの選び方と一覧>
効能効果に「妊娠・授乳期の栄養補給」と記載がある商品は、基本的に服用できます。ただしドリンク剤には、カフェインが含まれる商品があるため、用法用量を守り、カフェインの摂りすぎには注意してください。
効果を感じられる場合や肉体疲労時などビタミン補給が目的の場合は、用法・用量を守って服用することは問題ありません。
なお、1か月程度服用しても症状がよくならない場合は、服用を中止し、医療機関に受診するようにしましょう。
以下に1つでも当てはまる場合は、医療機関を受診しましょう。
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